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第一章 異世界のアルコータス
真実を語る
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緑の舗装路の上を、また一台の小型トラックが通り過ぎてゆく。
あとはバイクが数台走っていった。
ここに来てから、大型車両を見かけたことは一度も無い。
俺にはそれが疑問だった。
「なあちょっと訊きたいんだけど」
「なあに? 式の日取りを決めたいの?」
「それはもう勘弁してくれよ。そうじゃなくってさー、ここに着いてから小型トラックしか見かけないんだけど? なんでもっと大きな車を使わないんだ?」
「小型じゃないよ。トラックはだいたいみんなあの大きさ。荷物を載せて長距離移動する分にはもっとも効率的なタイプよ。一般的には」
「特殊な例は?」
「大きな車も存在するけど、それは特定のドライバーに向けて作られた特別車両よ。そういうドライバーは、もちろん普通の人より多くのマナ・ファクツを扱えるから、大きな車を長時間運転できるってわけ。普通の運送業をしてる人はいないと思う」
俺は最初に行った衣料品店や、その他の店にあった大量の商品を思い返した。
「あんな小さいトラックを連ねただけで、よく物流が回るな。俺が見て回ったところじゃ、とても足りそうにないんだけど」
マトイは束の間、俺の顔を見つめた。
「壊滅的になにも覚えてないね、タネツケって。物流のメインはポートシフトよ。大量の物資はポートとポートの間を魔道士が輸送するわ。ごく短時間で」
「うっ?!」
俺は二の句がつなげなくなった。
また魔法だ!
この世界には魔法が存在する。
そのことをつい失念してしまう。
魔法のある世界というのは、こういうものなのだろう。
俺は頭を整理した。
人が直接、機械に活力を与えたり、大量の物品を輸送したり。
そんなことができる世界だ。
蒸気機関や内燃機関など、大きなパワーを生み出す機械装置は発達の機会が無かった。
しかし、そこには自ずと限界もある。
輸送車両の大型化が困難なことなんかが、その例だ。
手を後ろに組みながらマトイは言った。
「そのうち、タネツケをアルコータスのポートへ連れてってあげるね。アルコータスにはいろんなところからポートが繋がってるから、すごく大きいし、人もたくさん働いてるんだよ」
もと居た世界の空港見物に近いような気がする。
それも面白そうだ。
俺は興味を惹かれて、思いつきを言ってみた。
「ポートって、考えようによっては危険じゃないか? 戦争になったら大勢の敵兵が、どっと街中に現れたりして」
マトイは得意げな顔で答える。
「ポートでは人や生き物は輸送できないわ。ポート間の異次元通路を通り抜けることで、精神をおかしくしてしまうから」
「ふーん、それは都合よくできてるな」
俺は半信半疑で言った。
それは使用方法を制約するデマなんじゃないだろうか。
マトイはくちびるを尖らせる。
「本当よ。ポートで人を行き来できるようにするのは、多くの魔道士にとって夢なの。だから、新理論の実証実験ってことで、今でもときたま犠牲者が出てるよ。数ヶ月で回復することもあるけど、そのままずっと治らないことのほうが多いの。とても兵隊なんか遅れないわ」
そこまで言うのなら確かなんだろう。
俺が納得した横で、マトイがぴたりと足を止めた。
思いつめたように宙を睨んでいる。
「どうした、マトイ?」
マトイはゆっくりと、俺の顔へ視線を合わせる。
「もしかしたら……、タネツケって……、魔法でどこかから運ばれて来たんじゃない……? だから、その作用で記憶喪失に……」
「ッ!!!」
鋭い類推だ!
侮れない!
マトイの推測通り、俺はなんらかの魔法的な力でこの世界へ運ばれてきた。
でも記憶喪失じゃない。
仮定を立てるための、そもそもの始めが事実と異なっていた。
しかし、間違った出発点から真相にたどりついてしまうことも、たまにはある。
ここで俺は考えてみた。
無理に記憶喪失を演じ続ける意味はあるのか、と。
元はといえば、マトイに人里へ連れて行ってもらうのが目的だった。
その目的は果たされた。
それどころか、俺たちはずっと親密になろうとしている。
このまま嘘をついて、物を知らない記憶喪失を装い続けるか?
