唯一の魔法使い3

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まりあの家

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3人の魔法使いが揃った。
湊未来「皆さん、こんにちは。
と言う訳で、愛甲石田あいこういしだ 詩緒梨しおりを消します」

夢ノ川「やめて!」
この、ちょっと変な子は、湊未来  みなとみらい聖愛まりあ
三人目の魔法使い。
原初の魔法使い。
「うふふ」

笑い方が独特です。
使い魔は、一つ目の変な妖精みたいな奴。

西谷「また、この娘ったら!」
湊未来「魔法使いでない人間は消さなければ。。」

レタス「消すなって!
詩緒梨  しおりは俺達の仲間だ!」
レタスに言われて、動きを止めた湊未来。
どうも、レタスには従順なようだ。

湊未来「。。はい」


夢ノ川  ゆめのかわ歌織  かおりと、愛甲石田  あいこういしだ詩織  しおり
一人目の唯一の魔法使い。
二人でひとり。
使い魔は猫のレタス。

二人目は終末の魔法使い。
西谷叶愛  のあ
炎の魔法が得意。
本当は優しい乙女だが、あまり人には見せない。
使い魔は妖精のインフィニティ。

一つ目「お前らに話しておきたい事がある」
レタス「なんか、お前、偉そうだな」
インフィニティ「感じ悪ーい。
可愛くないし。
使い魔ランキング最下位って感じ✨️
一位は当然私ね✨️」

レタス「俺は、俺は?」

あ、自分からいじられに行った。

インフィニティ「んー?。。
昨年の。。
最下位って感じ?」

レタス「誰が昨年の最下位やねん!
ランキングなんて意味がないのです!」

かおりはレタスをだきかかえかた。
レタス「やめ。。かわいがるな!」
夢ノ川「いいこだよー、よしよし」

ごろごろごろごろ。。
つい本能で喉がなってしまうレタス。

一つ目「ここでは誰に聞かれるかわからない。
まりあの家に行こう。」
- - -

その途中で。

変なカタマリが飛んできた。
速度は速くはない。

へろへろと。
レタス「なんだあれ?」
インフィニティ「なんか白い人魂  ひとだまみたいね」

ふと見ると、湊未来は杖を持って身構えている。
一つ目「お前らって、ほんとに覚えていないのか、
こんな大事な事を?!」
二人「ほえー」

夢ノ川(あ、インフとレタス。
あたしの真似だ!「ほえー」を取られたよー!)

夢ノ川「ほえー」
愛甲石田「ほえー」
西谷「ほえー」

一つ目「まりあ!」
湊未来「原初!」

湊未来が杖を振りかざした。
魔法が飛び出して、人魂を倒した。
西谷「え、なに、今の?倒していいの?」

一つ目「終末の魔法使いよ、道端では説明したくない。
先を急ごう」

とか言って。
西谷「ちょっとお待ちなさいったら、お待ちなさい。
一つ目のあなた、ふわふわ浮いているけど、
人に見られたらどうするつもりなのったら
どうするつもりなの?」

一つ目「はっはっはっ」
不敵に笑う一つ目。
やたらといい声で。
一つ目「心配ない、まりあ!」

とっさにわざとらしく、一つ目を抱きかかえた、まりあ。
湊未来「ナンダ、ニンギョウカー。」

西谷「わ、わざとらしッ!」
湊未来「サイキンノ人形ハヨクデキテルナー」
がくっとコケる西谷。
コケ方が上手だ。

夢ノ川「いいなー、カッコイイなー。のあちゃん」
愛甲石田「あははは、まりあちゃん。
見事な死んだような目だね!」

通学路の途中の空地に来た。
土管が置いてある。

まりあ「大丈夫。誰も来ない」

愛甲石田「あれは?」

小学六年生がこちらに向かって歩いている。
男子だ。

まりあ「原初」

魔法の弾が六年生に当たり、居なくなってしまった。

夢ノ川「消えちゃった!どこへ行ったの?!」
まりあ「大丈夫。
ただの丼上川だから。学校まで巻き戻した。」

レタス「。。誰も来ないって言わなかったか?」
まりあ「言葉のあや。。鍵を開ける。。」

土管に魔法をかけた。
まりあ「さあ、どうぞどうぞ」

中へ入ってみた。
するとそこは魔法の部屋になっている。

愛甲石田「すごーい、魔法の隠れ家だね!」
湊未来「オートロック。フルタイムロッカーつき。」

愛甲石田「ほう」
まりあ「お風呂に入っていても宅配が受け取れる。。」

夢ノ川「ほえー。
ダンナ、ダンナあんな事言ってますぜ?」

西谷「いつかお風呂にワープしてやるわ✨️」

夢ノ川「私はお風呂のまりあちゃんを召喚するー✨️」
まりあ「。。着信拒否します」

----

極めて機能的で殺風景な部屋。
一人暮らししているようだ。
面倒な事は魔法でなんとかしているのだろう。

風呂、洗濯機。
家電はあるが、やけに生活感がない。
小ぎれいだ。

「ほえー」
ベッドの周りがいきなりファンシー。
これでもかと言うくらいぬいぐるみが。
基本ピンク色の空間。

夢ノ川「ディズニー好きなの?!凄い数!」
まりあ「安いから」

西谷「値段の問題なの?!」
まりあ「西側だから。資本主義なので」

確かにUFOキャッチャーではディズニーキャラは大安売りだ。

まりあ「顔はあんまり好きじゃない」
一同「へー。。」

なんか変な事を言いそうだ。

まりあ「笑顔が嘘臭い」
愛甲石田「。。その辺にしておいて、まりあちゃん。
ディズニー好きな人も大勢いると思うし。。
かおりんは好きだよね、ディズニー?」

夢ノ川「え、ふつー。
あんまり考えた事ないよ」

西谷「私はちょっと苦手だけど、
みんな好きって言うから。。」

もう一人、ディズニー苦手勢が増えた。
実は愛甲石田もそんなに好きではない。

湊未来「サンリオの方が好き」
西谷「サンリオ、いいわよね!
ミッフィーちゃんとか!」

湊未来「それ、サンリオじゃない。。」
キティちゃんとか、すみっコぐらしが少しある。

まりあ「資本主義なのであまり買えない。。」

まりあ「ピューロランドは聖地」

愛甲石田「でも、結構小さいらしいよ?
ピューロランド」
まりあ「ピューロランドは神」
夢ノ川「信仰してるんだ。。」

まりあ「本は心の旅路。。」

一つ目「あまり時間がない。
そろそろ本題に入りたいのだが」

夢ノ川「そう言えば、名前はなんて言うの?」

まりあ「みなとみらいまりあ」
夢ノ川「いや、妖精さんの名前だよー。
なんて呼んでるの?」

まりあ「おい、とか、お前とか。。」

まりあ「飯とか、風呂とか。」
西谷「熟年夫婦か!」

夢ノ川「名前、ないの?」
まりあ「みなとみらいまりあ」

愛甲石田「そうじゃなくて」

愛甲石田「じゃあ一つ目だから。。
目玉のおやじとかどう?!」
湊未来「おい、キタロー」

夢ノ川「なにそれ?」
愛甲石田「かおりん、ドラえもんにそっくり!✨」

ケラケラ笑う愛甲石田。
夢ノ川は三度繰り返しドラえもんの真似をした。

湊未来「それは、駄目」
急に、湊未来が制した。

愛甲石田「え、駄目?」
湊未来「三回目はオチを持ってこないと怒られる」

愛甲石田「オチ?」
湊未来「オチの無い会話なんてしたら、関西では生きていけない」
西谷「ここは関東よ。
関西に居た事があるの?」

まりあは視線を泳がせている。
視線の先にはレタスがいた。

顔色を伺っている?
そのレタスは毛繕いをしている。

まりあは喋ってよいと判断した。

まりあ「一瞬」
愛甲石田「一瞬かい!」

インフ「目玉、知ってる事は全部いいなさいよ!
あんたと『まりあ』は何者なのよ?
何を知ってるの?」

目玉「ようやく話せるな。
いいか大事な事だからよく聞け、お前たち。
1回しか言わないからな。。」

目玉「よくわからんが。気づいたらここに住んでいた。
てっきり他の魔法使いもこんな感じで魔法の家とかアリの巣に隠れ住んでいるものかと。。」

がくッ。
レタス「お前も全然覚えてねーじゃねーか!」

インフ「期待して損しちゃった。
やっぱ使い魔ランキング外ね!

。。埒が明かないわねー」

湊未来「未来が見える。。」
まりあは微笑んだ。

一つ目「まりあは短期間の未来を見る能力があるのだ」
インフィニティ「え、うそ!すご!」

湊未来「明日は晴れ。」
レタス「天気予報かよ!」

湊未来「晴れるかも」
インフィニティ「もうトーンダウンしてるけど」

湊未来「晴れたらいいな」

西谷「聞かなきゃいけないのは人魂の事でしょ?
あれはなんなの?」

湊未来「あれは敵」
愛甲石田「敵?」

一つ目「猫と妖精よ、敵の事を覚えていないのか?」

インフィニティ「敵なんかいないわよ?
これは夢いっぱいの
少女たちのワクワクドキドキ魔法物語ですもの!
大いなる世界の秘密が解き明かされて、、
そして偉大な王国が甦る。。のあと私の大活躍で。。!」

一つ目「世界の秘密?」

レタス「俺は王国が滅びていく景色を覚えている。
魔法の王国が粉々に砕けて消えて行く。。」

一つ目「敵の攻撃で滅びたと言うことか。。」
インフィニティ「あんただってよくわかってないんじゃないの?」

レタス「敵の攻撃で国が滅びて、
それが復活する。。のか?」

一つ目「いや、俺にきかれても。。」
レタス「急に弱気だな。よくわかっていないじゃねえか」

一つ目「あれが敵だと言うことが重要なのだ!
その他のは大した意味はないではないか!」

レタス「あるある」
インフィニティ「あるわね。
私たち三人の記憶で
全体の真実に繋がるみたい。
なんでこんなふうに記憶がバラバラに。。
三人で魔法を集めて、
何かができるって事かしらね」

湊未来「やっとわかったか。
おろかな人間たちよ。」
レタス「俺ら妖精さんだけど」

湊未来「私たち三人が揃ったので、いよいよ王国が復活する」

一つ目「え!」
レタス「急になんだ!」

インフ「本当なの?!まりあ!」
湊未来「復活しそう。」

一つ目「まりあは未来が見えるのだ」
インフ「聞いた、聞いた、それ」

湊未来「復活したらいいな」
レタス「ふわっとしてんな!」

湊未来「魔力が足りない。
呪文を増やさなければ。」

一つ目「お前ら、魔法は?」

インフ「14ってとこね」
夢ノ川「ななつでーす✨️」
えーと。

西谷「確かまりあって。。」
湊未来「ひとつです。ケーキを作りたいな✨️」

湊未来「がんばろうぜ」
西谷「あんたが一番少ないじゃないのよ!
何ががんばろうぜよ!」

湊未来「がんばろうぜ、自分」
がくっとコケるのあ。
そのコケ方に見惚れる夢ノ川。

レタスが毛づくろいを止め、動きだした。
誰も注目していないが、湊未来だけは、神経質にその動きを追っていた。

レタス「しっかし魔女っ子が土管の中で一人暮らしか。。
あんまりよくないなあ。
どこかの家に住んだ方がいいぜ?
子供なんだし。」

夢ノ川「まりあちゃん私のうちに来る?」
レタス「そうだな、どうだ?まりあ?」

湊未来「。。はい」

湊未来「猫がそう言うならそうする」
急に素直。
夢ノ川「やった!」
湊未来「両親を洗脳します。うふふ」
夢ノ川「いいよ!普通に話すよ!」

湊未来「うふふふ。決めた。名前」

愛甲石田「みなとみらいまりあ?」
湊未来「なんでやねん」

湊未来「こいつの名前」
目玉「こいつ。。」

湊未来「キタローにする」
夢ノ川「目玉なのに?!」

湊未来「おい、キタロー」
愛甲石田「。。なるほど呼びやすいね」
湊未来「うふふふ。。」

湊未来「おい、キタロー」
キタロー「。。なんだ、まりあ。」

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