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物心ついた時には、すでにリュシエルの心の中に、シュナイダーが棲みついていた。
シュナイダーは幼いリュシエルのことを殊更に可愛がってくれたし、リュシエルは大人になったら、シュナイダーと結ばれるのだと、信じて疑うことはなかった。
幼い子の戯言だと思われていたのだろう。
父もシュナイダーもそんなリュシエルの言葉に微笑ましく頷くだけだったが、リュシエルはいつだって本気だった。
シュナイダーは王弟で、いずれ辺境を治める予定だった。
先王が急逝するまでは。
リュシエルがシュナイダーに幼いながらも、深い想いを告げようとしていた時、その知らせが届いたのだ。
急遽シュナイダーが即位し、シュナイダーは後継問題を避けるために、王妃を娶らないと宣言した。
リュシエル同様、ランスロットのこともシュナイダーは可愛がっていたからだ。
リュシエルは男で、シュナイダーに嫁いでも後継争いの火種を生むことはないはずだったが、シュナイダーはいずれ後を継ぐランスロットの後ろ盾を強化するためと、リュシエルがランスロットと婚約することを望んだ。
それは、リュシエルにとってとても辛い決断だった。
幼い頃から誰よりも強く想いを寄せていた相手から、別の相手と婚約することを望まれたのだから。
リュシエルは忘れることのできない、あの日のことをずっと胸に秘めていた。
慌ただしく即位したシュナイダーが、ある日、公爵家を尋ねてきた。
父からリュシエルの気持ちを尊重すると言われ、リュシエルは疑問に思いながら、シュナイダーの元へと向かった。
「リュシエル、ランスロットはわたしの兄の唯一の子だ。兄は亡くなる直前、ランスロットのことを殊更に心配していた。リュシエルは賢い子だ。リュシエルのような子にランスロットを支えて欲しい。」
俯き、両手を握りしめながら、シュナイダーが告げた言葉をリュシエルは黙って聞いていた。
「…ですが、ぼくが婚約しても、子を宿すとこはできません。」
「…わかっている。後継のために、いずれ側妃を迎え入れることになるだろう。だが、リュシエルが王配になれば、誰よりも強い後ろ盾ができる。ランスロットには、誰よりもリュシエルを大切にするよう進言する。ランスロットとも仲がいいだろう?」
その頃はまだ、リュシエルとランスロットの仲は悪くなかった。
同い年で、家格も釣り合う二人はよく遊んでいた。
ただそれだけだ。
ランスロットへは、それ以上の感情を抱くことはなかった。
「シュナ兄様は、ぼくがランスロット様と婚約したら、嬉しいですか?」
シュナイダーは小さく頷いた。
リュシエルの自分への想いは自覚している。
純粋なリュシエルの想いに、いつか応えるときが来るかもしれないと、考えていたこともある。
同時に、リュシエルの想いは幼子が抱く年上の者への儚い初恋で、いずれ年の近いランスロットと想いを通わせる日々がくるのではないかと、そう思う自分もいた。
癖のないさらさらとした黒髪を肩で切り揃え、淡い紫色の瞳を宿したリュシエルは誰しもが認める公爵家の宝だ。
莫大な財産を持つ公爵家の美しい少年を求め、水面下では既に争奪戦が始まっていた。
リュシエルはそんなシュナイダーの想いなど知る術もない。
「兄様、これはぼくの、独り言です。」
シュナイダーがはっと顔をあげる。
「…ずっと、誰よりもお慕いしているのは、兄様だけです。ずっと。ずっと。
でも、貴族としての役目も理解しています。ただ、ぼくの、想いは、いつだって兄様の元に…それだけは」
ポロリと一粒頬を伝う涙を、シュナイダーの指が掬い上げる。
「…ああ、わかってる。お前の気持ちを知りながら、酷なことを頼んでいることも。」
潤んだ瞳をシュナイダーに向けながら、リュシエルは笑った。
「忘れないで下さい。好きです。誰よりも。ずっと。ぼくは、シュナ兄様をあい…」
リュシエルの吐こうとした言葉を、そっと柔らかなものが塞いだ。
それはほんの僅か、微かに触れた。
リュシエルはそれだけで充分だと思えた。
シュナイダーの望み通り、これから支えるのはランスロットだ。
そして、ランスロットを通して、シュナイダーを支える。
王宮に入れば、シュナイダーがいる。
一度目を閉じ、そしてリュシエルは言った。
