あなたに会いに来ちゃいました。

ありさな✴️

文字の大きさ
16 / 17
第1章

14,ドラゴンに会いに行こう(彩奈視点)

しおりを挟む

「・・・・・・」

 
 腕の中にいるうさぎは何か言いたげだが、触っていると癖になりそうな
触り心地で、手放せなくなりそうだ。


「ごめんね、うさぎさん、彩奈に付き合ってあげて、すぐにあきると思うから」


おとなしく抱っこさせてくれたので触りやすくなり、
手や顔にこすりつけたりした。

そしてお母さんはうさぎと話し始めた。


「話を戻らせてもらうけど、さっきの言葉では
入ってきた人がいるようだけど、その人は、
今でも存在しているの?」


 うさぎが首を振る姿が可愛くてしょうがない。


「・・・・・」

「えっ、本当に!」


 お母さんのあんな嬉しそうな顔をするのは初めて見るきがする。

 突然うさぎが動き出し彩奈の腕の中から抜け出した。

 向かったのは水の音がする方に走って行った。


「あっ、何処に行くの?」


 幸せな存在がいなくなると、一気に気落ちして立てなくなりそう。

【腕の中にいたもふもふさん】と思うとしゃがみ込んでしまった。

 突然お母さんが名前を呼び驚いた。


「彩奈、うさぎさんのこと追いかけてみようか。」


その声で、【そうだよね。逃げるなら追いかけなくては】と思う彩奈なのでした。


 彩奈は鳥の手を【ギュッ】と握るのでした。


「うん、行く」 

 
 その姿を見た鳥は彩奈の頭を優しくなでだ。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

2回目の逃亡

158
恋愛
エラは王子の婚約者になりたくなくて1度目の人生で思い切りよく逃亡し、その後幸福な生活を送った。だが目覚めるとまた同じ人生が始まっていて・・・

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない

文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。 使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。 優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。 婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。 「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。 優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。 父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。 嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの? 優月は父親をも信頼できなくなる。 婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...