あなたに会いに来ちゃいました。

ありさな✴️

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第1章

11、洞窟の中

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  足跡をたどると最初に目を覚ました場所へとたどりついだが、


 うさぎは足を止めず森の中へと入っていった。


 その後を追い中に入ると、人が通れるように道が出来ているが周りの木々の葉で少し薄暗い気がする。

出口は入ってすぐに見えてきた。


 彩奈の走るペースに合わせているからか、見失いそうになる。


 森を出てみると、太陽の光が眩しく片手で目を隠した。


 大きな滝が水吹雪あげて流れていきく、透き通る水の中には魚の姿が見える。


 目の前には、石に囲まれた洞窟があり、うさぎの行方を捜すと中へと入っていく姿が見えた。

 
【あの中ね。】と思い洞窟の中に入ろうとすると、彩奈が服の裾を引っ張り離そうとしない。


「どうしたの?」


 心配に彩奈の顔を見ると真っ青にし、今にも泣きだしそうな目で顔をジッと見たのでした。


 そういえば、少し前に遊園地に連れて行き、
5歳からお化け屋敷に入れる遊園地で人ごみの中迷子になってしまい、
怖い経験をしたことを思い出した。


 あれ以降、お化け物や暗闇が苦手になってしまった。

 
「彩奈、大丈夫よ。私がいるから」



彩奈に鳥は抱きつき安心させると【うん】と頷いた。

 中に入ると一本道になっていた。



「ほら、見てみな。すぐに外に出れそうよ。」

「あっ、本当だ」

「でも、小さい石が多いから、ちゃんと下を見て歩いてね。」

「うん、分かった。」


 外に出ると、目の前が崖になっていて、左を向くと再び洞窟が一つ見えてきた。

 うさぎは、その中へと入って行った。

 二人は、恐る恐る中の様子を確認すると、
暗闇が広がり奥はかなり深く感じられる。

 洞窟の中は、光がまったくなく歩けそうにない。

 娘の彩奈の様子も先ほどみたに、
真っ青に顔色を悪くしていた。
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