6 / 24
ミルクティー大騒動~新たなるミルクティーを求めて三千里~
電車を待つのって案外あっという間だよね。または逆も然り
しおりを挟む
昨日の晩御飯にサゴシの塩焼きが出た。
彼女は魚が苦手だったから、予め母親がハンバーグを作ってくれていた。
しかもただの塩焼きではなく、旅行先で買った浅漬け用の塩を使用したもの。
それ以外にもどれも美味しそうなメニューだった。
楽しく母と会話しながらご飯を楽しんでいた。祖父母とは別のテーブルで食べている。
父はいつも少し帰ってくるのが遅い。晩御飯は基本的に夜6時くらいに食べる。
父が帰って来るのは7時~7時半くらい。それより遅くなる時もある。
みんな食べ終わって台所に食器を持っていっている時に、それは起きた。
「私が食べていた魚はとても塩辛かった」
と祖母が言った。
祖父も母も美味しいと言って食べていたから、きっとたまたま辛い部分が当たったのだろう。
そこまでは別に良かった。でもここからが問題だった。
「めちゃくちゃだわ。まるで私が何かしたみたいだわ。あまりにも辛かったからお茶漬けにして食べたわよ」
と不機嫌そうに。まるで何かの事件に巻き込まれた被害者のように。
その言葉を聞いた彼女はとても腹が立った。
確かに辛い部分が当たってしまったのだろう。ただあまりにも言い方が酷すぎる。
母が丹精込めてきちんと栄養バランスが取れるよう考えて、ずっと健康でいられますように
と作った料理。
前に料理を作っていた時にそう言っていたのを覚えている。
それを作ってもらった上でそんな言い方するなんて。ありえない。
何様のつもりだ。そもそも料理を作ってもらって当たり前だなんて思うな。
これでもかというくらいに祖母への憎しみが沸いた。
「私も食べたけどそんなに塩辛くなかったよ」
嘘を言ってしまった。いや嘘を言っているつもりはなかった。
ついそう言ってしまったのだ。魚を食べていないから分からないのに。
祖母にはあんたはそうだったかもしれないけど私のは辛かったと。
祖父にはそもそも食べてないじゃないかと言われる始末。そこで会話は終わり祖父母は自室に戻った。
母は特に気にすることもなく皿洗いをしていた。
ここで一連の出来事は終わった。でも彼女の心中は穏やかにはならなかった。
時々、料理を作ったり手伝ったりするからこそ分かる大変さ。
それでもいつまでも病気をせず健康でいて欲しいから作る。
その大変さが分からないからそんなことが言えるのだ。
本当に本当に腹が立って仕方が無い。いっそ死んでしまえばいいのに。
そう思った途端に自分が怖くなった。
こんな気持ちになったのは初めてだ。人の死を願うなんて非人道的だと分かっているのに。
むしろ直々に手を出してしまいたいすら思った。
だめ、だめ。そんなことを思ってはだめ。考えてはだめ、やめて。
頭の中では様々な感情が混乱としていた。
何でこんなこと考えてしまうのだろう。私はどうかしている。
自分のことが許せなかった。もう消えてしまいたい。
いつの間にか眠りについていて、外は朝だった。学校なんて気分じゃない。
制服に着替えて朝ご飯は今日はいらないと言って、すぐに家を出た。
そして学校に自分から連絡をして休むことにした。
連絡をしてから今日は新発売のミルクティーが出ることを思い出した。
気分転換に電車に乗って、隣町でも探しに行こうとなって今に至ると。
これで話は以上だ。
話し終えた時には彼女の両目から涙が溢れていた。
「おかしい……ですよね……たったそんなことで……人の死を……ぐすっ、願ってしまうなんて……」
彼女は自分が今でも許せなくてそして怖いのだろう。
人が近くにいることを気にしてなのか、声を押し殺して俯いて泣いている。
ベンチに涙が何粒も落ちてゆく。
「別におかしくないと思うけど」
「えっ……」
