お菓子の詰め合わせ

lie

文字の大きさ
35 / 58
ABCメロ完成済み

なんてことのないありふれた日常

しおりを挟む
ふわりと花が欠片を散らした
ああ、綺麗だな あのの笑顔みたいだ
またみたいな あの娘の笑い顔

今日も嫌なことがあった
またお偉方に怒られてしまった
ああ、なんで上手くいかないのかな
ボクは溜め息を吐く

そんななんてことのないありふれた日常に嫌気を差し
ふと夜空を見上げたんだ
「綺麗だな」って呟いた

誰にも届かぬはずだった声を彼女は拾ってくれた
「そうですね、本当に綺麗」
初めて会った彼女の笑顔にボクはどうしようもなくときめいた

今日もいつも通り会社へと赴く
今日はプレゼンの日でやたら緊張する
ああ、早く終わんないかな
もうこの苦しみをどこかへやってしまいたい

やっとプレゼンが終わる
でもこんな心境が伝わったみたいに
相手方の心を掴めず
失敗に終わってしまった

そんなときふと思い出す
彼女の笑い顔
ストーカーみたいだなボクは
でもお陰でどうやら頑張れるようだ

当然先輩や社長直々に怒られクビにされた
始めから向いてはいなかったけれど
終わってしまえば虚しくて

そんなときふと思い浮かんだのはやはり彼女の笑顔
そう言えば、彼女はどこで働いているのだろう

友人と自棄飲みしにいった
「それはお前が悪いだろ。でもまぁ、似合わない仕事ではあったよな。」
励ましてくれた

そんな夜に事故に遭ってしまい
病棟でただひたすら外を見ると
彼女が木の下にいたんだ
桜の木の下に

あのときみたいに空を見上げながら呟いた
「綺麗だな」って 聞こえないだろうけど
それでもいいと呟いたんだ
だって彼女に泣き顔は似合わない

あれからもフラグは立たず ボクは溜め息を吐いた
まぁ、いいか
彼女には夫がいたし、悪者にはしたくない

ふわりと花が欠片を散らした
「ああ、綺麗だな」
彼女の真似をして、ふわりと笑った


◇◆◇◆◇

簡単に説明すると

仕事をクビにさせられそうなダメリーマンが独り言を呟き、その呟きをコミュ力高い系の女性に拾われて、笑顔を向けられて一目惚れしたけど、それ以降はなんのフラグも立たずに普通に仕事をクビにされて友人巻き込んで自棄飲みした帰りに車に跳ねられて入院して、ぼーっと外を眺めていたら夫が病で倒れ伏したらしい(看護婦談)女性が桜の木の下で泣いていたのを慰めたかったけど無理なので、自己満足であのときのシチュエーションを再現してみただけ

ってストーリーです。

何が言いたいのか自分でもよくわかっていませんすみません

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。

沼野 花
恋愛
私は、夫にも子供にも選ばれなかった。 その事実だけを抱え、離縁を突きつけ、家を出た。 そこで待っていたのは、最悪の出来事―― けれど同時に、人生の扉がひらく瞬間でもあった。 夫は愛人と共に好きに生きればいい。 今さら「本当に愛していたのは君だ」と言われても、裏切ったあなたを許すことはできない。 でも、子供たちの心だけは、必ず取り戻す。 妻にも母にもなれなかった伯爵夫人イネス。 過去を悔いながらも、愛を手に入れることを決めた彼女が辿り着いた先には――

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...