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第8話
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ボロス盗賊団を苦も無く壊滅させたことで気を良くした私は、次の日から、懸賞金がかけられている悪党どもを、片っ端から狩っていくことにした。
目標は、一日一善。
つまり、一日に一人は、悪党をぶっとばすってこと。
えっと……この辺りで、悪名が知れ渡っている懸賞首の数は七人だから、一日に一人ずつ片付けていけば、一週間で全滅させられるわね。よし、今日はちょうど月曜だから、日曜までに、全員やっつけちゃいましょう。
月曜日。
今日のターゲットは、山中で旅人から金品を巻き上げている山賊だ。私の実力が分からないのか、こちらを見て、「お嬢ちゃん、痛い目に遭いたくなきゃ、大人しくしてな、ひひひ」と、いやらしい笑みを浮かべている。生理的嫌悪感を感じた私は、言葉を交わすことなく、ワンパンチで山賊の顔面を陥没させた。よし、討伐完了。
火曜日。
今日のターゲットは、『腕試し』と称して、町の人々に、誰彼構わず喧嘩を吹っ掛けている、迷惑な武道家だ。武人を気取っている割に、私の実力を見抜く目は持っていないらしく、「せいやあああぁぁぁー!!」と、無駄に大きな声で襲い掛かって来たので、カウンターで顎の骨をぶち壊してやった。よし、討伐完了。
水曜日。
今日のターゲットは、廃工場で怪しげな実験を繰り返しているマッドサイエンティストだ。「皆が困ってるから実験をやめてください」と頼んだら、いきなり塩酸をぶっかけてきたので、ほんのちょっと焦った。しかし、私は華麗に液体を回避し、その動きのまま、マッドサイエンティストの眉間に蹴りをぶち込んだ。よし、討伐完了。
木曜日。
今日のターゲットは、夜な夜な女の子たちを痴漢して回っている、最低の男だ。おとり捜査的な感じで、夜の裏路地をふらふら歩いていると、痴漢はいつの間にか、私の背後にいた。気配を消すのが上手い男だ。何かの武術をやっているに違いない。しかし、私の敵じゃない。お尻を触ろうとしてきた手を掴み、背負い投げで、脳天から地面に叩きつける。よし、討伐完了。
金曜日。
今日のターゲットは、時折街道に出現し、真剣で旅人を襲う辻斬りだ。辻斬りは、なぜ自分がこんなことをしているのかを、涙ながらに語った。「主君に裏切られた」だの、「妻が不貞を働いていた」だの、グチグチと喋り続けているが、無関係の人を襲うような悪党にかける情けはない。私は辻斬りの持つ刀ごと、両腕と頭の骨を砕いてやった。よし、討伐完了。
土曜日。
今日のターゲットは、タチの悪い詐欺師だ。……こいつは、少々やりにくかった。私にペコペコと頭を下げて、「お願いします、殴らないでください」と泣きついてきたからだ。しかし、私がため息をついてよそ見をした瞬間、隠し持っていた刃物で襲い掛かってきたので、ホッとした。無抵抗の相手を叩くのは、嫌だもんね。私はニッコリ笑い、サッカーボールを蹴るように、詐欺師の頭を蹴っ飛ばした。よし、討伐完了。
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ボロス盗賊団を苦も無く壊滅させたことで気を良くした私は、次の日から、懸賞金がかけられている悪党どもを、片っ端から狩っていくことにした。
目標は、一日一善。
つまり、一日に一人は、悪党をぶっとばすってこと。
えっと……この辺りで、悪名が知れ渡っている懸賞首の数は七人だから、一日に一人ずつ片付けていけば、一週間で全滅させられるわね。よし、今日はちょうど月曜だから、日曜までに、全員やっつけちゃいましょう。
月曜日。
今日のターゲットは、山中で旅人から金品を巻き上げている山賊だ。私の実力が分からないのか、こちらを見て、「お嬢ちゃん、痛い目に遭いたくなきゃ、大人しくしてな、ひひひ」と、いやらしい笑みを浮かべている。生理的嫌悪感を感じた私は、言葉を交わすことなく、ワンパンチで山賊の顔面を陥没させた。よし、討伐完了。
火曜日。
今日のターゲットは、『腕試し』と称して、町の人々に、誰彼構わず喧嘩を吹っ掛けている、迷惑な武道家だ。武人を気取っている割に、私の実力を見抜く目は持っていないらしく、「せいやあああぁぁぁー!!」と、無駄に大きな声で襲い掛かって来たので、カウンターで顎の骨をぶち壊してやった。よし、討伐完了。
水曜日。
今日のターゲットは、廃工場で怪しげな実験を繰り返しているマッドサイエンティストだ。「皆が困ってるから実験をやめてください」と頼んだら、いきなり塩酸をぶっかけてきたので、ほんのちょっと焦った。しかし、私は華麗に液体を回避し、その動きのまま、マッドサイエンティストの眉間に蹴りをぶち込んだ。よし、討伐完了。
木曜日。
今日のターゲットは、夜な夜な女の子たちを痴漢して回っている、最低の男だ。おとり捜査的な感じで、夜の裏路地をふらふら歩いていると、痴漢はいつの間にか、私の背後にいた。気配を消すのが上手い男だ。何かの武術をやっているに違いない。しかし、私の敵じゃない。お尻を触ろうとしてきた手を掴み、背負い投げで、脳天から地面に叩きつける。よし、討伐完了。
金曜日。
今日のターゲットは、時折街道に出現し、真剣で旅人を襲う辻斬りだ。辻斬りは、なぜ自分がこんなことをしているのかを、涙ながらに語った。「主君に裏切られた」だの、「妻が不貞を働いていた」だの、グチグチと喋り続けているが、無関係の人を襲うような悪党にかける情けはない。私は辻斬りの持つ刀ごと、両腕と頭の骨を砕いてやった。よし、討伐完了。
土曜日。
今日のターゲットは、タチの悪い詐欺師だ。……こいつは、少々やりにくかった。私にペコペコと頭を下げて、「お願いします、殴らないでください」と泣きついてきたからだ。しかし、私がため息をついてよそ見をした瞬間、隠し持っていた刃物で襲い掛かってきたので、ホッとした。無抵抗の相手を叩くのは、嫌だもんね。私はニッコリ笑い、サッカーボールを蹴るように、詐欺師の頭を蹴っ飛ばした。よし、討伐完了。
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