「陛下、ランスロット様との婚約を受け入れます。」
シュナ兄様は、もういない。
目の前にいるのは、尊い陛下、ただ一人だ。
学園に入ると、ランスロットはリュシエルのことを殊更に避けるようになった。
いつの間にかリオルと言う表情豊かな伯爵家の養子がランスロットの隣にいることが増え、それが日常の光景となるまでに、時間はかからなかった。
婚姻してしまえば、リュシエルと過ごすことが当たり前になるのだからと、今のうちは交流を広めたいというランスロットの言葉を信じ、リュシエルは別に交流を広めていた。
貴族の令息令嬢、優秀な平民の奨学生、リュシエルが幅広く交流を深める一方で、ランスロットは固定された人々としか交流をしなくなっていた。
王太子と交流を深めたい者は多くいた。さらにいずれ政を担うようになれば必要となる人脈をランスロットは軽視しているように見えた。
リオルと二人の側近候補、それ以外を近付けない。
これではいけないと、リュシエルは何度も苦言を呈した。
さらにリオルの態度も貴族たちの反感を買っていた。
当の本人は、いたって自然で、ランスロットにも悪態をついたり、大声で笑ったり、自由なその姿は、決まりごとの多い貴族の嗜みを教え込まれてきた学生たちの眉を顰めさせた。
平民の奨学生さえ、礼儀や礼節を学んでいた。学園の中で身分は関係ないと言われても、そこには暗黙の了解が存在していた。
昼休みになれば、中庭を占領する。
食堂では王族専用の一室をリオルが嫌がり、皆と同じスペースを広く占領する。
リオルは気兼ねなく誰にでも、ごめん、悪い、ありがとう、などと声をかけていたが、それは隣にランスロットがいたから許されていたことだ。
皆笑顔で答えていたが、伯爵家より格上の学生たちにも気安く話しかける姿は、異常だった。
苦言は全て、リュシエルの元に届き、リュシエルはなんとか皆が心地よく過ごせるよう、常に先回りして行動するしかなかった。
疲れていた。
ランスロットに苦言を呈することも、リオルにそれとなく、自分の置かれている立場を理解させようとすることも、側近候補たちに、彼らの婚約者にもっと心をかけるよう促すことも。
何一つ伝わらず、冷笑され、邪険にされる。
シュナイダーのために、ランスロットを正さなくてはと、強く口出しすれば、逆に浅ましいと罵られた。
どうすればいいんだろう?
シュナイダーと約束したのに。
王配教育で王宮を訪れ、時折シュナイダーに会えることだけが、リュシエルの唯一の生きがいとなっていた。
「リュシエル、変わりはないかい?」
シュナイダーに尋ねられれば、いつだってリュシエルは笑みを浮かべて答えられた。
「はい。陛下。何も問題ありません。つつがなく過ごしております。陛下のおかげです。」
こうしてあなたと会えるなら、ぼくはそれだけで幸せですから。
だから、何の問題もありません。
そう応えるリュシエルを見るシュナイダーの目が、どこか悲しげな様子に、リュシエルは全く気がついていなかった。
くるりと寝返りをうつと、リュシエルは重い瞼を開けた。
いつのまに寝ていたのか、思い出せず、起きあがろうとして、いつもの寝具と違うことに気がつく。
「…ここは、どこ?」
小さく漏れた声を聞き止めたのか、続き間から入ってきた人物に、リュシエルは目を見開いた。
「陛下?」
「目が覚めたのか?もう少し寝ていなさい。もうすぐ夕飯の準備が整う。」
「あの、ぼく…ここは?」
まだ寝ぼけているリュシエルの傍にシュナイダーが腰を下ろすと、薄紫の瞳が揺らめいた。
「ここは、わたしの寝室だ。今日はここで休むといい。」
「…え?」
「もういいんだ、リュー。わたしが悪かった。もう誰にもリューのことは渡さない。だから、安心して、ここで休んでくれ。」
「……え?」
まだポヤポヤとするリュシエルの頭を、昔のようにシュナイダーが撫でると、リュシエルはその心地良さに目を細めた。
「大丈夫。今日は共寝するだけで、何もしないと誓う。まずは、よく食べ、そして、寝るんだ。」
リュシエルのか細い腕を取ると、シュナイダーは、首を振った。
「こんなにか細いリューに、よくもあんな真似を。」
小さく囁く言葉はリュシエルにはよく聞こえない。
「あの、陛下?」
「リュー、二人だけのときは、陛下ではなく、昔のように呼んで欲しい。」
