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一章
12.ある日の夜 ※少し食人表現入ります
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それはとある日の夜の事だった
俺は日本にいた時なにも国内だけの殺しをしていたわけじゃない。
外国からの依頼もあったのでしょっちゅう外国で殺しをしていた。
むしろ国内より国外にいる時の方が多かったくらいだ。
だからだろうか、ここで言う貧民街みたいなのはたくさん見て来たし、実際にそこで身を隠したりもしていた。
ここの治安は正直地球より少しいい方だと思う。
それはやはりデリー達幹部4人のお陰だろう。
必要最低限の殺ししかしなかったり
強姦リンチの類も規制されてるし
借金取りとかにも何やらルールがあるみたいだしな。
この命の軽い世界で最低限の平和を保っていられるのもひとえにデリー達の努力の賜物だと思っている。
俺はこの世界に来てから夜あまり寝られていない。
それはやはり急に若返ったり地球じゃないどこかの世界にある日突然放り出された事でずっとストレスを溜め込んだのが原因かもしれない。
そもそもだ、こんな異世界転移みたいな重大案件誰にも話せないって言うのもキツい
誰かに話せたらいいのになぁ
日本にいる殺し屋の仲間の皆は元気にしているだろうか
そらそろアイツは食人衝動が抑えきれない周期に入るんじゃないか?
俺が居なくても大丈夫だろうか?
はぁ、こんなこと考えていると気が滅入るな。
そう思って俺はベッドから起き上がると夜の貧民街をあてもなくブラブラと歩き出す。
夜の貧民街を初めて歩くが貧民街とは思えないほど静かだった。
夜だからと言う理由を除いたとしても静か過ぎないか?
そんな疑問を抱えながらも歩みは止めない。
そしてある路地裏に近づい瞬間、むせかえる様な血の匂いが充満していた。
ゔっ、何だこの匂い...
いや、この独特なむせかえる様な血の匂いは覚えている。
俺の殺し屋の仲間が食人衝動に駆られて人食べてる時の匂いに似ている
そしてこの世界に来てから人を食ってる奴は一人しか知らない
「...レビア?」
ザァッと俺とレビアの間を風が駆け抜けた。
「あれれー?リョカじゃん、こんな夜更けにどうしたのー?」
「...食事中か?」
「うん!おいしーよー!リョカも食べる?」
「それはお前のだろ、今ちゃんとしっかり食べとけ」
「そーおー?じゃあ遠慮なくー」
グチャ
ペチャッ
「んー!美味しい!」
「...良かったな」
「ん、ねえ、リョカー」
「なんだ」
「そのフード取ってこっちに顔見せてよー」
「前に勝手に覗き見しただろ」
「えー、おねがーい!」
はぁ、とため息をつきバサリとフードを取る
すると風に揺られて長くなった髪の毛が揺れ、月明かりにレビアが勝手に両横の髪につけた髪飾りが反射した。
レビアは頬を赤くしながらうっとりとした様な表情で俺をみる
「はぁー、リョカは本当に綺麗だねー」
「......」
「リョカみたいな黒髪は初めて見たよー」
「この髪色、そんなに珍しいか?」
「いやー?珍しいんじゃなくて、存在しないが正しいかなぁー?だからリョカもフードかぶって瞳と髪の色を隠してたんじゃないのー??」
「...」
え、そうなの?黒髪黒目って存在しないの!?
「あれれー?無視ー?リョカったら酷いんだー!」
「ほら、腐る前にとっとと食え。」
「はーい」
そう言って食べかけの死体をまた食べ始めた。
そうして暫く無言で食べていたレビアがもうお腹いっぱい!ごちそうさまでしたー!と言ったので俺は壁にもたれ掛かっていた体制を崩しレビアに向き直る。
「もういいのか?」
「うん!お腹いっぱーい!」
その残骸はどうするのだろうか...
聞いてみよう
「その残骸はいつもどうしてるんだ?」
「これはいつも焼いたりしてるー」
「?普通の火じゃ骨までは燃えないぞ」
「俺魔法使えるから大丈夫ー」
「...そうか、だが今日は俺が片付けてやろう」
「えー!いいのー?」
俺はパチンッと指を鳴らすと影が骨や食べれなかった臓器、血の汚れなどなどを飲み込んでいった
最後にクリーンの魔法をかけると掃除完了だ
「これで元通りだ」
「わーい!ありがとうリョカー!」
...血があちこちついたレビアを見ると日本に居る殺し屋仲間のカニバリズム野郎を思い出す。
「...リョカー、俺じゃない誰かを今思い出してたー?嫉妬しちゃうなぁ、嫌だなぁ、俺以外の奴思い浮かべるなんて...相手はだぁれ?俺が殺してくるから教えて?」
そんな物騒なことを言いながらレビアは自分の手についた血で俺の唇にベニを引くかの様に触って来た。
なんか言動が日本にいるカニバリズム野郎と似てる。
カニバリズムの奴って皆んなこうなの?
