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(27/47)どうやらキミの力が必要みたいだ
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「よっと」
なんだこれ。
「ほいしょっと」
くそ簡単だな。
俺は飛んでくるコトンボをつまみツリーハウスに入れていく。
ペンが転がるようなスピードで向かってくるものを二本の指で捕らえる誰でもできるような単純作業だ。
俺に向かって何の工夫もなく一直線に進んでくるので動きを読むこともする必要がない。しかもコトンボ自らやってきてくれるので腕以外を動かすこともない。ただ黙々とこなしていくだけだ。
ゆっくりと見えるようになっただけで、難易度が一気に下がった。
これで俺も『コトンボ以下』というような台詞を使えるようになったな。
「ほいっと」
目に付く最後の一匹を『虫かご』に入れた。
風が木々を揺らす。
しばらくそのままでいたが、もう飛んでくるものはいなかった。
俺は手元の『虫かご』を積み上げてある場所へ投げた。
既に相当な量になっている。
「ははっ!これで全部かなっ?全部閉じ込め終わったかなっ?」
背後の師匠がゆっくりと立ち上がった。
のんびりと腕を伸ばしあくびまでしている。
「じゃあ、最後の仕上げだね。ははっ!」
そしてにやりと笑うとポケットに手を入れた。
「『ライトウィザマッチ』!」
師匠はそう叫ぶと、ポケットから出した手を小さくそして素早く動かした。
しゅぼっ!……しゅぅ……。
手元が一瞬光った。
そして薄い煙が立ち上った。
「ははっ!『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。
「ははっ!ははっ!『ライトウィザマッチ』!『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。しゅぼっ……しゅぅ……。
「師匠?」
「一人じゃだめかな。カイ君、こっちへ来てくれ。どうやらキミの力が必要みたいだ。ははっ!」
俺の力が必要って?
疑問と不安を持ちつつ言われるがまま師匠のところへ向かう。
「これを守ってくれれば良いさ」
守る?
師匠の何を守るんだ?
師匠のを守るなんて、そんなこと俺にできるのか?
「これだよ、これ。ははっ!」
近づき師匠の手元をのぞき込む。
…………?
「さあ、こういう具合で手を貸してくれたまえ」
「師匠?」
俺は師匠に命じられた通り手を貸しだす。
「ははっ!なんだい、カイ君?『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。
「ははっ!どうも上手くいかないな」
「……師匠、俺がやりましょうか?」
「ふむ。キミにできるかな?ただその積極的な姿勢は好感が持てる。ではカイ君に頼むとするかな」
師匠は重々しく手の中のものを渡す。
「……はい。では」
俺はただ普通に受け取ったものを使う。
師匠のように叫びはしなかったが、同じように小さく素早く手を動かした。
しゅぼっ!
ぼううっ!
二人の手の中で風に邪魔されず上手く火が付いた。
…………。
「……師匠、これ単なるマッチですよね?」
「ははっ!そうだよ?何だと思ったんだい?」
「いや、何やら叫んでいたので。……もっとすごい何かギフト的なものかと」
「ははっ!夢があるねっ!まあ、その火を虫かごへ投げてくれたまえっ!」
師匠は相変わらずクールな表情でハイテンションだ。
俺はなんだか納得できないまま、積み上げられた虫かごに火のついたマッチを投げた。
一瞬で火が大きくなり、瞬く間に燃え盛った。
「凄い良く燃えるんですね」
「ははっ!アカトンボじゃないからね。これはケエジのコトンボだし」
虫かごを中心にごうごうと炎が暴れまわる。
熱のちらつきを肌でも感じる。
「け、けっこう凄い勢いですね」
下からも熱波がやってきて思わず後ずさる。
見ると足元の青草がぷすぷすと煙を出している。
と、頭に何か落ちてきた。
「痛っ!熱っ!」
頭に当たり落ちたのを確認すると燃えている小枝だった。
思わず師匠の顔を見る。
「し、師匠?」
「ははっ!」
炎に照らされ白い肌が赤くなっているが、師匠は汗もかかず涼し気な表情をしている。
暴れまわる火の勢いは俺たちの周りの木々にまで到達していた。
「師匠、凄く熱いです!これ放っておくと火事になりますよ!」
「ははっ!そうだね!少し暑いね」
「この状況の『あつい』はそっちの字じゃないですってば!しかも少しじゃなく凄く熱いです!!ていうか、師匠!周りを火に囲まれています!!」
これってこっちきてから一番のピンチなのでは?
