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第二章 女神の揺籃 イシュタルテア
タイタスの薔薇 第二章完
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ボンゼン・ブードーは滅びたが、そのあとも夜は長かった。
俺が喚び出してしまった多くの混沌、狭間のものたちと、マザー・アカバムの産みだした魔人たちも始末しなければならなかった。
俺と花嫁たちは手分けしてことにあたり、その仕事が終わったのは朝が訪れる寸前だった。
そして俺たちは、この世界へ初めて足を踏み入れた場所、サリーが迎えに来てくれた緑の丘へ集まっていた。
この場所がアルコータスのある地球へ、物理的にいちばん近いからだった。
みんなにはこれからのことをはっきり伝えていないが、俺たちはこれ以上イシュタルテアの住人と接触しないほうがいいだろうと考えていた。
ボンゼン・ブードーを倒した感謝よりも恨みのほうが勝っているだろう。
花嫁たちはすでに集合していた。
俺は仕上げの見回りをしてきたので最後の到着だった。
狭間のものや魔人を倒し、イシュタルテアの住人を助けていくに従って、花嫁たちのドレスから黒が抜け、白くなっていった。
いまや全員、純白の花嫁衣装に身を包んでいる。
俺がゆっくり着地すると、一瞬、安堵の静寂が訪れた。
それから突然、春爛漫のように言葉の花が咲く。
マトイは薬指の指輪と俺を交互にちらちら見やりながら、誰に言うでもなくまくしたてる。
「あーあー、とうとうタネツケとケッコンしちゃったぁー、あーあー、パパなんていうかなー、なー、なー、親衛隊のみんなはどんな顔するかなー、なー、なー」
すごい速さでチラ見を繰り返すマトイ。
ヒサメはまんざらでもない様子で、左手を俺に突きだしてきた。
「おまえ、これ、アルコータスなら違法だぞ、重婚なんて。ここではどうだかしらないが、面倒が起こったらおまえだけが素直にお縄頂戴するんだぞ?」
シャルロッテは青白い肌を朱に染めて、片手を顔にあてている。
「落ちついてみると大変なことです。わたくし夜の一族でもなくなってしまったようですし、もう帰れる家もないかもしれませんし、こ、これは、きちんとセ、セキニンを取っていただかないとなりません」
イクサは朝陽に指輪をかざしてニヤニヤしながら独り言をつぶやいていた。
「イヒヒヒ……、アタイがケッコン、ケッ、ケッコン……。ツマ……ヒトヅマ……、三食昼寝付き……、でゅ、でゅふふふふ……」
鎧にドレス姿のアデーレが近づいてきて、左の拳を見せた。
「異存はない……。異存はないが……、この花嫁姿、クラウパーにも見せてやりたかった……。アイツはいまごろなにをしているのか……」
俺は諭すように言った。
「帰るためにここへ集まったんだよ。これだけの力があって帰れないわけないだろ?」
「ほ、本当か!?」
「ああ」
一同はかえってきょとんとしてしまった。
間を置いてから黄色い歓声。
反対する者はいない。
はしゃいでいるみなを眺めながら、俺は一振りに戻っているペルチオーネを鞘に収める。
ソードリング・ペルチオーネが出現した。
ある程度予想していたことだったが、ペルチオーネは十歳児ほどの姿から、膨らむべきところがいくぶん膨らんだ十三、四歳くらいの姿に成長していた。
「あー、暴れまくるの楽しかったー」
そう言いながら、前と同じ銀のワンピースに身を包み、手に持ったハンカチで悪そうなメイクを落としている。
みんな集まってきて、ペルチオーネの変化について話し始めた。
ペルチオーネは右腕を高くあげて、脇の下を俺に見せつけてくる。
「マスター、欲情しちゃう?」
「おまえどうせツルツルじゃん……」
ペルチオーネはセクシーっぽいポーズを決めながら続けた。
「あたち、また女のレベルあがっちゃったー。ここにいる雑魚どもとの格差がこわーい。ヘイト集まっちゃうー」
ヒサメとアデーレがいきり立った。
「誰が雑魚だ!」
「こわっぱめ!」
争いに発展しそうな勢いになったとき、飛行モードのミッションシップがやってきた。
中から降りてきたのは学園長。
浮遊する担架に乗ったナムリッド。