共通なの?
何それ怖い。
「そいつは会えないところにいるからいくらレビアでも殺しに行くのは無理だな、俺ももうそいつには会えない」
「会えないのー?それならいいやー、リョカはもう俺のものだからね。」
お気に入りから俺のものに昇格してる
俺了承した覚えないんだけど。
「レビア、お前も汚れてる、綺麗にしてやる」
そう言ってレビアにクリーンの魔法をかける
「うわぁ!俺のクリーンの魔法より綺麗さっぱりだー」
「そうか」
え、その人によって魔法の効果って変わるの?
初めて知った
「そう言えばリョカはこんな所で何してたのー?」
「...散歩」
「お散歩かぁー、夜のお散歩って良いよねぇー!俺も食後のお散歩一緒にしようかなぁー」
「好きにしろ」
そう言って俺は歩き始める。
「そう言えばデリーが報告して来たよー、闇ギルドには所属しないんだってねー?」
「ああ」
「常設依頼の賞金首の依頼だけ受けるってー」
「そうだな」
「ふーん...あ!じゃあさ、俺の昼間の仕事でも手伝う?」
「...昼間の仕事?レビアは昼間にも仕事をしているのか?」
「うんー、まあねー、こう見えて俺忙しいんだよー?」
「...そうなのか」
「それで!?お手伝い、するー?」
ゔっ、こんなにキラキラした目で見られたら断れない
俺は両手を上げ降参のポーズをする
「分かった分かった、手伝うから少し待て、一体何の仕事をしているんだレビアは」
「アロール学園の実技教師ー」
「......は?」
え、なに?冗談?冗談だよな?
「因みに冗談じゃないよー、本当だよー」
「俺の経歴とかどうするんだ、俺はただの流れ者だぞ」
「そんなの俺が何とかするよー」
なんか凄いことになってきたんだが。
俺は日本にいた時なにも国内だけの殺しをしていたわけじゃない。
外国からの依頼もあったのでしょっちゅう外国で殺しをしていた。
むしろ国内より国外にいる時の方が多かったくらいだ。
だからだろうか、ここで言う貧民街みたいなのはたくさん見て来たし、実際にそこで身を隠したりもしていた。
ここの治安は正直地球より少しいい方だと思う。
それはやはりデリー達幹部4人のお陰だろう。
必要最低限の殺ししかしなかったり
強姦リンチの類も規制されてるし
借金取りとかにも何やらルールがあるみたいだしな。
この命の軽い世界で最低限の平和を保っていられるのもひとえにデリー達の努力の賜物だと思っている。
俺はこの世界に来てから夜あまり寝られていない。
それはやはり急に若返ったり地球じゃないどこかの世界にある日突然放り出された事でずっとストレスを溜め込んだのが原因かもしれない。
そもそもだ、こんな異世界転移みたいな重大案件誰にも話せないって言うのもキツい
誰かに話せたらいいのになぁ
日本にいる殺し屋の仲間の皆は元気にしているだろうか
そらそろアイツは食人衝動が抑えきれない周期に入るんじゃないか?
俺が居なくても大丈夫だろうか?
はぁ、こんなこと考えていると気が滅入るな。
そう思って俺はベッドから起き上がると夜の貧民街をあてもなくブラブラと歩き出す。
夜の貧民街を初めて歩くが貧民街とは思えないほど静かだった。
夜だからと言う理由を除いたとしても静か過ぎないか?
そんな疑問を抱えながらも歩みは止めない。
そしてある路地裏に近づい瞬間、むせかえる様な血の匂いが充満していた。
ゔっ、何だこの匂い...
いや、この独特なむせかえる様な血の匂いは覚えている。
俺の殺し屋の仲間が食人衝動に駆られて人食べてる時の匂いに似ている
そしてこの世界に来てから人を食ってる奴は一人しか知らない
「...レビア?」
ザァッと俺とレビアの間を風が駆け抜けた。
「あれれー?リョカじゃん、こんな夜更けにどうしたのー?」
「...食事中か?」
「うん!おいしーよー!リョカも食べる?」
「それはお前のだろ、今ちゃんとしっかり食べとけ」
「そーおー?じゃあ遠慮なくー」
グチャ
ペチャッ
「んー!美味しい!」
「...良かったな」
「ん、ねえ、リョカー」
「なんだ」
「そのフード取ってこっちに顔見せてよー」
「前に勝手に覗き見しただろ」
「えー、おねがーい!」
はぁ、とため息をつきバサリとフードを取る
すると風に揺られて長くなった髪の毛が揺れ、月明かりにレビアが勝手に両横の髪につけた髪飾りが反射した。
レビアは頬を赤くしながらうっとりとした様な表情で俺をみる
「はぁー、リョカは本当に綺麗だねー」
「......」
「リョカみたいな黒髪は初めて見たよー」
「この髪色、そんなに珍しいか?」
「いやー?珍しいんじゃなくて、存在しないが正しいかなぁー?だからリョカもフードかぶって瞳と髪の色を隠してたんじゃないのー??」
「...」
え、そうなの?黒髪黒目って存在しないの!?
「あれれー?無視ー?リョカったら酷いんだー!」
「ほら、腐る前にとっとと食え。」
「はーい」
そう言って食べかけの死体をまた食べ始めた。
そうして暫く無言で食べていたレビアがもうお腹いっぱい!ごちそうさまでしたー!と言ったので俺は壁にもたれ掛かっていた体制を崩しレビアに向き直る。
「もういいのか?」
「うん!お腹いっぱーい!」
その残骸はどうするのだろうか...
聞いてみよう
「その残骸はいつもどうしてるんだ?」
「これはいつも焼いたりしてるー」
「?普通の火じゃ骨までは燃えないぞ」
「俺魔法使えるから大丈夫ー」
「...そうか、だが今日は俺が片付けてやろう」
「えー!いいのー?」
俺はパチンッと指を鳴らすと影が骨や食べれなかった臓器、血の汚れなどなどを飲み込んでいった
最後にクリーンの魔法をかけると掃除完了だ
「これで元通りだ」
「わーい!ありがとうリョカー!」
...血があちこちついたレビアを見ると日本に居る殺し屋仲間のカニバリズム野郎を思い出す。
「...リョカー、俺じゃない誰かを今思い出してたー?嫉妬しちゃうなぁ、嫌だなぁ、俺以外の奴思い浮かべるなんて...相手はだぁれ?俺が殺してくるから教えて?」
そんな物騒なことを言いながらレビアは自分の手についた血で俺の唇にベニを引くかの様に触って来た。
なんか言動が日本にいるカニバリズム野郎と似てる。
カニバリズムの奴って皆んなこうなの?
共通なの?
何それ怖い。
「そいつは会えないところにいるからいくらレビアでも殺しに行くのは無理だな、俺ももうそいつには会えない」
「会えないのー?それならいいやー、リョカはもう俺のものだからね。」
お気に入りから俺のものに昇格してる
俺了承した覚えないんだけど。
「レビア、お前も汚れてる、綺麗にしてやる」
そう言ってレビアにクリーンの魔法をかける
「うわぁ!俺のクリーンの魔法より綺麗さっぱりだー」
「そうか」
え、その人によって魔法の効果って変わるの?
初めて知った
「そう言えばリョカはこんな所で何してたのー?」
「...散歩」
「お散歩かぁー、夜のお散歩って良いよねぇー!俺も食後のお散歩一緒にしようかなぁー」
「好きにしろ」
そう言って俺は歩き始める。
「そう言えばデリーが報告して来たよー、闇ギルドには所属しないんだってねー?」
「ああ」
「常設依頼の賞金首の依頼だけ受けるってー」
「そうだな」
「ふーん...あ!じゃあさ、俺の昼間の仕事でも手伝う?」
「...昼間の仕事?レビアは昼間にも仕事をしているのか?」
「うんー、まあねー、こう見えて俺忙しいんだよー?」
「...そうなのか」
「それで!?お手伝い、するー?」
ゔっ、こんなにキラキラした目で見られたら断れない
俺は両手を上げ降参のポーズをする
「分かった分かった、手伝うから少し待て、一体何の仕事をしているんだレビアは」
「アロール学園の実技教師ー」
「......は?」
え、なに?冗談?冗談だよな?
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