それより、真実を明かしてみてもいいはずだ。
どのみち、特殊な状況であることはかわらない。
俺はマトイに向き直った。
青い瞳を見つめながら言う。
「マトイ、本当のことを言うよ。俺は記憶喪失なんかじゃない……」
「えっ……?」
マトイが目を見開く。
そこへ続けて言った。
「実は俺、他の世界から飛ばされてきたんだ……」
マトイはぷいっと顔をそむける。
「期待して損した! 記憶喪失でも他の世界から来たのでも、物を知らないことじゃ同じじゃない!」
そこまで言ってから、ハッと気づいたように、俺の顔を見る。
マトイはかすれ声で言った。
「もしかして……ホントに……?」
「ああ。もとの世界の記憶はある。ただ、この世界のすべてが初めてなんだ。記憶喪失ってのは、マトイに人のいる場所へ連れてってもらおうとして適当についた嘘だ」
「世界を移動するなんてできるの? どうやって? 自由自在?」
「全然自由じゃない。俺には戻ることはできなさそうだ。どうやってかはよくわからない。自分の力で来たんじゃないんだ。赤の他人に突然飛ばされた。理由も不明だ」
「じゃ、じゃあ、タネツケがもと居たところは、どんな世界だったの?」
「どんな世界、か……」
俺は少し考えをまとめてから口を開いた。
「人は魔法を使えない。マナ・ファクツもブルート・ファクツも。だからマイアズマは発生しないし、モンスターも存在しない。魔法が使えないかわりに、いろんな機械を発達させて生活しているんだ」
「ふーん、天国みたいなところ?」
マトイの無垢な問い。
俺は失笑を漏らしかけた。
「天国には程遠いな。俺の見て回った限りじゃ、ここよりヒドイ。人を襲う怪物なんていやしないのに、大量殺戮兵器は山とあるんだ。世界を何度も滅ぼせるくらい」
「そんなのどうするの?」
「人に使うつもりで溜め込んでるのさ。または相手にも使わせないために。そして、世界のどこかでいつも、人と人が銃を撃ち合ってる。そんな世界だった」
自分の住んでいた日本のことは省いた。
平和で、物も豊富なのに生き地獄。
そんな状況を、マトイに納得させるのは難しいと思ったからだった。
しかし、話した分だけでもマトイは納得できなかった様子だ。
眉根を寄せ、難しい顔をして言う。
「いちおう信じてあげるけど、そんな世界、ウソっぽーい……」
俺は軽く笑いながら答えた。
「そんな冗談みたいな、嘘くさい世界に住んでいたのさ」
「帰る方法を見つけたいの?」
「いや、特にそんなつもりもない」
「この世界のどこを探しても身寄りはいないんでしょ? それでもいいの?」
「そうだな……、今のところはそれでいいと思ってる……」
マトイはかすかに悲しげな様子をはらんで微笑んだ。
「ちょっとさびしい話だけど、それならそれでいいわ」
マトイは続ける。
「これからは『アルバ』が家だと思えばいいよ」
俺は正直な心情を吐露した。
「それも悪くないと思っていたんだ」
夕闇が迫り、街灯が灯り始めていた。
驚いたことに、右手にリングをつけた老人が、街灯をひとつひとつ点けて歩いている。
リングを街灯に向けて掲げると、明かりが灯っていくのだった。
俺たちはその様子を眺めながら、しばらく無言で過ごした。
マトイが、「ついてこい」という身振りをして歩き出す。
「こんなところで立ち話していてもしょうがないわ。家に帰りましょう」
「それがいいな……」
俺も大荷物を抱えながら、マトイに従った。
あとはバイクが数台走っていった。
ここに来てから、大型車両を見かけたことは一度も無い。
俺にはそれが疑問だった。
「なあちょっと訊きたいんだけど」
「なあに? 式の日取りを決めたいの?」
「それはもう勘弁してくれよ。そうじゃなくってさー、ここに着いてから小型トラックしか見かけないんだけど? なんでもっと大きな車を使わないんだ?」
「小型じゃないよ。トラックはだいたいみんなあの大きさ。荷物を載せて長距離移動する分にはもっとも効率的なタイプよ。一般的には」
「特殊な例は?」
「大きな車も存在するけど、それは特定のドライバーに向けて作られた特別車両よ。そういうドライバーは、もちろん普通の人より多くのマナ・ファクツを扱えるから、大きな車を長時間運転できるってわけ。普通の運送業をしてる人はいないと思う」
俺は最初に行った衣料品店や、その他の店にあった大量の商品を思い返した。
「あんな小さいトラックを連ねただけで、よく物流が回るな。俺が見て回ったところじゃ、とても足りそうにないんだけど」
マトイは束の間、俺の顔を見つめた。
「壊滅的になにも覚えてないね、タネツケって。物流のメインはポートシフトよ。大量の物資はポートとポートの間を魔道士が輸送するわ。ごく短時間で」
「うっ?!」
俺は二の句がつなげなくなった。
また魔法だ!
この世界には魔法が存在する。
そのことをつい失念してしまう。
魔法のある世界というのは、こういうものなのだろう。
俺は頭を整理した。
人が直接、機械に活力を与えたり、大量の物品を輸送したり。
そんなことができる世界だ。
蒸気機関や内燃機関など、大きなパワーを生み出す機械装置は発達の機会が無かった。
しかし、そこには自ずと限界もある。
輸送車両の大型化が困難なことなんかが、その例だ。
手を後ろに組みながらマトイは言った。
「そのうち、タネツケをアルコータスのポートへ連れてってあげるね。アルコータスにはいろんなところからポートが繋がってるから、すごく大きいし、人もたくさん働いてるんだよ」
もと居た世界の空港見物に近いような気がする。
それも面白そうだ。
俺は興味を惹かれて、思いつきを言ってみた。
「ポートって、考えようによっては危険じゃないか? 戦争になったら大勢の敵兵が、どっと街中に現れたりして」
マトイは得意げな顔で答える。
「ポートでは人や生き物は輸送できないわ。ポート間の異次元通路を通り抜けることで、精神をおかしくしてしまうから」
「ふーん、それは都合よくできてるな」
俺は半信半疑で言った。
それは使用方法を制約するデマなんじゃないだろうか。
マトイはくちびるを尖らせる。
「本当よ。ポートで人を行き来できるようにするのは、多くの魔道士にとって夢なの。だから、新理論の実証実験ってことで、今でもときたま犠牲者が出てるよ。数ヶ月で回復することもあるけど、そのままずっと治らないことのほうが多いの。とても兵隊なんか遅れないわ」
そこまで言うのなら確かなんだろう。
俺が納得した横で、マトイがぴたりと足を止めた。
思いつめたように宙を睨んでいる。
「どうした、マトイ?」
マトイはゆっくりと、俺の顔へ視線を合わせる。
「もしかしたら……、タネツケって……、魔法でどこかから運ばれて来たんじゃない……? だから、その作用で記憶喪失に……」
「ッ!!!」
鋭い類推だ!
侮れない!
マトイの推測通り、俺はなんらかの魔法的な力でこの世界へ運ばれてきた。
でも記憶喪失じゃない。
仮定を立てるための、そもそもの始めが事実と異なっていた。
しかし、間違った出発点から真相にたどりついてしまうことも、たまにはある。
ここで俺は考えてみた。
無理に記憶喪失を演じ続ける意味はあるのか、と。
元はといえば、マトイに人里へ連れて行ってもらうのが目的だった。
その目的は果たされた。
それどころか、俺たちはずっと親密になろうとしている。
このまま嘘をついて、物を知らない記憶喪失を装い続けるか?
それより、真実を明かしてみてもいいはずだ。
どのみち、特殊な状況であることはかわらない。
俺はマトイに向き直った。
青い瞳を見つめながら言う。
「マトイ、本当のことを言うよ。俺は記憶喪失なんかじゃない……」
「えっ……?」
マトイが目を見開く。
そこへ続けて言った。
「実は俺、他の世界から飛ばされてきたんだ……」
マトイはぷいっと顔をそむける。
「期待して損した! 記憶喪失でも他の世界から来たのでも、物を知らないことじゃ同じじゃない!」
そこまで言ってから、ハッと気づいたように、俺の顔を見る。
マトイはかすれ声で言った。
「もしかして……ホントに……?」
「ああ。もとの世界の記憶はある。ただ、この世界のすべてが初めてなんだ。記憶喪失ってのは、マトイに人のいる場所へ連れてってもらおうとして適当についた嘘だ」
「世界を移動するなんてできるの? どうやって? 自由自在?」
「全然自由じゃない。俺には戻ることはできなさそうだ。どうやってかはよくわからない。自分の力で来たんじゃないんだ。赤の他人に突然飛ばされた。理由も不明だ」
「じゃ、じゃあ、タネツケがもと居たところは、どんな世界だったの?」
「どんな世界、か……」
俺は少し考えをまとめてから口を開いた。
「人は魔法を使えない。マナ・ファクツもブルート・ファクツも。だからマイアズマは発生しないし、モンスターも存在しない。魔法が使えないかわりに、いろんな機械を発達させて生活しているんだ」
「ふーん、天国みたいなところ?」
マトイの無垢な問い。
俺は失笑を漏らしかけた。
「天国には程遠いな。俺の見て回った限りじゃ、ここよりヒドイ。人を襲う怪物なんていやしないのに、大量殺戮兵器は山とあるんだ。世界を何度も滅ぼせるくらい」
「そんなのどうするの?」
「人に使うつもりで溜め込んでるのさ。または相手にも使わせないために。そして、世界のどこかでいつも、人と人が銃を撃ち合ってる。そんな世界だった」
自分の住んでいた日本のことは省いた。
平和で、物も豊富なのに生き地獄。
そんな状況を、マトイに納得させるのは難しいと思ったからだった。
しかし、話した分だけでもマトイは納得できなかった様子だ。
眉根を寄せ、難しい顔をして言う。
「いちおう信じてあげるけど、そんな世界、ウソっぽーい……」
俺は軽く笑いながら答えた。
「そんな冗談みたいな、嘘くさい世界に住んでいたのさ」
「帰る方法を見つけたいの?」
「いや、特にそんなつもりもない」
「この世界のどこを探しても身寄りはいないんでしょ? それでもいいの?」
「そうだな……、今のところはそれでいいと思ってる……」
マトイはかすかに悲しげな様子をはらんで微笑んだ。
「ちょっとさびしい話だけど、それならそれでいいわ」
マトイは続ける。
「これからは『アルバ』が家だと思えばいいよ」
俺は正直な心情を吐露した。
「それも悪くないと思っていたんだ」
夕闇が迫り、街灯が灯り始めていた。
驚いたことに、右手にリングをつけた老人が、街灯をひとつひとつ点けて歩いている。
リングを街灯に向けて掲げると、明かりが灯っていくのだった。
俺たちはその様子を眺めながら、しばらく無言で過ごした。
マトイが、「ついてこい」という身振りをして歩き出す。
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俺も大荷物を抱えながら、マトイに従った。
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