パンツの裏側

シュガーソード

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第1話 彼(少年H)の思考

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その時だった……「くそおおおおお!なんでなんだよ!」と校舎の中に少年Hの声が響きわたる。


それは放課後の階段でのことだった……

少年Hは何か悩み抱えていた。

そしてその声をたまたま聞いていた者のが1人、

委員長の葉木心地  宵(はきごごち よい)だ。すると葉木心地が

「Hくん?なにやってんの?叫んで……」
それに対し、

「実はな、最近……女子のみんながスカートの中に短パンを履くんだよ」と
そんなアホらしいことを真剣な眼差しでつぶやく少年H……
葉木心地は
「はあー、何かと思えばそんなこと?いいじゃない別に」
少年Hを引きつつそう答える。
その時だった。
少年Hの顔色が変わる。
そしてこういった。
「短パンを履くなど断じてならん。ゆえに短パンを履くなど女子ではない!」

黙り込む委員長……当然だ。これを聞いて黙り込む他ないだろう。

つづけて少年Hは語る

「だって!パンツの裏側があ!遠ざかってえ!」

黙り込んでいた葉木心地が口を開く、

「……それはあんたの願望でしょ?あんたの思考どうなっての?」

そして少年H

「パンツパンツパンツが見たいよ~!PNT!」
狂いだす少年H
(作者の俺も狂ってるな(笑))
それを聞いて呆れた委員長がその場を去り際にこういった「あたしが風紀委員なら即連行してたわ」

階段でひとりになり、教室にいきなにかを考えだす。

急に立ち上がり、
「そうだ!部活をしよう。いや、部をつくろ!」


嫌な予感ありありだ。


教室に1人の少女が入ってきた。

少年Hの幼なじみだ。
名前は……谷間 美恵子(たにま みえこ)趣味は地味な囲碁

少年Hは彼女をみぃーと呼んでいる。
彼女は少年Hをひっくんと呼んでいる。

まぁまぁまだ少年Hの本名は明かされないだろう。


谷間が口を開く、
「ひっくん部活動するの?」




「みぃー……まぁな、」



「主な活動目的なにかな?私をはいってもいいかな?」と言われ

なぜかめをそらしながら「え、え、目的?そんな決まってんじゃん」


明らかに全く考えてない様子だ。まず何部を作るの考えてない。


少し考えて答える。

「ボランティア……部」

驚いた顔で谷間は見る。

「じゃあ、まず顧問の先生探さなきゃね☆」
可愛いらしく笑いながら言う幼なじみ。

そして、職員室にいく。ノックをして


「あの……宗梨 乙(むねなし おつ)先生はお見えでしょうか?」

そして、その先生のもとに。

次回、その先生との交渉成功となるか?部活設立なるか?










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