予想外の反応だったのだろう。彼女は私の顔を見た。
「いやそりゃ腹立つでしょ。自分で作らない癖に文句は一人前。私だったら手を出してたかもね。分かんないけど。流石にそれは腹立って当然だって」
「本当……ですか……」
「ほんと、ほんと。てかさ別に思うくらい自由じゃね? 誰しも心の中でなら、何回もそう思ってるっしょ」
「そう……なのですか?」
「多分ね~。あいつ腹立つ、ぶっ殺してやりてぇくらい思う時は思うよ~。気が済むまで思って、思うだけで足りない時はカラオケでストレス発散! 手ぇ出したら刑務所行きになっちゃうけどさ。思うくらいなら可愛いもんよ」
「……」
「てかさココアちゃん、ちょっと自分に厳しすぎない?」
「自分に……厳しい……」
「そ、そう思うことは別におかしくもなんともないし。もうちょっと自分に優しくしてあげようよ。自分自身が一番の良き理解者よ。どんな時も自分が肯定してあげるの。今は腹立っているんだね。そうだよね、腹が立つよね、分かるよ~って。そしたらなんと不思議! 少しづ~つそんな感情が浄化されちゃうのです。凄いでしょ~。まぁ時間差は個人によって変わると思うけどね」
「肯定……」
彼女に向けて手を広げる。
「泣きたい時は思い切り泣きな。我慢しなくていいんだよ。辛かったよね。怖かったよね。悲しかったよね。私の胸で思いっ切り泣いていいんだよ」
その言葉を聞くと泣きながら胸に飛び込んできた。号泣している。ただただ感泣している。
胸で泣いていてもその声は周りの人に聞こえるくらい。
「あ~皆さん特に気にしなくて大丈夫ですよ~」
と一応言っておいた。みんな心配して近づいてきたから。
その時も彼女は何も言わずにただひたすら泣いていた。
少し経ってから来た電車は見送ることにした。急ぐことは特にないのだから、これでいいのだ。
人は本当に心が壊れてしまいそうな時に優しくされたら嬉しくなる。
そしてその気持ちを肯定してくれたらもっと嬉しくなる。
それは私も体験済みだ。だから今度は私の番。
きっとまた私もそうなってしまうかもしれない。
その時は自分自身が肯定してあげて慰めてあげる。
あとは誰かに話すだけ話を聞いてもらったり好きなことしたり。
時間が解決してくれるのを待つだけ。
本当に密度の濃い30分だった。気が付くと駅員のアナウンスが聞こえた。
まもなく到着予定と知らせてくれている。
彼女は落ち着いてもう泣き止んでいた。涙でぐしょぐしょの顔をハンカチで拭いている。
「もうすぐ電車が来るみたいですね」
その声色も出会った時よりも明るいものになっている。泣いてすっきりしたのだろう。
「みたいだね~。ど? 泣いてすっきりしたっしょ」
「そうですね、かなりすっきりしました。人に話すことって本当に大事ですね。こんなに気持ちが生まれ変わったみたいになるなんて、思いませんでした」
喋る時に言葉が詰まっていたのも全くなくなっている。
顔も憑き物が落ちたように、晴れやかな表情をしている。
「そういえば服は大丈夫ですか? とても濡れてしまっていると思うのですが……」
「あぁ、これのことね」
上着を腰に巻いた状態で軽くくるりとその場で回る。彼女が言っている服は今、腰に巻いている。
今日はパーカーとTシャツとスカートという格好で出かけた。
パーカーには猫耳がついているという可愛い仕様だ。
「別に寒いわけじゃないから、こうしていたら気にならないから大丈夫よ~」
「ごっごめんなさい……。自分でもこんなに涙が出るだなんて思わなくて……」
「別に謝らなくてもいいのよ~。私が言い出したことなんだから、さ。やっぱりココアちゃんは自分にちょいと厳しすぎるね~。まぁ今日この瞬間から、少しずつ自分に甘く優しくしていきましょ~」
「そっそうですね、ありがとうございます。そう言って頂けると気持ちが軽くなります」
