【R-18】おっさんの無人島ハーレム生活

カエルフォース

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ヴァルキュリア隊を再建しよう その20

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 おっさんが先導して食堂に入ると嫁たちが揃っていた。平時のエロ仕様でなく公式のまともな衣装を纏っていてくれているので助かった。日々の準備と入り口で騒いでなだめすかして何とか時間を稼いだかいがあったようだ。


 しかしここまでくると最早誤魔化すのも不可能なので取り敢えずおっさんは成り行きを見守るしかない。


「ようこそお姉さま。さぁ・・お座り下さい」


 アリシアちゃんが奥の一番いい椅子を勧める。


「ああっ・・そうだな・・ところでそこにいる方々は一体・・!! まさかあなたはエリーゼ女王国のクローディア女王陛下・・とイリーナ王女なのか? ありえない! トロイの会談の際に身罷られたと聞いていたが・・どうしてここに・・そちらにいるのは聖女ソフィア様なのか! 最近行方が掴めないと思っていたが・・ポセイドの公女様もいるようだし・・どうしてこんなところに・・しかし・・となると・・女王国も・・教会勢力が・・」


 予想外の出来事に衝撃を受けたのか、ストレイジア様は計算するかのように考えこんでしまったようだ。しかし一瞬で全員の素性を看破してしまうとは恐れ入った。やんごとなき方々の記憶力やネットワークはすごいのだ。まぁ全員超ド級の別嬪さんだし平民のおっさんでもみんなの高貴なオーラはわかるからな。


「アリシア・・ここに居る方々とは一体どんな関係なのだ? もしやとは思うが・・普通ならありえないが・・」


 来たよ・・直球の質問。アリシアちゃん上手いこと・・。


「はい! 私たちは全員ジロー様の伴侶です。すでに私とレベッカは子供を産んでいますし、ソフィ様もクローデイア様もイリーナ様も身籠っておられます」


 素直なのね・・やっぱり。まぁそこが可愛くていいんだけれど後ろからの圧がなんか凄いよ。帝国の至宝とまで呼ばれたアリシアちゃんの貞操を毎日おっさん専用になるまで奪いまくって諸々豪華な高貴なる方々も孕ませてってどんな罪なんやら。


「・・・・」


 沈黙が流れる。渦巻く殺気に・・判決はどうなるのだ。全員の配置を確認し、暗示のキーワードを思い浮かべつつおっさんはその時を待った。


「ハハッ・・・・ハハハハハハハハハハ! そうか・・そうなのか! いいではないか! これは愉快だ!」


 ストレイジア様のいきなりの噴火したかのような笑い声で皆が何が起こったのかわからずきょとんとしている。おっさんにも何が起こってるのか全くわからん。


「なるほど・・全員ジローの伴侶であるのだな。それは非常に素晴らしいことだ。それでは皆様方私はルファール帝国第一皇女のストレイジアと申します。皆さま方とはそれぞれ以前どこかの催しでお会いしていますがどうぞよろしくお願いします」


 ストレイジア様の優雅な挨拶にパチパチとアリシア様やみんなの拍手が送られる。どうやら捕り物騒ぎにはならないみたいなので助かった。


「ところで・・そこで優雅に座っているのはレベッカではないのかな?」


 獲物を狙う猛禽の様な眼差しを向けるストレイジア様。そう言えばなぜか限りなく存在が希薄であったレベッカちゃん・・は顔面が蒼白でガタガタ震えている。そう言えばレベッカちゃんは近衛の護衛だしバリバリ臣下だった。


「はひぃぃぃぃ!・・・・私は・・その・・申し訳ありません!」


 ガタン! と座っている椅子を吹き飛ばすと直立不動で汗だくで敬礼しているレベッカちゃん。こんなレベッカちゃんをみたことがない。


「アリシアの警護・・ご苦労であったな。ところでアリシアの抱えているあれは・・一体どう言うことなのか私に説明してくれないか?お前の任務は例え命を捨てることになろうとアリシアに一欠けらの傷もつけずに帰還することだったと記憶しているが・・」


 ゆっくり詰め寄ってくるストレイジア様。


「それは・・その・・あの・・大変申し訳ありませんでした! どうかお許しください!」


 レベッカちゃんは汗ダラダラで今にも土下座しかねない感じだ。ストレイジア様はドSだから超怖いわ。


「そうだな・・責任を取ると言うのならちょうどここに剣がある」


 ストレイジア様の手から床に無造作に投げられた短剣・・おいおい本気なのか? おっさんの大事な嫁が自害するなんておっさんが認めんぞ。


「ひぃ・・そんな・・お許し下さい! せめてアリシア様が故国に戻られるまでは・・まだ死ぬわけには」


「くどいぞレベッカ。すでに任務に失敗した・・その償いはしてもらうぞ」


「ひぃぃ!・・ぅぅぅぅぅぅぅ」


 震える手で短剣を掴むレベッカちゃん。だめだってこんな展開はおっさんのストーリーには不必要だって。止めようと思ったら、大して大きな声でもないのだが凛としてどこか逆らえないよう・・そんな声が降ってきた。


「お姉さま。私のレベッカをあまり虐めないで下さい。レベッカはよく尽くしてくれていますし。レベッカが罰せられると言うのなら私も共に罰していただきます」


 泰然とした決意。こんなに可愛いのにたまにどこか捉えがたい大きな覇気を使うのだ。この娘わ。やはり正真正銘の皇女なのだ。


「・・・・ふむ。そうだな。レベッカで遊ぶのはこのくらいにしておくか。ふっふっ・・しかし久しぶりに見たが怒ったアリシアは怖いな。因みにこれは剣で枝毛を処理しろと、それに少々日和っていたみたいだし皇女の付き人に相応しくないと言っただけだからな。どこか勘違いをしていたみたいだが・・」


 完全にすっとぼけるストレイジア様。いやいや、アレはどう見たって完全に詰め腹を切らせるようにしか見えんだろ。しかしなぜこんな茶番を・・もしかして確かめたのか?だとすればやはりストレイジア様も恐ろしい方だ。知ってはいたが。


「まぁ? そうだったのですね。でも私怒ってなんかいませんよ? それに私ではお姉さまにはとても敵いませんし」


「そうかな? まぁアリシアがアリシアであってくれて良かったよ。それでは本題に入ろうか」


 ストレイジア様の訪問は続く。


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