躊躇うリュシエルに、なんとかシュナ兄様と呼ばせると、シュナイダーはようやく満足した様子で部屋を後にした。
シュナイダーは幼いリュシエルのことを殊更に可愛がってくれたし、リュシエルは大人になったら、シュナイダーと結ばれるのだと、信じて疑うことはなかった。
幼い子の戯言だと思われていたのだろう。
父もシュナイダーもそんなリュシエルの言葉に微笑ましく頷くだけだったが、リュシエルはいつだって本気だった。
シュナイダーは王弟で、いずれ辺境を治める予定だった。
先王が急逝するまでは。
リュシエルがシュナイダーに幼いながらも、深い想いを告げようとしていた時、その知らせが届いたのだ。
急遽シュナイダーが即位し、シュナイダーは後継問題を避けるために、王妃を娶らないと宣言した。
リュシエル同様、ランスロットのこともシュナイダーは可愛がっていたからだ。
リュシエルは男で、シュナイダーに嫁いでも後継争いの火種を生むことはないはずだったが、シュナイダーはいずれ後を継ぐランスロットの後ろ盾を強化するためと、リュシエルがランスロットと婚約することを望んだ。
それは、リュシエルにとってとても辛い決断だった。
幼い頃から誰よりも強く想いを寄せていた相手から、別の相手と婚約することを望まれたのだから。
リュシエルは忘れることのできない、あの日のことをずっと胸に秘めていた。
慌ただしく即位したシュナイダーが、ある日、公爵家を尋ねてきた。
父からリュシエルの気持ちを尊重すると言われ、リュシエルは疑問に思いながら、シュナイダーの元へと向かった。
「リュシエル、ランスロットはわたしの兄の唯一の子だ。兄は亡くなる直前、ランスロットのことを殊更に心配していた。リュシエルは賢い子だ。リュシエルのような子にランスロットを支えて欲しい。」
俯き、両手を握りしめながら、シュナイダーが告げた言葉をリュシエルは黙って聞いていた。
「…ですが、ぼくが婚約しても、子を宿すとこはできません。」
「…わかっている。後継のために、いずれ側妃を迎え入れることになるだろう。だが、リュシエルが王配になれば、誰よりも強い後ろ盾ができる。ランスロットには、誰よりもリュシエルを大切にするよう進言する。ランスロットとも仲がいいだろう?」
その頃はまだ、リュシエルとランスロットの仲は悪くなかった。
同い年で、家格も釣り合う二人はよく遊んでいた。
ただそれだけだ。
ランスロットへは、それ以上の感情を抱くことはなかった。
「シュナ兄様は、ぼくがランスロット様と婚約したら、嬉しいですか?」
シュナイダーは小さく頷いた。
リュシエルの自分への想いは自覚している。
純粋なリュシエルの想いに、いつか応えるときが来るかもしれないと、考えていたこともある。
同時に、リュシエルの想いは幼子が抱く年上の者への儚い初恋で、いずれ年の近いランスロットと想いを通わせる日々がくるのではないかと、そう思う自分もいた。
癖のないさらさらとした黒髪を肩で切り揃え、淡い紫色の瞳を宿したリュシエルは誰しもが認める公爵家の宝だ。
莫大な財産を持つ公爵家の美しい少年を求め、水面下では既に争奪戦が始まっていた。
リュシエルはそんなシュナイダーの想いなど知る術もない。
「兄様、これはぼくの、独り言です。」
シュナイダーがはっと顔をあげる。
「…ずっと、誰よりもお慕いしているのは、兄様だけです。ずっと。ずっと。
でも、貴族としての役目も理解しています。ただ、ぼくの、想いは、いつだって兄様の元に…それだけは」
ポロリと一粒頬を伝う涙を、シュナイダーの指が掬い上げる。
「…ああ、わかってる。お前の気持ちを知りながら、酷なことを頼んでいることも。」
潤んだ瞳をシュナイダーに向けながら、リュシエルは笑った。
「忘れないで下さい。好きです。誰よりも。ずっと。ぼくは、シュナ兄様をあい…」
リュシエルの吐こうとした言葉を、そっと柔らかなものが塞いだ。
それはほんの僅か、微かに触れた。
リュシエルはそれだけで充分だと思えた。
シュナイダーの望み通り、これから支えるのはランスロットだ。
そして、ランスロットを通して、シュナイダーを支える。
王宮に入れば、シュナイダーがいる。
一度目を閉じ、そしてリュシエルは言った。
「陛下、ランスロット様との婚約を受け入れます。」
シュナ兄様は、もういない。
