桑原家のツインズ!高校デビュー☆の裏側

みのる

文字の大きさ
30 / 59

ステーキは素敵(2)

しおりを挟む
清美はツインズの為に晩ごはんを用意した。自分たちだけ美味なる物を食べに行くので、なんかツインズに申し訳無く思い、彼女なりの『ごちそう』を選んだ。
“きっと、喜んでくれる♪”そぉ思い、用意したのは、『オムライス』。
…ちょっと綺麗に出来なくても、ご愛敬♡

蒼空が帰宅。大地は部活。(お疲れ様…)
蒼空はフンフン鼻を鳴らしながら、

『あれぇ?もぉごはん、出来てるの?』

そぉ言う蒼空に清美は申し訳無さそうに

『きょおは…父さんと母さん…食べに行くんだ…(申し訳)』

そぉ言うと蒼空はニヤニヤして、

『そぉだったそぉだった(ニヤニヤ)♪行ってらっしゃい♡』

快く(?)送り出してくれた。

しばらくして大地も帰宅。蒼空と同じ事を言う大地…。(双子だね(笑))蒼空が、

『今日はあたしと2人で晩ごはんだからね?』

鈍い大地。

『???今日、なんかあった…?うおっ⁉』

そこを1発、蒼空が大地を殴り無敵の笑顔で分からせる!(怖い…)
蒼空が、

『あたし達、勝手にごはん食べてるから、2人は行ってらっしゃ~い♪』

慌てて大地も、

『行ってらっしゃい‼』
(そぉだった)

そこに漸く、父親の帰宅。

『ただいま~‼(いつもよりも嬉しげ)』

清美、既にお出かけ用意して待ってた。俺がツインズに、

『じゃあ、父さん、母さん、行ってくるけど…大丈夫だよね?』

ツインズが声を揃えて、

『行ってらっしゃ~い!(ニヤニヤ)』
(そして都合良く、明日は休み)

出かけて行った両親を送りながら、
(きっと帰りは、早くて明日の朝かな…)2人そぉ思ってた。

(念の為、銀行バッジを外す俺。ポケットにしまう。)
ビグホに向かい、

『ステーキの美味しいお店は?』
と問いかける。

『あ!清美、良かったね、割と近くにあるよ?』

清美は、もぉ『ステーキ』の事しか頭に無いよぉだ(汗)

俺はこの今回の『記念日』の食事を『ステーキ』にしてしまった事を後に激しく後悔する事になる。
(清美に、食べたいのを選ばせたらよかったかな…?)

ビグホに案内された『ステーキのお店』を見つけ、中に入る。芳しい匂い♪
その匂いを嗅いだ清美。一言呟いた。

『しし肉のにおい…』

俺はハッとした!

いつかの旅行ででも、しかも!清美は『山育ち』‼肉の焼いた物なぞ、良く考えれば珍しくもないだろう‼(大誤算)俺は俺の『価値観』で、『ステーキ』=豪華な食事とばかり思い込んでた。俺は慌てて、清美に聞いた。

『清美?違う物食べたかったら、違うとこに行こう
か?(オロオロ)』

清美は特に慌てた様子もなく、

『ここにしよぉ。』

そぉ答えてくれた(感動)
山では、きっと毎日『焼いたお肉』とかだったんだろぉな…(バカ、バカ!俺のバカ!)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです

沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...