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プロローグ

プロローグ~ぼくの大学生活がはじまる~

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やぁ、どうも、こんにちは!皆さん。ぼくの名前は三木偉旺いお。至って、普通の男子学生、では、ないぞ。いや、ではありません。なぜなら、ぼくはチビだけどイケメンだから。

これまでにだって恋愛経験を増やしてきた。これぞ、男のロマンのシチュエーションも。と言いたいが、ぼくはへいぼ、、いやいや、失礼。ぼくはこれぞ、交戦の戦い始まる大学生活を目前までに迫って来ている、好青年になる前の坊や、、、いやいや、失礼。今でも至って、かっこいい青年だ!

ぼくは女子が割合的に多い、外国語学部のある 命羽解外国語めいばどがいこくご大学を選んだ。これも、ぼくは一般を避け、指定校推薦してもらえた。ぼくの熱い恋愛への意気込みが効いたのだろう。先生!ありがとう!!コホンッ、もちろん勉学も熱心に取り組むとも。

これでぼくは妹から解放されるぞー!そう、ぼくは兄妹である一個下の春燈からやっと解放するんだ。ぼくはそう願った、いや、誓っている。ぼくはちゃんと男になるんだ。


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「いおにー、大学生活余裕持って始めるんだろ?起きてよ。はるひ置いてくからな」

「んー、重い。もう少し、もう少し寝かせて。朝は弱いんだよ」

「今日、入学式でしょ?もう、かわいいな。いおにーは、ならはるひが全部用意してあげるよ」

「……ん、んー、ありがと」

それより、重い。今日は大学の入学式。ぼくが寝ているベッドに跨ってきた妹の春燈がいるみたいだ。

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「さぁ、いおにー。これに着替えて」

「お、おう。はるひ見直したよ。ありがとな…」

ぼくは春燈にせっせっと準備され、着替えまでしてくれた。

ぼくはこの時、まだ寝起き状態で、何されているかは疎らだった。うつろうつろしながら、着替えたからだった。




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「んんんっ?!なんだこれっ!どうすんだよ!おいっ!はるひのやろー!くそっ!俺の恋愛青春どうしてくれんだよ!」

ぼくは大学入学式でぼくの格好に気付いてしまった。こんなんじゃあ、かっこつかねーじゃないか。

ぼくは体験したかったときめくドキドキとはかけ離れた、緊張を抱え、入口の門をくぐった。

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