目の前にいるのは、尊い陛下、ただ一人だ。
学園に入ると、ランスロットはリュシエルのことを殊更に避けるようになった。
いつの間にかリオルと言う表情豊かな伯爵家の養子がランスロットの隣にいることが増え、それが日常の光景となるまでに、時間はかからなかった。
婚姻してしまえば、リュシエルと過ごすことが当たり前になるのだからと、今のうちは交流を広めたいというランスロットの言葉を信じ、リュシエルは別に交流を広めていた。
貴族の令息令嬢、優秀な平民の奨学生、リュシエルが幅広く交流を深める一方で、ランスロットは固定された人々としか交流をしなくなっていた。
王太子と交流を深めたい者は多くいた。さらにいずれ政を担うようになれば必要となる人脈をランスロットは軽視しているように見えた。
リオルと二人の側近候補、それ以外を近付けない。
これではいけないと、リュシエルは何度も苦言を呈した。
さらにリオルの態度も貴族たちの反感を買っていた。
当の本人は、いたって自然で、ランスロットにも悪態をついたり、大声で笑ったり、自由なその姿は、決まりごとの多い貴族の嗜みを教え込まれてきた学生たちの眉を顰めさせた。
平民の奨学生さえ、礼儀や礼節を学んでいた。学園の中で身分は関係ないと言われても、そこには暗黙の了解が存在していた。
昼休みになれば、中庭を占領する。
食堂では王族専用の一室をリオルが嫌がり、皆と同じスペースを広く占領する。
リオルは気兼ねなく誰にでも、ごめん、悪い、ありがとう、などと声をかけていたが、それは隣にランスロットがいたから許されていたことだ。
皆笑顔で答えていたが、伯爵家より格上の学生たちにも気安く話しかける姿は、異常だった。
苦言は全て、リュシエルの元に届き、リュシエルはなんとか皆が心地よく過ごせるよう、常に先回りして行動するしかなかった。
疲れていた。
ランスロットに苦言を呈することも、リオルにそれとなく、自分の置かれている立場を理解させようとすることも、側近候補たちに、彼らの婚約者にもっと心をかけるよう促すことも。
何一つ伝わらず、冷笑され、邪険にされる。
シュナイダーのために、ランスロットを正さなくてはと、強く口出しすれば、逆に浅ましいと罵られた。
どうすればいいんだろう?
シュナイダーと約束したのに。
王配教育で王宮を訪れ、時折シュナイダーに会えることだけが、リュシエルの唯一の生きがいとなっていた。
「リュシエル、変わりはないかい?」
シュナイダーに尋ねられれば、いつだってリュシエルは笑みを浮かべて答えられた。
「はい。陛下。何も問題ありません。つつがなく過ごしております。陛下のおかげです。」
こうしてあなたと会えるなら、ぼくはそれだけで幸せですから。
だから、何の問題もありません。
そう応えるリュシエルを見るシュナイダーの目が、どこか悲しげな様子に、リュシエルは全く気がついていなかった。
くるりと寝返りをうつと、リュシエルは重い瞼を開けた。
いつのまに寝ていたのか、思い出せず、起きあがろうとして、いつもの寝具と違うことに気がつく。
「…ここは、どこ?」
小さく漏れた声を聞き止めたのか、続き間から入ってきた人物に、リュシエルは目を見開いた。
「陛下?」
「目が覚めたのか?もう少し寝ていなさい。もうすぐ夕飯の準備が整う。」
「あの、ぼく…ここは?」
まだ寝ぼけているリュシエルの傍にシュナイダーが腰を下ろすと、薄紫の瞳が揺らめいた。
「ここは、わたしの寝室だ。今日はここで休むといい。」
「…え?」
「もういいんだ、リュー。わたしが悪かった。もう誰にもリューのことは渡さない。だから、安心して、ここで休んでくれ。」
「……え?」
まだポヤポヤとするリュシエルの頭を、昔のようにシュナイダーが撫でると、リュシエルはその心地良さに目を細めた。
「大丈夫。今日は共寝するだけで、何もしないと誓う。まずは、よく食べ、そして、寝るんだ。」
リュシエルのか細い腕を取ると、シュナイダーは、首を振った。
「こんなにか細いリューに、よくもあんな真似を。」
小さく囁く言葉はリュシエルにはよく聞こえない。
「あの、陛下?」
「リュー、二人だけのときは、陛下ではなく、昔のように呼んで欲しい。」
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