もぐりのサキュバス

せいいち

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玩具外編:おもちゃで昼のひとり遊び

※先輩視点。しばらく遊んだ後。アユくんに次に開発してほしいところを想像しながら電マで遊ぶ健気な先輩。


 アユくんが学校に行くと、俺は暇になる。世間の人間は学校行ったり仕事したり忙しくしているだろうが、俺は昨日アユくんに尿道を開発された上に二回も気をやって腰砕けだ。腹の中は幸せで切なくてむずむずして、今もアユくんと肌と肌とで繋がっていないことを疑問に思っている。
 つまるところアクメしたい。アユくんにされたのと同じくらい、すっごいやつを。アユくんに昨日めちゃくちゃにイかされたというのに、腹の中の底なしの欲はまた飢えを訴えている。中毒だろこれ。でも俺の最高の恋人であるアユくんはどんな法でも禁止されていない。嬉しいことだ。
 俺という恋人が欲求不満なのに、アユくんは授業中だ。絶対に構ってくれない。手慰みにポッケの中に常に入れているはずの俺の前立腺と繋がってるボールを揉んでもくれない。アユくんは真面目な男で、俺はそんなアユくんが大好きだ。俺というものがありながら、他に何を認識することがあるっていうんだよ。大好き。
 なので俺は一人寂しく自慰をしないといけない。むらむらしているから。これを散らして他のことをするには、オナニーしないといけない。他のこと? アユくんの腹を満たすために料理をしたり、快適に眠ってもらえるようにベッドメイクをしたり、ほかほかアナルで最高の射精をしてもらえるように絶頂寸前まで尻穴を弄っておいたり、いろいろ。最後のはダメだ。
「……アユくん、使うね♡」
 俺はおもちゃ箱から電マを出した。このおもちゃ箱の中身はアユくんが買って、いつでも使っていいと言われたいろいろだ。いわばサプライズプレゼントだ。最初は気に入っていなかったが、アユくんの健気な表情が可愛いし、結構気持ち良かったし、たまにこうして使わせてもらっている。あっ、これのお礼をまだしていなかった。俺もアユくんに何か渡すべきだろう。そうでなけりゃ割に合わない。
「んっ……♡」
 スイッチを押すとブルブル震える。前に会陰にこれを当てられたときは布団を潮やおしっこでびしょびしょにしてしまった。まずは振動小さめで、おへその当たりから徐々に股間に近付けていく。
「ぐっ♡ ……あ゙ぅっ♡」
 すぐにイくのはもったいない。腹の奥から蕩けてしまう。どうせなら長く楽しみたい。アユくんとのセックスみたいに。
「あんっ♡ アユくんっ……♡」
 アユくんとセックスしたい。チンポ突っ込まれて滅茶苦茶にアクメして、お腹いっぱいになるまで精液を注いでほしい。アユくんとのセックスは絶頂回数が多いから満足感は最高だけど、まだまだ成長途上だから俺をお腹いっぱいにするには至らない。でもはやるのは絶対にダメだ。アユくんが壊れてしまう。
「あぁっ♡ アユくんっ♡ いじめてっ♡ おれのこと♡ 昨日の、気絶するくらい♡」
 アユくんは俺をイかせるのは上手い。この世界では誰よりも上手だ。俺はサキュバスなのに、自分をイかせる性技においてはアユくんに敵わなくなってしまっている。完全敗北だ。負け癖が付いてる、ってアユくんは言ってたっけ。負けて気持ち良くなるなら、完全敗北なんていくらでもしておいたほうがいいに決まってる。
「……あんっ、アユくんっ♡ アユくんっ♡ アユくんっ♡ アユくんっ♡」
 裏筋や玉裏に弱めの振動を当てつつアユくんのことを考える。アユくんは俺のおちんちんを弄るのが好きだ。可愛いからって勃起させようとして使おうとしてくる。俺はサキュバスなのに、アユくんはセックスに使おうとしてくる。酷い。そんなSっ気に興奮してしまう俺も悪いけどさ。そんな恋人のためだからいつでもチンポ弄り無様射精を披露できるようにしておきたい。……俺も変態だ。すっごく恥ずかしいのに。
