110 / 116
信頼編
第百八話 レオと焔
しおりを挟む
久しぶりにレオとの1対1の対面を果たす焔であったが、どうやらもう一人練習場にいるようだった。その姿を捉えた焔は慌てて声をかける。
「おいおい! どうしたリンリン!?」
練習場の隅で疲れ果てたように大の字でリンリンは倒れていた。
「焔……レオ教官……ばち強いネ。攻撃当たってたのに全く効かなかったヨ……」
「なるほど……昔の俺とおんなじだな」
「……そう言えば、焔もレオ教官と戦ったことあるんだったネ」
「ああ。俺も最初の五分間だけ攻撃当て放題だったんだけど、全然効かなくて……で、その後ボコボコにされたわ」
そう言って、焔は笑いそれにつられるようにリンリンも笑顔を見せたが、内心ヒヤッとしていた。
(あたしはガード越しに一発貰っただけでこんな有様なのに、焔はボコボコにやられるまで耐えてたってことネ……あの時、あたしの全力の蹴り入れても焔倒せてなかったんじゃ……)
まだ見ぬ焔の力を垣間見たリンリン。そのリンリンの元を離れ、焔はようやくレオと対峙する。
「どうだ? 体は温まってるか?」
レオは首の骨を鳴らしながら焔に尋ねる。焔も準備運動をしながらその問いに答える。
「いや、もう熱々ですよ。今なら注意しないとレオさんでも火傷しますよ」
「ほお……そいつは楽しみだ」
少しの沈黙が流れる。その緊張感からもうそろそろ焔とレオの対決が始まることを察したのか、リンリンは起き上がり、二人の姿をしっかりと捉える。
その静けさを壊さぬようレオはゆっくりと二度焔に向かって人差し指だけで手招きする。
「全力で来い。どこまで成長したか見てやるよ」
「そんじゃ……お言葉に甘えて……」
そのまま焔は棒立ちの状態から一気に加速する。距離を詰めてくる焔に対し、レオは焦ることなくじっくり観察する。
(なるほど。これが疾兎暗脚もどきか。こりゃ速いな。それに第三試験でシンが言ってた通りだな。疾兎暗脚とは原理は違うが、性能は同じ。とは言っても、完成された疾兎暗脚と比べたらまだまだだが、伸びしろは十分ある。マサさんとは違った力だ……面白い!)
レオとの距離を詰める焔は更に脚に力を入れる。
もういっちょ!!
もう一段ギアを入れた焔はレオが予想したよりも速くに懐に潜り込む。予想を裏切られたレオは一瞬驚いたが、すぐに口角が上がった。
(これは第二試験で見せた途中からの超加速。野郎……力押さえてやがったな)
こっから、急停止した反動全部拳に乗せてレオさんにぶつけるッ!!
ズドンッ!!
焔の放った右拳はレオの脇腹に突き刺さる。物凄い衝撃がレオの身体から焔の拳にも伝わる。
「……決まったネ!」
手応えあり! これならレオさんでも……。
相当自分でもしっくり来たのだろう。焔はレオの顔を見上げて覗き込む。最初は無表情だったレオ……しかし、次の瞬間、同じように焔の顔を覗き込み、不敵な笑みを浮かべた。
焔の全身に悪寒が走る。自身の渾身の一撃を受けたのにも関わらず、まるで全然効いていないような表情。そして、得体の知れない不気味さを感じ取った焔はすぐさまその場を離れる。
「なるほど……前よりかは腰の入ったパンチ打てるようになったじゃねえか」
「そりゃどうも(マジかよ。けっこう自信あったんですけど……)」
ピンピンしているレオに流石の焔も笑顔が引きつる。直後、レオは指に力を入れ骨を鳴らし始めた。
「そんじゃあ、これは俺からの餞別だ。しっかり受け取れよ」
「え?」
言葉の意味を考える間なんてほぼなかった。すでにレオは焔の目の前まで距離を詰めていた。あまりに一瞬の出来事で、焔は言葉も出なかった。
マジかよッ!? この人こんなにデカいのにシンさん並みに速ええ!
