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[アリッサの奮闘記]無敵の三兄妹?
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「クレスト兄様の許可がない人は通れなくしました」
ガラスの様な防御壁を潜りながらアリッサは、スタスタと伯爵の邸宅を見る。
「さて、この後はどうする?」
姉のエリカの問いに、アリッサではなくクレストが渋い顔をした。
「不正の証拠を見付けたいが……」
「真実の目、試して良いですか?」
妙なことを言うアリッサをクレスト達が驚いて振り向くと
「クレスト殿に聞け」
と、ファルシオンが苦笑した。
ちなみに、この会話をしている最中もアリッサ達は伯爵家の護衛達とかなり激しい戦闘をしていた。
「クレスト兄様、真実の目と言う魔法、試していただけますか?」
「真実の目?聞いたことがない」
「兄様の眼鏡に不正を見付けやすくする魔法を……」
「直ぐに掛けてくれ」
アリッサが言い終わる前にクレストがずいっと顔を近づけた。
アリッサの掛けた魔法は驚くほど高性能で、伯爵家の執務室に入ると次から次へと不正の証拠になる書類を見つけ、クレストの同僚でもある司法省の役人達は、内心狂喜乱舞していた。
「後は伯爵達を捕らえれば終わりか」
執務室までの動線を確保したエリカが呆れながらクレスト達の様子を見ていた。
「エリカ姉様。強化魔法、試したいのですが」
「んっ?護衛に面倒な奴がいる様だな。アリッサ、試して良いよ」
エリカもあっさり頷くと、一旦しまっていた腰の剣をスラリ、と抜いた。
悪いことをする人間ほど自分の周りを味方で固めようとするのか、伯爵家には異様なほど騎士崩れの男達がいた。
「伯爵と家族は隠し部屋に逃げていたのでそのまま監禁しておきましたのでさっさと片付けましょう」
アリッサの言葉に、剣を抜こうとしていた騎士崩れの男達がギョッとした顔をした。
「うわー、隊長が自分はまだまだだって言ってた意味、解った」
エリカ達にコテンパンにやられ、動けなくなった騎士崩れの男達を捕縛していた副隊長が、エリカとアリッサが戦っている姿を見てしみじみと言った。
「副隊長、あの子……」
「アリッサ嬢です。素晴らしいでしょ」
隊に同行していたモルセラが嬉しそうに笑った。
「モルセラ卿、あの子をご存知なのですか?」
「エリンジウム殿下が一目置く方です」
ふぅ、と息を吐く副隊長がもう一度アリッサ達の方を見た。
「エリカ隊長の剣技が素晴らしいのは知っていましたが、アリッサ嬢はその上をいく」
彼らの視線の先の2人は対照的な動きをしている。
流れる水の様に滑らかな剣捌きのエリカに対してアリッサは、派手な動きはないが一振り一振りが重く、大の大人が受け止めきれず吹き飛んでいた。
ガラスの様な防御壁を潜りながらアリッサは、スタスタと伯爵の邸宅を見る。
「さて、この後はどうする?」
姉のエリカの問いに、アリッサではなくクレストが渋い顔をした。
「不正の証拠を見付けたいが……」
「真実の目、試して良いですか?」
妙なことを言うアリッサをクレスト達が驚いて振り向くと
「クレスト殿に聞け」
と、ファルシオンが苦笑した。
ちなみに、この会話をしている最中もアリッサ達は伯爵家の護衛達とかなり激しい戦闘をしていた。
「クレスト兄様、真実の目と言う魔法、試していただけますか?」
「真実の目?聞いたことがない」
「兄様の眼鏡に不正を見付けやすくする魔法を……」
「直ぐに掛けてくれ」
アリッサが言い終わる前にクレストがずいっと顔を近づけた。
アリッサの掛けた魔法は驚くほど高性能で、伯爵家の執務室に入ると次から次へと不正の証拠になる書類を見つけ、クレストの同僚でもある司法省の役人達は、内心狂喜乱舞していた。
「後は伯爵達を捕らえれば終わりか」
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「エリカ姉様。強化魔法、試したいのですが」
「んっ?護衛に面倒な奴がいる様だな。アリッサ、試して良いよ」
エリカもあっさり頷くと、一旦しまっていた腰の剣をスラリ、と抜いた。
悪いことをする人間ほど自分の周りを味方で固めようとするのか、伯爵家には異様なほど騎士崩れの男達がいた。
「伯爵と家族は隠し部屋に逃げていたのでそのまま監禁しておきましたのでさっさと片付けましょう」
アリッサの言葉に、剣を抜こうとしていた騎士崩れの男達がギョッとした顔をした。
「うわー、隊長が自分はまだまだだって言ってた意味、解った」
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「副隊長、あの子……」
「アリッサ嬢です。素晴らしいでしょ」
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「エリンジウム殿下が一目置く方です」
ふぅ、と息を吐く副隊長がもう一度アリッサ達の方を見た。
「エリカ隊長の剣技が素晴らしいのは知っていましたが、アリッサ嬢はその上をいく」
彼らの視線の先の2人は対照的な動きをしている。
流れる水の様に滑らかな剣捌きのエリカに対してアリッサは、派手な動きはないが一振り一振りが重く、大の大人が受け止めきれず吹き飛んでいた。
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