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4⡱ ドーナッツ公園

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ヒロ:ふぁぁ・・・外行く準備出来たけど・・眠むっ・・・ぇぇと・・・みかんは?・・

みかん:(・・・お母さん、行って来ます・・お兄ちゃんの事は心配しないでね・・・)

ヒロ:(みかんは、仏間で母に挨拶をしてぃた・・・その姿をうしとから見守っていると・・合わせていた手の平を離して、みかんがゆっくりと振り返った・・・)

みかん:あっ、お兄ちゃん・・それじゃあ出かけようかっ

ヒロ:(振り返った、みかんの手には"中型犬"用のハーネス(ベルト)が握られている・・・ぃゃぃゃぃゃ・・・付けないからっ・・・)





果鈴かりん
(まだ小さいのに、炊事・洗濯・掃除・買出し・・それに学業までこなしている精力的な、みかんちゃんに影響されて、私は自分の怠惰な暮らしを改善する為に、まずウォーキングの習慣をつける事にした・・その為に購入したウォーキングシューズも履き慣れてきたみたぃ・・)

・・・あっ!おはようっ・・
(環状のドーナツ型ウォーキングコースの途中で、みかんちゃんと遭遇した・・)


みかん:お姉ちゃん~っ!お早うございます☆
ヒロ:・・・・

果鈴かりん:偶然だね~っ
(始めてみたけど・・多分、一緒にいるのが・・みかんちゃんに家事の一切を任せて、平然としている人間の心を持たない冷血な"兄"なのだろぅ・・・)

みかん:お兄ちゃん~・・こちら、この前話した、親切なレジのお姉さんだよっ

ヒロ:・・はじめまして・・・
(??・・なんか、お姉さんが僕を微妙な眼差しで見てくる・・・)




みかん:2人とも~おっそぃよ!私先に行くからね~っ
(2人が手を振ってる・・・一周して後ろから追いついちゃぉうかなっ・・)



果鈴かりん:そうなんだ・・家事は、みかんちゃんが自主的に・・
(私が想像してぃた"みかんちゃんのぉ兄さん"像は、とんだ勘違いの様でした・・
・・ん~、でも・・・)

ヒロ:ぃやっ、僕が家事全般が得意じゃないのは間違いなぃんだけど・・
母が居なくなって・・・母がやってた事に張り切って取り組んでる、妹の気持ちを台無しに出来ないんだよね・・・

果鈴かりん:・・・・
(それは、分かる気がするなぁ・・)

ヒロ:アイツ・・母の指輪リングをネックレスにしてるんだけど・・・きっと、今のアイツには母との繋がりを感じられる、ひとつひとつが大切なんじゃないのかな・・って思ぅ・・・だから、無下むげに仕事を奪えないというか・・・

果鈴かりん:(・・・肉親がそぅ感じているんだから・・その通りなのだろぅ・・・でも・・)
・・奪ぅ・・ってぃうけじゃなくてさ・・・
少しずつ、手伝ぅなら良いんじゃない??

ヒロ:んん・・・

果鈴かりん:みかんちゃんにだって、自分の時間ちゃんと作ってあげないと・・・
本人が何て言ってても、まだ小さいんだし・・周りが環境を用意してあげるのも必要なんじゃないかな・・

ヒロ:だよね・・・

果鈴かりん:・・"お兄ちゃん"が家事に自信が無ぃってぃうなら、私がサポートしてあげるからさっ・・

ヒロ:本当?!・・誰かに間に入って緩衝になって貰えると助かるなぁ~

ぴょんっ・・⁾⁾
通りすがりの猫:ミャ~ァァ

■■■吠えない■■■
果鈴かりん:キャーーーッ

■■■噛み付かない■■■
果鈴かりん:ィィィイイ~
ヒロ
(この反応・・例の一件で、さらに猫が苦手になったんだなぁ・・・
ってぃうか・・・彼女が僕に抱きついて、泣いて振るえながら僕のアウターの肩を噛んでる・・
・・・ん~・・・)

■■■マーキングしなぃ事!■■■
みかん:ほらっ・・・追いついちゃった!・・・あれ?・・
(お姉ちゃんが・・兄の後に隠れるようにして、兄の背中に をスリスリしてる・・・)

・・周りの人たちの熱い視線を集めてるけど・・あの2人・・何してるのかしら???・・・
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