それにイリアンとノーデリアだった。
操縦席を見ると傷だらけのモーサッドが座っていたが、俺たちのほうへは目を向けない。
まだ両腕がないままで、学園長は静かに微笑んだ。
「この世界であなたがたを見送りたいという者はわたしだけのようです。それもしかたないでしょう」
ナムリッドが担架から降りる。
「わぁー、みんなキレイ! わたしは帰ってからアルコータス式でいいから!」
足はふらつき、目の下にはクマがあったものの、声は元気そうだった。
俺はナムリッドに手を差し出す。
「ナムリッド、俺の手をとってくれ」
「なに?」
手をつなぎしだい、回復の力を送り込んでやった。
「おほぉー!! なにこれしゅごぃいいいい!!!」
すぐにナムリッドの血色が良くなる。
手を離してから説明してやった。
「俺もいろいろ器用になってね。これも師匠あってのおかげ」
「上出来、上出来。教科書どうするの? 持っていくんでしょ?」
ナムリッドは学園の教科書を三冊ほど持ってきていた。
これが向こうでも機能すれば、世界が変わる。
イリアンと連れ立って、ノーデリアが口を開いた。
「わたくしも連れて行っていただきましょうか。わたくし、良いことをしたというのに、あなたがたに関わってしまったせいでどうにも白眼視されているのを感じますわ!」
それが事実かどうかはわからない。
彼女なりの納得のさせかたかもしれなかった。
そう言えば……。
俺はイクサを振り返って尋ねる。
「おまえも一緒でいいのか、イクサ? 聞くの忘れてたけど」
イクサはまだうっとりと指輪を見つめながら答える。
「アタイの世界もボンゼン・ブードーに滅ぼされてるから。行くとこないし、ヒヒヒ」
「じゃ、これで全員そろったな。あとは船と船頭だけだ」
学園長に告げる。
「この世界の元素をもう少しもらいます」
俺はペルチオーネを引き抜いて大地に突き立てた。
「元素抽出!」
俺たちの足下に全員が立てる広さの床が生まれた。
その他の機器も無から生まれるようにして俺たちを取り囲んでいく。
生命維持装置、航行器、推進部……。
俺のイメージでは次元間移動のできるカプセルみたいなものがやっとだったが……。
そこへさらに何種類もの武装、装甲、優雅な居住施設など、俺の意図しないものが加わっていき、艦はどんどん大きくなっていった。
俺は驚いて学園長の顔を見る。
学園長は微笑んだまま言った。
「わたしからの手向けです。あなたがたはあちらへ戻られてもご多忙でしょうから。この艦を『タイタスの薔薇』と名付けさせてください」
「タイタスっていうのは……?」
「もはや姿形も定かには覚えていないのですが、わたしの知るたったひとりの男の名です。武勇に優れ、叡智と優しさを持った人だったはずです。その名をあなたに預けましょう」
「ありがとう学園長」
次元航行艦が完成してみると、その形は確かに咲きほころんだ薔薇を思わせた。
みんなひどく興奮して意見を交わしあっている。
俺たちの下方、姿も見えないところから学園長が言った。
「船頭も来たようですよ」
俺たちが見あげると、翼を開いた女神がひとり、急降下してくるところだった。
それは俺を異世界へ飛ばした張本人、イシュタルテアの卒業生の一柱、ミスズだった。
ベレー帽にメガネのミスズは空中で止まり、俺たちを見おろした。
「わたしはまだ巻き込まれて死ぬわけにはいかなかったので、避難していました。さあ帰りましょう。あちらもいろいろ大変です」
「あんたもいろいろ大変そうだな」
いちおう労ってから、俺は艦のコンソールを操作した。
薔薇の花弁が閉じていって蕾になる。
「『タイタスの薔薇』、発進!」
推進部が働き、艦が上昇を始める。
少し遅れてからミスズが急上昇して空の高みに昇っていった。
俺たちはあれを追えばいいわけだ。
イシュタルテアの大地から離れ、風化してゆくボンゼン・ブードーとマザー・アカバムの亡骸を越えた。
学園長の姿も見えなくなったころ、周囲が闇に包まれる。
見えるのは、輝きながら飛翔するミスズの後ろ姿だけだ。
俺たちは次元間航行に入った。
意識をもったまま次元間を移動するのは初めてだった。
だからどれくらいの時間がかかるのかわからない。