「歯食いしばれッ……!」
腹に来る!! ガードは間に合わねえ! 力入れろ!
レオが放った一撃は焔の腹に深く差し込まれる。
「焔ー!!」
リンリンの叫び虚しく焔ははるか後方に吹っ飛ばされる。床に背中から落ちた焔に対し、すぐさまリンリンは駆け寄り、声をかける。
「焔!! 大丈夫カ? 焔!!」
焔の身体を揺すり声をかけるリンリン。そんな心配をよそに焔は勢いよく飛び上がる。
「……プハー!! はあー、死ぬかと思った」
「だ、大丈夫だったんカ、焔!?」
「いやー、大丈夫ってわけでもないんだけど、なんとか(あっぶねー! うしろに飛び退いといて正解だったぜ)」
(ほお、前回はこれで終いだったが……なるほど、耐久力もまあまあ上がったみたいじゃねえか。シンの野郎……ちゃんと師匠してるみたいだな)
ニヤリと笑うレオ。今度は焔、リンリンの二人に向かって手招きをする。
「今度は二人で来い。1時間以内に俺をダウンさせたらお前たちの勝ちってことにしてやるよ」
「へえー、そんじゃあ俺たちが勝ったら何してくれるんすか?」
「……シンの技を一つ教えてやるよ」
その言葉に焔、リンリンは目を見開く。
「え!? レオさんってシンさんの技使えるんすか!?」
「レオ教官も忍者なのカ!?」
「違げえよ。昔、色んな武術学んでた時にあいつの技も教わったんだよ」
そこで総督がレオの説明をした時のことを思い出した。レオは色んな武術を学んでそれを一つの武術に昇華したということを。焔は今まで全くもってシンから技を教えてもらったことがなかったので、レオの話を聞き、思わず拳に力が入る。
「その言葉忘れないでくださいね」
「ああ、男に二言はねえ」
その言葉を聞くと、焔はニヤリと笑った。
「よし! そんじゃあ、行くぞリンリン!」
「おー! やってやるネ!」
そう言って、焔とリンリンは同時に飛び込む。不敵に笑う屈強な男を倒すために。
―――一時間後。
「なんか俺だけボコられ過ぎじゃね?」
焔の顔はとんでもなく腫れあがっていた。
「男ならそんぐらい耐えろ」
「アハハ、でも結局一回もダウンさせることできなかったネ」
「ああ、マジで完敗だわ。レオさんってシンさんよりも強いんじゃないですか?」
笑って尋ねる焔であったが、
「いや、どうだろうな。あいつの底は知れねえからな」
と、焔たちの予想を裏切り、レオはしんみりと返答した。その答えに焔は心のどこかで納得していた。
「ほら、これやるよ。焔」
レオは焔にある物を投げ渡す。
「おっとっと……グローブ?」
それは指の部分が出ているフィンガーレスグローブであった。
「おー、それナックルっつってな。パンチ力が最高2倍まで引き上げることができるグローブだ。俺とリンリンはもうちょっとごついやつ使うんだが、お前は剣も使うからちょうどいいだろ」
「マジすか! あざっす!」
「よし! お前らもう帰っていいぞ。ハクのとこもちょうど終わったみたいだからな」
「わかりました。お疲れした!」
「お疲れさまネ!」
そう言って、二人は先に練習場を後にする。
―――しばらくして、練習場に一人の男が入ってきた。その姿を見てレオは、めんどくさそうに笑う。
「おいおい、何しに来たんだ……シン」
「あれ? その態度はないんじゃない? 勝手に俺のことだしにしてさ」
「しゃーねえだろ。あいつらの本気を引き出すにはちょうど良かったんだよ。それに勝ったからどうでもいいだろ」
「ま、別にいいけど……で、何本持ってかれたの?」