「キミのギフトは字の違いも視えるのかい?」
「そんなことできるかー!」
「ははっ!」
「師匠、笑ってないで!師匠!!!死んじゃいます!」
「キミは想像力豊かだねえ。こんなんじゃ死なないよ。ははっ!」
「いや、焼け死んじゃいますよ俺ら!熱いっ!熱いですってば!」
「ははっ!暑いねえ。わかったよ。もうコトンボも焼け切ったと思うし」
師匠が竿を動かした。
糸がするすると伸び池に落ちた。
「『ダンボ・ダンボ』!」
その糸をすぐさま引き寄せた。
真っすぐに一本に空高く釣り糸が伸びる。
そして糸の先から大量の水が噴射された。
火に当たり周囲でぷすぷすと消化される音がする。
続けざまに師匠は器用に竿を操りあらゆるところへ釣り糸を送った。
枝々の間を抜け炎の見え隠れするところへ伸びていき水を撒きまくる。
あっという間に沈火され、紅い炎は姿を消し白い煙だけになった。
「あと、念のためにねっ!」
師匠が再度真上に竿を掲げる。
大量の水が頭上から降ってきた。
「し、師匠~っ」
「ははっ!これで大丈夫。依頼も完了!だねっ!」
「はぁ~っ」
思わず漏れる安堵のため息。
ずぶ濡れの俺は全身から力が抜け、水浸しになった地面に膝から崩れ落ちた。
「ははっ!大げさだねえ。とにかく依頼書を確認してごらん?」
言われるがままに濡れた手でどうにか依頼書を取り出した。
「頑張ってちゃんと広げたまえ」
上手く力が入らないが俺の腕になんとか意思伝達をする。
「さあよく見たまえ、カイ君!そう、依頼初完了だ!おめでとうっ!ははっ!」
広げた依頼書には『フィニッシャー/イッセー・カイ』との文字が浮き出ていた。
なんだこれ。
「ほいしょっと」
くそ簡単だな。
俺は飛んでくるコトンボをつまみツリーハウスに入れていく。
ペンが転がるようなスピードで向かってくるものを二本の指で捕らえる誰でもできるような単純作業だ。
俺に向かって何の工夫もなく一直線に進んでくるので動きを読むこともする必要がない。しかもコトンボ自らやってきてくれるので腕以外を動かすこともない。ただ黙々とこなしていくだけだ。
ゆっくりと見えるようになっただけで、難易度が一気に下がった。
これで俺も『コトンボ以下』というような台詞を使えるようになったな。
「ほいっと」
目に付く最後の一匹を『虫かご』に入れた。
風が木々を揺らす。
しばらくそのままでいたが、もう飛んでくるものはいなかった。
俺は手元の『虫かご』を積み上げてある場所へ投げた。
既に相当な量になっている。
「ははっ!これで全部かなっ?全部閉じ込め終わったかなっ?」
背後の師匠がゆっくりと立ち上がった。
のんびりと腕を伸ばしあくびまでしている。
「じゃあ、最後の仕上げだね。ははっ!」
そしてにやりと笑うとポケットに手を入れた。
「『ライトウィザマッチ』!」
師匠はそう叫ぶと、ポケットから出した手を小さくそして素早く動かした。
しゅぼっ!……しゅぅ……。
手元が一瞬光った。
そして薄い煙が立ち上った。
「ははっ!『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。
「ははっ!ははっ!『ライトウィザマッチ』!『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。しゅぼっ……しゅぅ……。
「師匠?」
「一人じゃだめかな。カイ君、こっちへ来てくれ。どうやらキミの力が必要みたいだ。ははっ!」
俺の力が必要って?
疑問と不安を持ちつつ言われるがまま師匠のところへ向かう。
「これを守ってくれれば良いさ」
守る?
師匠の何を守るんだ?
師匠のを守るなんて、そんなこと俺にできるのか?
「これだよ、これ。ははっ!」
近づき師匠の手元をのぞき込む。
…………?
