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新章開幕 『ごきげんよう、母は元ギャルです』
第6話 「ギャル母、恋の暴走に待ったをかける(つもりがノリノリ)」
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「ただいま帰りました……」
わたくし、フレイア・アーデルは今日も慎ましく扉を開けた。
だが。
「はいそこー!顔が“恋してます”って書いてありますー!」
「っ!?!?」
玄関で待ち構えていたのは、全身ピンク×ゴールドの“今日も盛れ気合い十分”な母、ミレイア。
「いやもうそれ、“恋のメーター”振り切ってる顔よ? その赤み、ギャル時代のアタシでも出せなかったやつ☆」
「ち、ちがっ……今日は特に何も……っ!!」
「じゃあこの“盛れたポニーテール”はなにかな? “伏し目がち角度”はどこの誰に見せる用かな? んん~?」
「……っ~~~!!////」
(全部……母様のアドバイス通りにしていたのが……完全に裏目に……!)
⸻
「ってことで本日はこちらっ!
『暴走乙女を守る!ギャル母直伝・恋の自爆防止講座☆』~~~!」
「母様、それは一体どんなテンションで始めるものなんですか……!」
リビングの中央に設置されたホワイトボードには、
《その1:告白前に妄想爆発しすぎ注意》
《その2:“好き”をバレさせすぎない角度45度》
《その3:尊さで泣かない・耐える》
などと書かれていた。
「だってさー、あんた最近“てぇてぇ”が漏れてるんだもん。ラウルくんも言ってたよ、“そろそろ娘が爆発しそうですね”って」
「父様まで参戦しないでください!!」
⸻
その日の夜。
母の“暴走抑止アドバイス”を受けた私は、
翌日の準備をしながら、しみじみ思った。
(……でも、確かに今のわたくし……浮かれているかもしれません)
クライア様の一言にドキドキし、
隣を歩けば頬が緩み、
小さな仕草に、意味を探してしまう。
(わたくし……このままでは、告白されるより先に、自分から言ってしまいそうです)
そして、それは……清楚令嬢として、少々、いや、かなり、危うい。
⸻
翌朝。
「よっ、フレイアちゃ~ん!今日も盛れてんね!」
「クライア様、公共の場で“盛れ”と叫ばないでください。風紀が乱れます……!」
(風紀よりわたくしの心が先に乱れておりますが)
「昨日の噴水、ありがとな~。俺、あれからなんか……めっちゃ元気でたわ」
「そ、それは良かったです。あれはただの……日光浴です。恋愛ではありません」
「え?」
「違いますっ!!“恋”ではありませんっっっ!!」
「いや、誰も言ってねーけど……?」
「~~~~っっ!!////」
(母様ぁぁああああ!!やっぱり防止講座、全然効いてません~~っ!!)
わたくし、フレイア・アーデルは今日も慎ましく扉を開けた。
だが。
「はいそこー!顔が“恋してます”って書いてありますー!」
「っ!?!?」
玄関で待ち構えていたのは、全身ピンク×ゴールドの“今日も盛れ気合い十分”な母、ミレイア。
「いやもうそれ、“恋のメーター”振り切ってる顔よ? その赤み、ギャル時代のアタシでも出せなかったやつ☆」
「ち、ちがっ……今日は特に何も……っ!!」
「じゃあこの“盛れたポニーテール”はなにかな? “伏し目がち角度”はどこの誰に見せる用かな? んん~?」
「……っ~~~!!////」
(全部……母様のアドバイス通りにしていたのが……完全に裏目に……!)
⸻
「ってことで本日はこちらっ!
『暴走乙女を守る!ギャル母直伝・恋の自爆防止講座☆』~~~!」
「母様、それは一体どんなテンションで始めるものなんですか……!」
リビングの中央に設置されたホワイトボードには、
《その1:告白前に妄想爆発しすぎ注意》
《その2:“好き”をバレさせすぎない角度45度》
《その3:尊さで泣かない・耐える》
などと書かれていた。
「だってさー、あんた最近“てぇてぇ”が漏れてるんだもん。ラウルくんも言ってたよ、“そろそろ娘が爆発しそうですね”って」
「父様まで参戦しないでください!!」
⸻
その日の夜。
母の“暴走抑止アドバイス”を受けた私は、
翌日の準備をしながら、しみじみ思った。
(……でも、確かに今のわたくし……浮かれているかもしれません)
クライア様の一言にドキドキし、
隣を歩けば頬が緩み、
小さな仕草に、意味を探してしまう。
(わたくし……このままでは、告白されるより先に、自分から言ってしまいそうです)
そして、それは……清楚令嬢として、少々、いや、かなり、危うい。
⸻
翌朝。
「よっ、フレイアちゃ~ん!今日も盛れてんね!」
「クライア様、公共の場で“盛れ”と叫ばないでください。風紀が乱れます……!」
(風紀よりわたくしの心が先に乱れておりますが)
「昨日の噴水、ありがとな~。俺、あれからなんか……めっちゃ元気でたわ」
「そ、それは良かったです。あれはただの……日光浴です。恋愛ではありません」
「え?」
「違いますっ!!“恋”ではありませんっっっ!!」
「いや、誰も言ってねーけど……?」
「~~~~っっ!!////」
(母様ぁぁああああ!!やっぱり防止講座、全然効いてません~~っ!!)
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