急にシンの口調が変わる。その変化にピクリとレオも反応する。
「……3本ってところか」
そう言って、レオは最初に焔に殴られた場所に手を当てる。その言葉を聞き、シンはニヤリと笑う。
「お! 3本か! 俺はよくて2本ぐらいだと思ってたのにな。やるねー、焔。というか、レオもそんな状態で二人の相手とか大変だったでしょ」
「ま、ちょうどいいハンデだったぜ……それより、お前焔に何も技教えてねえんだよな?」
念を押すように聞いてくるレオにシンは少し不思議に思ったが、
「教えてないよ」
その言葉を聞いた途端、なぜかレオの口角は上がった。
「だが、あいつの攻撃には合点衝突に似たものを感じたぜ」
その話にシンは一瞬動きが止まる。だが、すぐに頭を掻き困ったような表情を浮かべる。
「あらら、マジ? まあ、あれコツ掴めば案外すぐできちゃうからね」
「簡単に言ってくれるぜ。普通に教えりゃいいものを。相変わらずお前の考えていることは読めねえぜ」
「え? 本当に? レオならわかってくれると思ったんだけどな。だから、負けなかったんでしょ?」
少しの沈黙の後、レオはフッと笑う。
「そんなんじゃねえよ」
「おいおい! どうしたリンリン!?」
練習場の隅で疲れ果てたように大の字でリンリンは倒れていた。
「焔……レオ教官……ばち強いネ。攻撃当たってたのに全く効かなかったヨ……」
「なるほど……昔の俺とおんなじだな」
「……そう言えば、焔もレオ教官と戦ったことあるんだったネ」
「ああ。俺も最初の五分間だけ攻撃当て放題だったんだけど、全然効かなくて……で、その後ボコボコにされたわ」
そう言って、焔は笑いそれにつられるようにリンリンも笑顔を見せたが、内心ヒヤッとしていた。
(あたしはガード越しに一発貰っただけでこんな有様なのに、焔はボコボコにやられるまで耐えてたってことネ……あの時、あたしの全力の蹴り入れても焔倒せてなかったんじゃ……)
まだ見ぬ焔の力を垣間見たリンリン。そのリンリンの元を離れ、焔はようやくレオと対峙する。
「どうだ? 体は温まってるか?」
レオは首の骨を鳴らしながら焔に尋ねる。焔も準備運動をしながらその問いに答える。
「いや、もう熱々ですよ。今なら注意しないとレオさんでも火傷しますよ」
「ほお……そいつは楽しみだ」
少しの沈黙が流れる。その緊張感からもうそろそろ焔とレオの対決が始まることを察したのか、リンリンは起き上がり、二人の姿をしっかりと捉える。
その静けさを壊さぬようレオはゆっくりと二度焔に向かって人差し指だけで手招きする。
「全力で来い。どこまで成長したか見てやるよ」
「そんじゃ……お言葉に甘えて……」
そのまま焔は棒立ちの状態から一気に加速する。距離を詰めてくる焔に対し、レオは焦ることなくじっくり観察する。
(なるほど。これが疾兎暗脚もどきか。こりゃ速いな。それに第三試験でシンが言ってた通りだな。疾兎暗脚とは原理は違うが、性能は同じ。とは言っても、完成された疾兎暗脚と比べたらまだまだだが、伸びしろは十分ある。マサさんとは違った力だ……面白い!)
レオとの距離を詰める焔は更に脚に力を入れる。
もういっちょ!!
もう一段ギアを入れた焔はレオが予想したよりも速くに懐に潜り込む。予想を裏切られたレオは一瞬驚いたが、すぐに口角が上がった。
(これは第二試験で見せた途中からの超加速。野郎……力押さえてやがったな)
こっから、急停止した反動全部拳に乗せてレオさんにぶつけるッ!!
ズドンッ!!