「さあ、こういう具合で手を貸してくれたまえ」
「師匠?」
俺は師匠に命じられた通り手を貸しだす。
「ははっ!なんだい、カイ君?『ライトウィザマッチ』!」
しゅぼっ……しゅぅ……。
「ははっ!どうも上手くいかないな」
「……師匠、俺がやりましょうか?」
「ふむ。キミにできるかな?ただその積極的な姿勢は好感が持てる。ではカイ君に頼むとするかな」
師匠は重々しく手の中のものを渡す。
「……はい。では」
俺はただ普通に受け取ったものを使う。
師匠のように叫びはしなかったが、同じように小さく素早く手を動かした。
しゅぼっ!
ぼううっ!
二人の手の中で風に邪魔されず上手く火が付いた。
…………。
「……師匠、これ単なるマッチですよね?」
「ははっ!そうだよ?何だと思ったんだい?」
「いや、何やら叫んでいたので。……もっとすごい何かギフト的なものかと」
「ははっ!夢があるねっ!まあ、その火を虫かごへ投げてくれたまえっ!」
師匠は相変わらずクールな表情でハイテンションだ。
俺はなんだか納得できないまま、積み上げられた虫かごに火のついたマッチを投げた。
一瞬で火が大きくなり、瞬く間に燃え盛った。
「凄い良く燃えるんですね」
「ははっ!アカトンボじゃないからね。これはケエジのコトンボだし」
虫かごを中心にごうごうと炎が暴れまわる。
熱のちらつきを肌でも感じる。
「け、けっこう凄い勢いですね」
下からも熱波がやってきて思わず後ずさる。
見ると足元の青草がぷすぷすと煙を出している。
と、頭に何か落ちてきた。
「痛っ!熱っ!」
頭に当たり落ちたのを確認すると燃えている小枝だった。
思わず師匠の顔を見る。
「し、師匠?」
「ははっ!」
炎に照らされ白い肌が赤くなっているが、師匠は汗もかかず涼し気な表情をしている。
暴れまわる火の勢いは俺たちの周りの木々にまで到達していた。
「師匠、凄く熱いです!これ放っておくと火事になりますよ!」
「ははっ!そうだね!少し暑いね」
「この状況の『あつい』はそっちの字じゃないですってば!しかも少しじゃなく凄く熱いです!!ていうか、師匠!周りを火に囲まれています!!」
これってこっちきてから一番のピンチなのでは?
「キミのギフトは字の違いも視えるのかい?」
「そんなことできるかー!」
「ははっ!」
「師匠、笑ってないで!師匠!!!死んじゃいます!」
「キミは想像力豊かだねえ。こんなんじゃ死なないよ。ははっ!」
「いや、焼け死んじゃいますよ俺ら!熱いっ!熱いですってば!」
「ははっ!暑いねえ。わかったよ。もうコトンボも焼け切ったと思うし」
師匠が竿を動かした。
糸がするすると伸び池に落ちた。
「『ダンボ・ダンボ』!」
その糸をすぐさま引き寄せた。
真っすぐに一本に空高く釣り糸が伸びる。
そして糸の先から大量の水が噴射された。
火に当たり周囲でぷすぷすと消化される音がする。
続けざまに師匠は器用に竿を操りあらゆるところへ釣り糸を送った。
枝々の間を抜け炎の見え隠れするところへ伸びていき水を撒きまくる。
あっという間に沈火され、紅い炎は姿を消し白い煙だけになった。
「あと、念のためにねっ!」
師匠が再度真上に竿を掲げる。
大量の水が頭上から降ってきた。
「し、師匠~っ」
「ははっ!これで大丈夫。依頼も完了!だねっ!」
「はぁ~っ」
思わず漏れる安堵のため息。
ずぶ濡れの俺は全身から力が抜け、水浸しになった地面に膝から崩れ落ちた。
「ははっ!大げさだねえ。とにかく依頼書を確認してごらん?」
言われるがままに濡れた手でどうにか依頼書を取り出した。
「頑張ってちゃんと広げたまえ」
上手く力が入らないが俺の腕になんとか意思伝達をする。
「さあよく見たまえ、カイ君!そう、依頼初完了だ!おめでとうっ!ははっ!」
広げた依頼書には『フィニッシャー/イッセー・カイ』との文字が浮き出ていた。
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