そう彼女が言い終えたと同時に電車が来たのだった。
彼女は魚が苦手だったから、予め母親がハンバーグを作ってくれていた。
しかもただの塩焼きではなく、旅行先で買った浅漬け用の塩を使用したもの。
それ以外にもどれも美味しそうなメニューだった。
楽しく母と会話しながらご飯を楽しんでいた。祖父母とは別のテーブルで食べている。
父はいつも少し帰ってくるのが遅い。晩御飯は基本的に夜6時くらいに食べる。
父が帰って来るのは7時~7時半くらい。それより遅くなる時もある。
みんな食べ終わって台所に食器を持っていっている時に、それは起きた。
「私が食べていた魚はとても塩辛かった」
と祖母が言った。
祖父も母も美味しいと言って食べていたから、きっとたまたま辛い部分が当たったのだろう。
そこまでは別に良かった。でもここからが問題だった。
「めちゃくちゃだわ。まるで私が何かしたみたいだわ。あまりにも辛かったからお茶漬けにして食べたわよ」
と不機嫌そうに。まるで何かの事件に巻き込まれた被害者のように。
その言葉を聞いた彼女はとても腹が立った。
確かに辛い部分が当たってしまったのだろう。ただあまりにも言い方が酷すぎる。
母が丹精込めてきちんと栄養バランスが取れるよう考えて、ずっと健康でいられますように
と作った料理。
前に料理を作っていた時にそう言っていたのを覚えている。
それを作ってもらった上でそんな言い方するなんて。ありえない。
何様のつもりだ。そもそも料理を作ってもらって当たり前だなんて思うな。
これでもかというくらいに祖母への憎しみが沸いた。
「私も食べたけどそんなに塩辛くなかったよ」
嘘を言ってしまった。いや嘘を言っているつもりはなかった。
ついそう言ってしまったのだ。魚を食べていないから分からないのに。
祖母にはあんたはそうだったかもしれないけど私のは辛かったと。
祖父にはそもそも食べてないじゃないかと言われる始末。そこで会話は終わり祖父母は自室に戻った。
母は特に気にすることもなく皿洗いをしていた。
ここで一連の出来事は終わった。でも彼女の心中は穏やかにはならなかった。
時々、料理を作ったり手伝ったりするからこそ分かる大変さ。
それでもいつまでも病気をせず健康でいて欲しいから作る。
その大変さが分からないからそんなことが言えるのだ。
本当に本当に腹が立って仕方が無い。いっそ死んでしまえばいいのに。
そう思った途端に自分が怖くなった。
こんな気持ちになったのは初めてだ。人の死を願うなんて非人道的だと分かっているのに。
むしろ直々に手を出してしまいたいすら思った。
だめ、だめ。そんなことを思ってはだめ。考えてはだめ、やめて。
頭の中では様々な感情が混乱としていた。
何でこんなこと考えてしまうのだろう。私はどうかしている。
自分のことが許せなかった。もう消えてしまいたい。
いつの間にか眠りについていて、外は朝だった。学校なんて気分じゃない。
制服に着替えて朝ご飯は今日はいらないと言って、すぐに家を出た。
そして学校に自分から連絡をして休むことにした。
連絡をしてから今日は新発売のミルクティーが出ることを思い出した。
気分転換に電車に乗って、隣町でも探しに行こうとなって今に至ると。
これで話は以上だ。
話し終えた時には彼女の両目から涙が溢れていた。
「おかしい……ですよね……たったそんなことで……人の死を……ぐすっ、願ってしまうなんて……」
彼女は自分が今でも許せなくてそして怖いのだろう。
人が近くにいることを気にしてなのか、声を押し殺して俯いて泣いている。
ベンチに涙が何粒も落ちてゆく。
「別におかしくないと思うけど」
「えっ……」
予想外の反応だったのだろう。彼女は私の顔を見た。
「いやそりゃ腹立つでしょ。自分で作らない癖に文句は一人前。私だったら手を出してたかもね。分かんないけど。流石にそれは腹立って当然だって」
