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結婚式まで3ヵ月というのは、実はとてつもなくハードなスケジュールだ。
式場を押さえると、次は衣装を押さえなければならない。なんと言っても当日の主役は花嫁だ。
で、すっかり今では姉妹のように仲良くなった澪と与織子は、2人で結託していた。
「衣装はそれぞれ当日のお楽しみってことにしたから、私はいっちゃん、澪さんは創ちゃんが付き添ってね」
与織子にそう言われ、俺は『意味わかんねぇ……』と思ったが、心の中に留めておいた。
無事に衣装が決まると、次は招待客の選定と招待状の発送だ。それが終わったのはもうお盆も間近だった。
「2人には直接渡すから式場から招待状もらってきたわよ」
「サンキュー。エアメールになんなくてよかったよな」
「ほんとね」
まだ一緒には住んでいないが、時間が合えば澪の家でたいてい夕食を取っている。なんせ今年の初め、春から与織子も一緒に住むからと引っ越した先は、澪の住むマンションの目と鼻の先だ。春はまだ与織子も不安だろうからと真面目に家に帰っていたが、今じゃすっかり元通りに、通い妻ならぬ通い夫(予定)になっている。
「にしても、2人に会うのは久しぶりだね。4人でご飯なんていつぶり?」
茶碗片手にそう言うと、澪は思い出すように宙を見上げた。
「戸田さんがイタリア行く前だから……約2年ぶり、だな」
「そっか。もうそんなに経つのか……」
しみじみと澪は言っている。確かにあれからもう2年か、と俺も思い出していた。
2年前の夏。澪の出ていないオリンピックが始まった。だが、今度は俺の隣で一緒に観戦し、同じように一喜一憂していた。
そして、萌がキャプテンを務める日本チームがまたメダルを手にするのを見届けると、戸田さんはイタリアに旅立ったのだ。
色々な人が見送りに来ている中、俺たちは萌と一緒に空港へ向かった。
そして、二人きりで話がしたいと言う萌を俺たちは遠くで見守っていた。そして萌は戻ってくるとこう言った。
「へへ。やっぱりふられちゃいました」
式場を押さえると、次は衣装を押さえなければならない。なんと言っても当日の主役は花嫁だ。
で、すっかり今では姉妹のように仲良くなった澪と与織子は、2人で結託していた。
「衣装はそれぞれ当日のお楽しみってことにしたから、私はいっちゃん、澪さんは創ちゃんが付き添ってね」
与織子にそう言われ、俺は『意味わかんねぇ……』と思ったが、心の中に留めておいた。
無事に衣装が決まると、次は招待客の選定と招待状の発送だ。それが終わったのはもうお盆も間近だった。
「2人には直接渡すから式場から招待状もらってきたわよ」
「サンキュー。エアメールになんなくてよかったよな」
「ほんとね」
まだ一緒には住んでいないが、時間が合えば澪の家でたいてい夕食を取っている。なんせ今年の初め、春から与織子も一緒に住むからと引っ越した先は、澪の住むマンションの目と鼻の先だ。春はまだ与織子も不安だろうからと真面目に家に帰っていたが、今じゃすっかり元通りに、通い妻ならぬ通い夫(予定)になっている。
「にしても、2人に会うのは久しぶりだね。4人でご飯なんていつぶり?」
茶碗片手にそう言うと、澪は思い出すように宙を見上げた。
「戸田さんがイタリア行く前だから……約2年ぶり、だな」
「そっか。もうそんなに経つのか……」
しみじみと澪は言っている。確かにあれからもう2年か、と俺も思い出していた。
2年前の夏。澪の出ていないオリンピックが始まった。だが、今度は俺の隣で一緒に観戦し、同じように一喜一憂していた。
そして、萌がキャプテンを務める日本チームがまたメダルを手にするのを見届けると、戸田さんはイタリアに旅立ったのだ。
色々な人が見送りに来ている中、俺たちは萌と一緒に空港へ向かった。
そして、二人きりで話がしたいと言う萌を俺たちは遠くで見守っていた。そして萌は戻ってくるとこう言った。
「へへ。やっぱりふられちゃいました」
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