アルコータスのある地球へ戻っても、まず間違いなく戦いの日々が待っている。
この次元間移動が、束の間の休息になるだろう……。
さらばイシュタルテア。
俺が喚び出してしまった多くの混沌、狭間のものたちと、マザー・アカバムの産みだした魔人たちも始末しなければならなかった。
俺と花嫁たちは手分けしてことにあたり、その仕事が終わったのは朝が訪れる寸前だった。
そして俺たちは、この世界へ初めて足を踏み入れた場所、サリーが迎えに来てくれた緑の丘へ集まっていた。
この場所がアルコータスのある地球へ、物理的にいちばん近いからだった。
みんなにはこれからのことをはっきり伝えていないが、俺たちはこれ以上イシュタルテアの住人と接触しないほうがいいだろうと考えていた。
ボンゼン・ブードーを倒した感謝よりも恨みのほうが勝っているだろう。
花嫁たちはすでに集合していた。
俺は仕上げの見回りをしてきたので最後の到着だった。
狭間のものや魔人を倒し、イシュタルテアの住人を助けていくに従って、花嫁たちのドレスから黒が抜け、白くなっていった。
いまや全員、純白の花嫁衣装に身を包んでいる。
俺がゆっくり着地すると、一瞬、安堵の静寂が訪れた。
それから突然、春爛漫のように言葉の花が咲く。
マトイは薬指の指輪と俺を交互にちらちら見やりながら、誰に言うでもなくまくしたてる。
「あーあー、とうとうタネツケとケッコンしちゃったぁー、あーあー、パパなんていうかなー、なー、なー、親衛隊のみんなはどんな顔するかなー、なー、なー」
すごい速さでチラ見を繰り返すマトイ。
ヒサメはまんざらでもない様子で、左手を俺に突きだしてきた。
「おまえ、これ、アルコータスなら違法だぞ、重婚なんて。ここではどうだかしらないが、面倒が起こったらおまえだけが素直にお縄頂戴するんだぞ?」
シャルロッテは青白い肌を朱に染めて、片手を顔にあてている。
「落ちついてみると大変なことです。わたくし夜の一族でもなくなってしまったようですし、もう帰れる家もないかもしれませんし、こ、これは、きちんとセ、セキニンを取っていただかないとなりません」
イクサは朝陽に指輪をかざしてニヤニヤしながら独り言をつぶやいていた。
「イヒヒヒ……、アタイがケッコン、ケッ、ケッコン……。ツマ……ヒトヅマ……、三食昼寝付き……、でゅ、でゅふふふふ……」
鎧にドレス姿のアデーレが近づいてきて、左の拳を見せた。
「異存はない……。異存はないが……、この花嫁姿、クラウパーにも見せてやりたかった……。アイツはいまごろなにをしているのか……」
俺は諭すように言った。
「帰るためにここへ集まったんだよ。これだけの力があって帰れないわけないだろ?」
「ほ、本当か!?」
「ああ」
一同はかえってきょとんとしてしまった。
間を置いてから黄色い歓声。
反対する者はいない。
はしゃいでいるみなを眺めながら、俺は一振りに戻っているペルチオーネを鞘に収める。
ソードリング・ペルチオーネが出現した。
ある程度予想していたことだったが、ペルチオーネは十歳児ほどの姿から、膨らむべきところがいくぶん膨らんだ十三、四歳くらいの姿に成長していた。
「あー、暴れまくるの楽しかったー」
そう言いながら、前と同じ銀のワンピースに身を包み、手に持ったハンカチで悪そうなメイクを落としている。
みんな集まってきて、ペルチオーネの変化について話し始めた。
ペルチオーネは右腕を高くあげて、脇の下を俺に見せつけてくる。
「マスター、欲情しちゃう?」
「おまえどうせツルツルじゃん……」
ペルチオーネはセクシーっぽいポーズを決めながら続けた。
「あたち、また女のレベルあがっちゃったー。ここにいる雑魚どもとの格差がこわーい。ヘイト集まっちゃうー」
ヒサメとアデーレがいきり立った。
「誰が雑魚だ!」
「こわっぱめ!」
争いに発展しそうな勢いになったとき、飛行モードのミッションシップがやってきた。
中から降りてきたのは学園長。
浮遊する担架に乗ったナムリッド。
それにイリアンとノーデリアだった。
操縦席を見ると傷だらけのモーサッドが座っていたが、俺たちのほうへは目を向けない。
まだ両腕がないままで、学園長は静かに微笑んだ。
「この世界であなたがたを見送りたいという者はわたしだけのようです。それもしかたないでしょう」
