渡された力はチート！ではなく”収穫”でした、、、

プロローグ

覚醒

「起きてください！もしもし！起きてー！」
体を強くゆさぶられる
（眠い、もうちょっと寝かせて、、、）
「はよ起きろや！！」
　ガスッ！！
「痛ったーー！」
痛みとともに完全に意識が覚醒する。
目を覚ますと、不思議な、、、生物？が頭上を浮遊していた。
何やら手がげんこつの形になっている。
ということは先程の鈍い音と今たんこぶができた原因は、、
「急に殴んなよお前！」
そう言って両手ほどの大きさしかないであろう生物につかみかかる、、寸前、上に逃げられた。
「うわ、野蛮ですねーｗ」
上空からそんな言葉を浴びせてくる。
ムカつく、、、特に先程の神と似た嫌味な感じが、、ていうかこいつも殴ったよな？野蛮って言えないのでは？
そう思ったところで先程の真っ白な世界ではない場所にいることに気づいた。
暗い、しかも狭い。なんとなく漫画などの場面で考えると、、
「もしかして洞窟？」
いや、チート持ちなだけならまだわかるが、
スキルが運命の敵に導くと言っていた。ファンタジーらしいし、おそらく魔王とかあたりが敵だろう。
ならば王宮、いや、せめて市街地に俺を転生させるはずなのだ。
（だけど、多分ここは洞窟なわけだし。）
「何考えてるんですか～？どうせここどこだ？とか思ってるんでしょうけどｗ」
謎の生物が語りかけてくる。ムカつくが、あっている。
「はい！じゃあそんなあなたにこれを！」
鈴の音のような軽快な音が鳴り響いた。
「うおっ、なんだ！」
目の前にパネルのようなものが現れる。
そこには、「おバカなあなたへ！！この世界のト・リ・セ・ツ！」と、趣味の悪い派手な字で書かれていた。
そこで空中の生物が喋り始める。
「はい！始まりました！私からの取説コーナー！」
はい？意味がわからん、、、急だし、、、


～あとがき（ミニ謝罪)～
すいません、変な箇所で終わってしまいました、、、