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第1章
12、バックの中には…ライターが!
しおりを挟む「この中に本当に入るの?私ヤダ。やめよう。」
こんなに青ざめてひき止めた姿は初めてだ。
気持ちはとても分かるのだけど、
けれど、この世界に生きていくには、
まずは情報がどうしても必要だ。
その時、手元のバックにライターが入っていることに気がついた。
バックを床におろし確認した。
突然しゃがみこみ、バックの中を探るので、
彩奈は不安になり声をかけた。
「お母さん、何をしているの?」
「彩奈、少し待っててね。」
ケータイやメモ帳が入っている中にライターがあった。
「あったわ。安心して進めるわよ。彩奈」
「何があったの?」
「これよ。」
手には水色のライターを持っていた。
駅でもらったサンプルを思い出したのだ。
ライターの火ををつける。
暗かった洞窟が一部火により明るくなった。
「まだ、暗いけど大丈夫よね。」
「うん明るくなった」
「うさぎさん、追わないとまた見失ってしまうわ。」
二人はどこまでも続く階段を降りて行った。
最初は二人で話しながら歩いていたが、
歩いても歩いても出口が見えてこない。
するとどこからか風が吹いてきた
向いてるほうへ向かうとうさぎが外へと出ていった。
「ママ、やっと出口だよ。」
「そうね。彩奈」
そして出てみると今まで洞窟にいたからか眩しく感じ目の前が見えなかった。
光が収まり少しずつ開けると綺麗な湖が広がっていた 。
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