焔の放った右拳はレオの脇腹に突き刺さる。物凄い衝撃がレオの身体から焔の拳にも伝わる。
「……決まったネ!」
手応えあり! これならレオさんでも……。
相当自分でもしっくり来たのだろう。焔はレオの顔を見上げて覗き込む。最初は無表情だったレオ……しかし、次の瞬間、同じように焔の顔を覗き込み、不敵な笑みを浮かべた。
焔の全身に悪寒が走る。自身の渾身の一撃を受けたのにも関わらず、まるで全然効いていないような表情。そして、得体の知れない不気味さを感じ取った焔はすぐさまその場を離れる。
「なるほど……前よりかは腰の入ったパンチ打てるようになったじゃねえか」
「そりゃどうも(マジかよ。けっこう自信あったんですけど……)」
ピンピンしているレオに流石の焔も笑顔が引きつる。直後、レオは指に力を入れ骨を鳴らし始めた。
「そんじゃあ、これは俺からの餞別だ。しっかり受け取れよ」
「え?」
言葉の意味を考える間なんてほぼなかった。すでにレオは焔の目の前まで距離を詰めていた。あまりに一瞬の出来事で、焔は言葉も出なかった。
マジかよッ!? この人こんなにデカいのにシンさん並みに速ええ!
「歯食いしばれッ……!」
腹に来る!! ガードは間に合わねえ! 力入れろ!
レオが放った一撃は焔の腹に深く差し込まれる。
「焔ー!!」
リンリンの叫び虚しく焔ははるか後方に吹っ飛ばされる。床に背中から落ちた焔に対し、すぐさまリンリンは駆け寄り、声をかける。
「焔!! 大丈夫カ? 焔!!」
焔の身体を揺すり声をかけるリンリン。そんな心配をよそに焔は勢いよく飛び上がる。
「……プハー!! はあー、死ぬかと思った」
「だ、大丈夫だったんカ、焔!?」
「いやー、大丈夫ってわけでもないんだけど、なんとか(あっぶねー! うしろに飛び退いといて正解だったぜ)」
(ほお、前回はこれで終いだったが……なるほど、耐久力もまあまあ上がったみたいじゃねえか。シンの野郎……ちゃんと師匠してるみたいだな)
ニヤリと笑うレオ。今度は焔、リンリンの二人に向かって手招きをする。
「今度は二人で来い。1時間以内に俺をダウンさせたらお前たちの勝ちってことにしてやるよ」
「へえー、そんじゃあ俺たちが勝ったら何してくれるんすか?」
「……シンの技を一つ教えてやるよ」
その言葉に焔、リンリンは目を見開く。
「え!? レオさんってシンさんの技使えるんすか!?」
「レオ教官も忍者なのカ!?」
「違げえよ。昔、色んな武術学んでた時にあいつの技も教わったんだよ」
そこで総督がレオの説明をした時のことを思い出した。レオは色んな武術を学んでそれを一つの武術に昇華したということを。焔は今まで全くもってシンから技を教えてもらったことがなかったので、レオの話を聞き、思わず拳に力が入る。
「その言葉忘れないでくださいね」
「ああ、男に二言はねえ」
その言葉を聞くと、焔はニヤリと笑った。
「よし! そんじゃあ、行くぞリンリン!」
「おー! やってやるネ!」
そう言って、焔とリンリンは同時に飛び込む。不敵に笑う屈強な男を倒すために。
―――一時間後。
「なんか俺だけボコられ過ぎじゃね?」
焔の顔はとんでもなく腫れあがっていた。
「男ならそんぐらい耐えろ」
「アハハ、でも結局一回もダウンさせることできなかったネ」
「ああ、マジで完敗だわ。レオさんってシンさんよりも強いんじゃないですか?」
笑って尋ねる焔であったが、
「いや、どうだろうな。あいつの底は知れねえからな」
と、焔たちの予想を裏切り、レオはしんみりと返答した。その答えに焔は心のどこかで納得していた。
「ほら、これやるよ。焔」
レオは焔にある物を投げ渡す。
「おっとっと……グローブ?」
それは指の部分が出ているフィンガーレスグローブであった。