ナムリッドが担架から降りる。
「わぁー、みんなキレイ! わたしは帰ってからアルコータス式でいいから!」
足はふらつき、目の下にはクマがあったものの、声は元気そうだった。
俺はナムリッドに手を差し出す。
「ナムリッド、俺の手をとってくれ」
「なに?」
手をつなぎしだい、回復の力を送り込んでやった。
「おほぉー!! なにこれしゅごぃいいいい!!!」
すぐにナムリッドの血色が良くなる。
手を離してから説明してやった。
「俺もいろいろ器用になってね。これも師匠あってのおかげ」
「上出来、上出来。教科書どうするの? 持っていくんでしょ?」
ナムリッドは学園の教科書を三冊ほど持ってきていた。
これが向こうでも機能すれば、世界が変わる。
イリアンと連れ立って、ノーデリアが口を開いた。
「わたくしも連れて行っていただきましょうか。わたくし、良いことをしたというのに、あなたがたに関わってしまったせいでどうにも白眼視されているのを感じますわ!」
それが事実かどうかはわからない。
彼女なりの納得のさせかたかもしれなかった。
そう言えば……。
俺はイクサを振り返って尋ねる。
「おまえも一緒でいいのか、イクサ? 聞くの忘れてたけど」
イクサはまだうっとりと指輪を見つめながら答える。
「アタイの世界もボンゼン・ブードーに滅ぼされてるから。行くとこないし、ヒヒヒ」
「じゃ、これで全員そろったな。あとは船と船頭だけだ」
学園長に告げる。
「この世界の元素をもう少しもらいます」
俺はペルチオーネを引き抜いて大地に突き立てた。
「元素抽出!」
俺たちの足下に全員が立てる広さの床が生まれた。
その他の機器も無から生まれるようにして俺たちを取り囲んでいく。
生命維持装置、航行器、推進部……。
俺のイメージでは次元間移動のできるカプセルみたいなものがやっとだったが……。
そこへさらに何種類もの武装、装甲、優雅な居住施設など、俺の意図しないものが加わっていき、艦はどんどん大きくなっていった。
俺は驚いて学園長の顔を見る。
学園長は微笑んだまま言った。
「わたしからの手向けです。あなたがたはあちらへ戻られてもご多忙でしょうから。この艦を『タイタスの薔薇』と名付けさせてください」
「タイタスっていうのは……?」
「もはや姿形も定かには覚えていないのですが、わたしの知るたったひとりの男の名です。武勇に優れ、叡智と優しさを持った人だったはずです。その名をあなたに預けましょう」
「ありがとう学園長」
次元航行艦が完成してみると、その形は確かに咲きほころんだ薔薇を思わせた。
みんなひどく興奮して意見を交わしあっている。
俺たちの下方、姿も見えないところから学園長が言った。
「船頭も来たようですよ」
俺たちが見あげると、翼を開いた女神がひとり、急降下してくるところだった。
それは俺を異世界へ飛ばした張本人、イシュタルテアの卒業生の一柱、ミスズだった。
ベレー帽にメガネのミスズは空中で止まり、俺たちを見おろした。
「わたしはまだ巻き込まれて死ぬわけにはいかなかったので、避難していました。さあ帰りましょう。あちらもいろいろ大変です」
「あんたもいろいろ大変そうだな」
いちおう労ってから、俺は艦のコンソールを操作した。
薔薇の花弁が閉じていって蕾になる。
「『タイタスの薔薇』、発進!」
推進部が働き、艦が上昇を始める。
少し遅れてからミスズが急上昇して空の高みに昇っていった。
俺たちはあれを追えばいいわけだ。
イシュタルテアの大地から離れ、風化してゆくボンゼン・ブードーとマザー・アカバムの亡骸を越えた。
学園長の姿も見えなくなったころ、周囲が闇に包まれる。
見えるのは、輝きながら飛翔するミスズの後ろ姿だけだ。
俺たちは次元間航行に入った。
意識をもったまま次元間を移動するのは初めてだった。
だからどれくらいの時間がかかるのかわからない。
アルコータスのある地球へ戻っても、まず間違いなく戦いの日々が待っている。
この次元間移動が、束の間の休息になるだろう……。
さらばイシュタルテア。
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