「本当……ですか……」
「ほんと、ほんと。てかさ別に思うくらい自由じゃね? 誰しも心の中でなら、何回もそう思ってるっしょ」
「そう……なのですか?」
「多分ね~。あいつ腹立つ、ぶっ殺してやりてぇくらい思う時は思うよ~。気が済むまで思って、思うだけで足りない時はカラオケでストレス発散! 手ぇ出したら刑務所行きになっちゃうけどさ。思うくらいなら可愛いもんよ」
「……」
「てかさココアちゃん、ちょっと自分に厳しすぎない?」
「自分に……厳しい……」
「そ、そう思うことは別におかしくもなんともないし。もうちょっと自分に優しくしてあげようよ。自分自身が一番の良き理解者よ。どんな時も自分が肯定してあげるの。今は腹立っているんだね。そうだよね、腹が立つよね、分かるよ~って。そしたらなんと不思議! 少しづ~つそんな感情が浄化されちゃうのです。凄いでしょ~。まぁ時間差は個人によって変わると思うけどね」
「肯定……」
彼女に向けて手を広げる。
「泣きたい時は思い切り泣きな。我慢しなくていいんだよ。辛かったよね。怖かったよね。悲しかったよね。私の胸で思いっ切り泣いていいんだよ」
その言葉を聞くと泣きながら胸に飛び込んできた。号泣している。ただただ感泣している。
胸で泣いていてもその声は周りの人に聞こえるくらい。
「あ~皆さん特に気にしなくて大丈夫ですよ~」
と一応言っておいた。みんな心配して近づいてきたから。
その時も彼女は何も言わずにただひたすら泣いていた。
少し経ってから来た電車は見送ることにした。急ぐことは特にないのだから、これでいいのだ。
人は本当に心が壊れてしまいそうな時に優しくされたら嬉しくなる。
そしてその気持ちを肯定してくれたらもっと嬉しくなる。
それは私も体験済みだ。だから今度は私の番。
きっとまた私もそうなってしまうかもしれない。
その時は自分自身が肯定してあげて慰めてあげる。
あとは誰かに話すだけ話を聞いてもらったり好きなことしたり。
時間が解決してくれるのを待つだけ。
本当に密度の濃い30分だった。気が付くと駅員のアナウンスが聞こえた。
まもなく到着予定と知らせてくれている。
彼女は落ち着いてもう泣き止んでいた。涙でぐしょぐしょの顔をハンカチで拭いている。
「もうすぐ電車が来るみたいですね」
その声色も出会った時よりも明るいものになっている。泣いてすっきりしたのだろう。
「みたいだね~。ど? 泣いてすっきりしたっしょ」
「そうですね、かなりすっきりしました。人に話すことって本当に大事ですね。こんなに気持ちが生まれ変わったみたいになるなんて、思いませんでした」
喋る時に言葉が詰まっていたのも全くなくなっている。
顔も憑き物が落ちたように、晴れやかな表情をしている。
「そういえば服は大丈夫ですか? とても濡れてしまっていると思うのですが……」
「あぁ、これのことね」
上着を腰に巻いた状態で軽くくるりとその場で回る。彼女が言っている服は今、腰に巻いている。
今日はパーカーとTシャツとスカートという格好で出かけた。
パーカーには猫耳がついているという可愛い仕様だ。
「別に寒いわけじゃないから、こうしていたら気にならないから大丈夫よ~」
「ごっごめんなさい……。自分でもこんなに涙が出るだなんて思わなくて……」
「別に謝らなくてもいいのよ~。私が言い出したことなんだから、さ。やっぱりココアちゃんは自分にちょいと厳しすぎるね~。まぁ今日この瞬間から、少しずつ自分に甘く優しくしていきましょ~」
「そっそうですね、ありがとうございます。そう言って頂けると気持ちが軽くなります」
そう彼女が言い終えたと同時に電車が来たのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる