悪役令嬢になんてさせません。

タツミ

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新生児

移動しましょう

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家族サービスは一応成功した
パパさんことスチューデント子爵は帝都に行きたくないと、年甲斐もなく駄々をこねる残念なシーンもあったけど、執事さんに引きずられるよう馬車に乗せられたのは記憶に新しい
執事さん強いな
私的には家族に成長した姿を見せられて満足している
ただ、ハイハイをする姿を見せたとき、両親のみならず屋敷中の使用人に声をかけられ、その度に移動をしなければならず、へとへとになってしまった
しかも数日にも及ぶ苦行。私が機嫌が悪くなったのはいうまでもない
・・・・・はいそこ、私の反応が悪いといって猫じゃらしを持ち出すのは如何なものでしょう
こんな感じで数日間を過ごして、最終的にはノーマの雷が落ちて事態は終了、今に至るわけだ
で、私が動き出したからか、部屋がリニューアルされた。
さすがは貴族だね。仕事が早い
磨かれた石だった部屋にはベットを中心にサークルが囲い、中はフカフカのマットレス。
あまりに素晴らしい手触りに思わず時間を忘れてなでなでしまくった。
ノーマがどん引きしていたのはご愛嬌にしておこう
さて前置きはこのくらいにして、予てから計画を実行に移すことにしよう
まずは周囲のチェック、よし誰もいない
次に腹ばいになった状態で、ステータスは20%位に調整
そして四つん這いになり手足に力を込めて・・・ジャンプ
ガン・・パラパラ・・・
「フギャ!」
いった~~~~  天井~~~~
あ~角度忘れてた。さすがDEEが高いだけあって衝撃はあったけど無傷だわ。
天井は・・・・・・見なかったことにしょう
私はくっきりと人型が残った天井を見ないようにして、扉に視線を向けた
あの騒ぎを起こしたのにもかかわらず、誰も入ってこなかった。
いつも隣にいるノーマもこないとなると、丁度出払ってしまったのかもしれない
不用心だが、私には丁度いい
今度は15%にして・・・・力よし角度よし・・・・ジャンプ!
ととと、今度は低すぎた。
私はぶつかりそうになった柵にとっさに捕まると、そのままぶら下がった
立ち上がれば簡単に脱走できそうだが、四つ這いでは意外に難しい。
私は腕の力だけで柵を乗り越えると、そのまま降りようとして思いとどまった
さすが規格外だけあって15%でも余裕がある。
もしかして、このまま移動出来るかな
柵が横に並んでいるので移動しにくいが、かなり余裕がある。ってか、この姿チンパンジーそっくり
考えるのはやめよう、ちょっと凹む。
私は柵から降りた。ふかふかのマットは私に衝撃すら与えない。素晴らしいです
とことことサークルに近づく、高さは1メートルくらい。助走ができる分飛び越えるのは簡単そうだ。
ドアノブも同じくらい、こちらは上に飛ぶだけだからさらに難易度がさがる
窓は開いてるけど、テラス渡りは流石に危ないかな?
ゆっくりとサークルの中を歩いて、再びベットへ。そびえたつそれは、難攻不落の城壁にさえおもえた
ベットに戻るのが一番難しそう
・・・・ま、いいか。その時考えれば
サークルを悠々と飛び越え、ドアノブも簡単に開ける。
扉を開ければ目の前に広がる、赤いカーペットが敷かれた長い廊下
さて、行きますか。未知なる世界へ
















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