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謎のご近所さん
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我が家のリビングから見えるお隣さんには、一体どんな人が住んでいるのか?
多少は気にはなったが特に気にもとめずに暫くの間、そこの住人とも顔を合わせる事も無く生活をしていた。
ある日の事…………
何を思ってか私は、土地を仕切る人の腰くらいの高さ程の塀をまるで泥棒のように乗り越えてそのご近所さんの敷地内に侵入を謀ったのだ。
♪ピンポーン♪♪
呼び鈴を押す私。
すると中から誰かを待ちわびていたかの如くに、推定四十代くらいの男性が一人現れた。
そして彼は言うのだ。
『キミ、誰の知り合いで此処に来たの?』
私は訳も分からずに「事実」をそっくりそのまま伝える。
『私は隣に住む風見と言います。
あの、二階に上がっても構いませんか?』
気がつけば、私はそんな事を口走っていた。
初対面の人間がこんな事を言うモノだから当然!男性は慌てふためき私を止める。
『今、二階はマズイよ!』
私は耳に入るシャワーの音からなんとなく事態を察した。
『とにかく、今すぐ此処から出てって!?』
男性に半ば強制的に追い出された私は慌てて男性の家から飛び出した。
私は一体何を思って突然に男性の家を半ば犯罪的な行動を起こして訪問したのか?
そして何を思って男性は見ず知らずの私をすんなりと家に招き入れたのか?
詳細は一切の謎だが、今も相変わらずそのご近所さんとは疎遠である。
多少は気にはなったが特に気にもとめずに暫くの間、そこの住人とも顔を合わせる事も無く生活をしていた。
ある日の事…………
何を思ってか私は、土地を仕切る人の腰くらいの高さ程の塀をまるで泥棒のように乗り越えてそのご近所さんの敷地内に侵入を謀ったのだ。
♪ピンポーン♪♪
呼び鈴を押す私。
すると中から誰かを待ちわびていたかの如くに、推定四十代くらいの男性が一人現れた。
そして彼は言うのだ。
『キミ、誰の知り合いで此処に来たの?』
私は訳も分からずに「事実」をそっくりそのまま伝える。
『私は隣に住む風見と言います。
あの、二階に上がっても構いませんか?』
気がつけば、私はそんな事を口走っていた。
初対面の人間がこんな事を言うモノだから当然!男性は慌てふためき私を止める。
『今、二階はマズイよ!』
私は耳に入るシャワーの音からなんとなく事態を察した。
『とにかく、今すぐ此処から出てって!?』
男性に半ば強制的に追い出された私は慌てて男性の家から飛び出した。
私は一体何を思って突然に男性の家を半ば犯罪的な行動を起こして訪問したのか?
そして何を思って男性は見ず知らずの私をすんなりと家に招き入れたのか?
詳細は一切の謎だが、今も相変わらずそのご近所さんとは疎遠である。
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