「んぎっ♡♡」
 ぴゅっと精液を腹の上に吐き出した。強烈な快感と痙攣が下腹に広がる。こんなののどこがいいんだろう。気持ちいいのが一発でわかるっていうけど、それよりもぎゅーぎゅー締め付けてイき続けの中でチンポ扱くほうがいいと思うんだけど。どうしてだろ。アユくん。ドSだからかな。
 おちんちんがすっきりしたら尻の穴でもイきたくなってきた。俺はどう頑張ってもサキュバスだから、やっぱりこっちじゃなきゃ、しかも何回もイかなきゃ満足できない。アユくんがおちんちんを入れてくれて何度も何度も連続絶頂させるせいで、俺は贅沢になっていた。一旦離していたバイブを今のままの振動で会陰に当てる。
「アユくんっ、どうしようもない淫乱でごめんね♡ 俺はやたら性欲が強くて♡ 常にアユくんのチンポが欲しくて♡ アユくんのチンポのことしか考えてない♡ 淫乱サキュバスなんだ♡」
 この場にはいないアユくんに向けて謝罪をする。会陰は前立腺が近くにあって、ぐりぐりされると気持ちいい。メスだったらマンコがあるあたりだ。オスにもメスだったころの痕があって、尻穴に近くない場所、乳首とか口とかで絶頂するとこのあたりがきゅんきゅん疼く。尻穴を弄って快楽の位置を調整して、マンコ痕の疼きをすっきりさせる。お尻の穴の中をぐちゅぐちゅ弄るほどではないけど、手軽にぐりぐりやれていい。
「ん゙ぅ~っ♡♡ アユくん……♡♡」
 ポーズを替えて尻を上げ、ダイヤルを上げてさらに腹の奥に振動を与える。尻を上げる後背位は股間にアユくんのカッコいい金玉がベチベチ当たっていい。興が乗るとおちんちんをぎゅっとしてくることはいただけないけど、それもすごく気持ちいいし、アユくんの楽しそうな気持ちが伝わってくるから、結局いい。俺たち最高のカップルだ。
「あ゙あぁぁぁ゙っアユくんアユくんっ♡♡ チンポっ♡♡ チンポ欲しいっ♡♡ アユくんっ……♡♡」
 金玉にも電マの振動が伝わって、腹の奥がぎゅんぎゅんする。雄の部位が使われている感覚があって妙な感じだ。気持ちいいからいっか。きっとアユくんも許してくれる。そうでなければおちんちん握って叱ってくれる。うへへ。アユくんに俺の体の全部を差し出して、アユくんのものである証を刻み付けてもらうのが一番の幸せなんだから。アユくんの精液は俺のものだ。一滴漏らさずいるために、俺の中に常にチンポを入れておいて欲しい。アユくんのチンポケースになりたい。
「あ゙へっ♡♡ へへっ♡♡ アユくんっ、気持ちいいっ♡♡ オナニーで一人でイっちゃう♡♡ わるいサキュバスでごめんねっ♡♡」
 興が乗り過ぎた。ぬる付いた愛液が会陰に垂れて先端が滑り、ぐぽっ、と尻穴にはまり込んだ。
「お゙ほぉ゙っ?!♡♡」
 強い刺激が体内を震わす。ガクガク腰が震えてびゅるびゅるおしっこ穴から潮やら何やらが押し出された。強烈な絶頂が押し寄せる。おもらししてイったまま降りて来られない。こんなのアユくんにもされたことないのに。やっちゃった。ごめんねアユくん。楽しみを奪っちゃって。正直に言わなきゃ。アユくんに、俺は快楽が欲しいばかりにアユくんよりも先にアナルに電マを突っ込む淫乱だって。帰ってきたらごめんなさいって全裸で土下座しなきゃ。アユくんのチンポを欲しがってることが一目でわかるようにお尻を振って、発情していることがわかるように乳首をぷっくり勃起させて、アナルもアユくんが気持ちいいようにアクメまみれのふかふかにしておかなきゃ。アユくん、ごめんね、アユくん。
 ごん、と音を立てて尻穴から脱け出た電マが床に落ちて我に返る。しばらくアクメの強烈な余韻で震えて、ぼうっと壁のほうを向いて落ち着く。
 ……アユくんに謝る云々の前に、噴いた潮を綺麗にしておかなきゃ。これを放って置いたらお尻ペンペンじゃ済まない。アユくんを怒らせて無視されるのが一番、本当の意味での罰になる。
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