「おー、それナックルっつってな。パンチ力が最高2倍まで引き上げることができるグローブだ。俺とリンリンはもうちょっとごついやつ使うんだが、お前は剣も使うからちょうどいいだろ」
「マジすか! あざっす!」
「よし! お前らもう帰っていいぞ。ハクのとこもちょうど終わったみたいだからな」
「わかりました。お疲れした!」
「お疲れさまネ!」
そう言って、二人は先に練習場を後にする。
―――しばらくして、練習場に一人の男が入ってきた。その姿を見てレオは、めんどくさそうに笑う。
「おいおい、何しに来たんだ……シン」
「あれ? その態度はないんじゃない? 勝手に俺のことだしにしてさ」
「しゃーねえだろ。あいつらの本気を引き出すにはちょうど良かったんだよ。それに勝ったからどうでもいいだろ」
「ま、別にいいけど……で、何本持ってかれたの?」
急にシンの口調が変わる。その変化にピクリとレオも反応する。
「……3本ってところか」
そう言って、レオは最初に焔に殴られた場所に手を当てる。その言葉を聞き、シンはニヤリと笑う。
「お! 3本か! 俺はよくて2本ぐらいだと思ってたのにな。やるねー、焔。というか、レオもそんな状態で二人の相手とか大変だったでしょ」
「ま、ちょうどいいハンデだったぜ……それより、お前焔に何も技教えてねえんだよな?」
念を押すように聞いてくるレオにシンは少し不思議に思ったが、
「教えてないよ」
その言葉を聞いた途端、なぜかレオの口角は上がった。
「だが、あいつの攻撃には合点衝突に似たものを感じたぜ」
その話にシンは一瞬動きが止まる。だが、すぐに頭を掻き困ったような表情を浮かべる。
「あらら、マジ? まあ、あれコツ掴めば案外すぐできちゃうからね」
「簡単に言ってくれるぜ。普通に教えりゃいいものを。相変わらずお前の考えていることは読めねえぜ」
「え? 本当に? レオならわかってくれると思ったんだけどな。だから、負けなかったんでしょ?」
少しの沈黙の後、レオはフッと笑う。
「そんなんじゃねえよ」
0
あなたにおすすめの小説
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
合成師
盾乃あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
最弱弓術士、全距離支配で最強へ
Y.
ファンタジー
「弓術士? ああ、あの器用貧乏な最弱職のことか」
剣と魔法が全てを決める世界において、弓は「射程は魔法に及ばず、威力は剣に劣る」不遇の武器と蔑まれていた。
若き冒険者リアンは、亡き叔父から譲り受けた一振りの弓「ストーム・ウィスパー」を手に、冒険者の門を叩く。周囲の嘲笑を余所に、彼が秘めていたのは、世界をナノ単位で解析する「化け物じみた集中力」だった。
リアンの放つ一矢は、もはや単なる遠距離攻撃ではない。
風を読み、空間を計算し、敵の急所をミリ単位で射抜く精密射撃。
弓本体に仕込まれたブレードを操り、剣士を圧倒する近接弓術。
そして、魔力の波長を読み取り、呪文そのものを撃ち落とす対魔法技術。
「近距離、中距離、遠距離……俺の射程に逃げ場はない」
孤独な修行の末に辿り着いた「全距離対応型弓術」は、次第に王道パーティやエリート冒険者たちの常識を塗り替えていく。
しかし、その弓には叔父が命を懸けて守り抜いた**「世界の理(ことわり)」を揺るがす秘密**が隠されていた――。
最弱と笑われた少年が、一張の弓で最強へと駆け上がる、至高の異世界アクションファンタジー、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる