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成長する龍樹
楽しいお正月。
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お年玉を父親やばぁばに貰って大喜びな龍樹♪旦那さん方の方は親戚が多く、これまたたくさんのお年玉をいただいたらしき龍樹。
龍樹が、(何故かあたしに)言う。
『たっちゃんねぇ~、どらいばーのべると、ほしい‼』
……ので、何故かあたしと母親とで…龍樹の欲しがるオモチャを買い与えに行く事になった。
あたしが知っている、「あの店」に。←何か行きつけのバーみたい(笑)
でも、あの店…元旦早々やってるのだろうか……?(謎)
例の店に着き、ガラガラガラっ!…と古めかしい音を立てて開ける。
(あ!開いた⁉)
吹きすさぶ冷たい風を店の中に巻き込み、中に入るあたし達。
(やってたんだ……(安心)良かった……♪)
店の中から響く女の人の声(?)。……あれ?前のおじさんは?疑問に思い…聞いてみる。
『あの……前にケーキを売ってくれたおじさんは…?』
すると、その女の人は笑いながら答えた。
『あぁ、あのヒトね、元旦早々!風邪引いたのよ、ホント!バカでしょう?でも、バカは風邪引かないハズなんだけどね?』
龍樹と母親は、店の看板ネコと遊んでる。
『で、今日は何の用なんだい?』
女の人は聞いてくる。
『ホラ、龍樹?何が欲しいんだった?』
あたしは龍樹に(言えるか分かんないけども)聞いてみる。
すると、龍樹はキラキラと瞳を輝かせて、
『あのねぇ!たっちゃん、どらいばーのべると欲しいの‼』
その女の人は、あぁ!と呟き…そのベルトを商品棚の上に出した。
『あんたらが欲しいのは…多分コレだろ?』
覆面ドライバーKIDSの変身ベルトと書いてある。あたしにはサッパリであったが、龍樹はとても嬉しそうだ。
『これぇ!これぇ!』
大喜びでそれを手にした。
もちろん、そのまま帰る訳には行かない。あたしは慌てて…龍樹に聞く。
『龍樹、お年玉は?』
すると龍樹は小さなポッケの中からくしゃくしゃのお年玉袋をあたしに取り出して渡してきた。
中身は(誰がくれたのか謎だが)1万円(絶叫)‼
そこですかさず女の人にお代を支払う。
『あの…お幾らですか?』
女の人はにたーっと不気味な笑みを浮かべて答えた。それを見たあたし達、怯える。龍樹、大号泣!
※本人は超!笑顔でお迎えしているつもりなのです!
『6000円だよ』
あたしはその龍樹のお年玉袋から1万円を出して支払った。
『ほいよ、4000円のお釣りね』
そういうと、女の人はすぐにネコと戯れ始めた。
あたし達がオモチャを手にして泣き止み、喜ぶ龍樹を連れて店を出ようとすると、夫婦が2人の子どもを連れて店内に入ってきた。……龍樹と同い年くらいかな?
可愛い女の子と男の子の(多分)双子。
『ふくめんどらいばーのべるとください‼』
という男の子の声が聞こえてきた。
やはり、覆面ドライバーは男の子のアイドル(?)みたいなモンなんだな。
早速ベルトを腰に巻いて変身のポーズを取る龍樹をあたしは微笑ましく見ていた。
龍樹が、(何故かあたしに)言う。
『たっちゃんねぇ~、どらいばーのべると、ほしい‼』
……ので、何故かあたしと母親とで…龍樹の欲しがるオモチャを買い与えに行く事になった。
あたしが知っている、「あの店」に。←何か行きつけのバーみたい(笑)
でも、あの店…元旦早々やってるのだろうか……?(謎)
例の店に着き、ガラガラガラっ!…と古めかしい音を立てて開ける。
(あ!開いた⁉)
吹きすさぶ冷たい風を店の中に巻き込み、中に入るあたし達。
(やってたんだ……(安心)良かった……♪)
店の中から響く女の人の声(?)。……あれ?前のおじさんは?疑問に思い…聞いてみる。
『あの……前にケーキを売ってくれたおじさんは…?』
すると、その女の人は笑いながら答えた。
『あぁ、あのヒトね、元旦早々!風邪引いたのよ、ホント!バカでしょう?でも、バカは風邪引かないハズなんだけどね?』
龍樹と母親は、店の看板ネコと遊んでる。
『で、今日は何の用なんだい?』
女の人は聞いてくる。
『ホラ、龍樹?何が欲しいんだった?』
あたしは龍樹に(言えるか分かんないけども)聞いてみる。
すると、龍樹はキラキラと瞳を輝かせて、
『あのねぇ!たっちゃん、どらいばーのべると欲しいの‼』
その女の人は、あぁ!と呟き…そのベルトを商品棚の上に出した。
『あんたらが欲しいのは…多分コレだろ?』
覆面ドライバーKIDSの変身ベルトと書いてある。あたしにはサッパリであったが、龍樹はとても嬉しそうだ。
『これぇ!これぇ!』
大喜びでそれを手にした。
もちろん、そのまま帰る訳には行かない。あたしは慌てて…龍樹に聞く。
『龍樹、お年玉は?』
すると龍樹は小さなポッケの中からくしゃくしゃのお年玉袋をあたしに取り出して渡してきた。
中身は(誰がくれたのか謎だが)1万円(絶叫)‼
そこですかさず女の人にお代を支払う。
『あの…お幾らですか?』
女の人はにたーっと不気味な笑みを浮かべて答えた。それを見たあたし達、怯える。龍樹、大号泣!
※本人は超!笑顔でお迎えしているつもりなのです!
『6000円だよ』
あたしはその龍樹のお年玉袋から1万円を出して支払った。
『ほいよ、4000円のお釣りね』
そういうと、女の人はすぐにネコと戯れ始めた。
あたし達がオモチャを手にして泣き止み、喜ぶ龍樹を連れて店を出ようとすると、夫婦が2人の子どもを連れて店内に入ってきた。……龍樹と同い年くらいかな?
可愛い女の子と男の子の(多分)双子。
『ふくめんどらいばーのべるとください‼』
という男の子の声が聞こえてきた。
やはり、覆面ドライバーは男の子のアイドル(?)みたいなモンなんだな。
早速ベルトを腰に巻いて変身のポーズを取る龍樹をあたしは微笑ましく見ていた。
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