1 / 42
プロローグ
しおりを挟む
此処はとある公園。
加地くんはエプロンを装備し、頭には三角巾姿。「商品」を大きめなジャパニーズ・フロシキに包み、それを愛車である荷台付き自転車“タラコ1号”に乗せ!えっちらおっちらと漕いでやって来た。
広場を見つけ、おもむろにそこにジャパニーズ・フロシキを広げ……「商品」を並べた。
そして(加地くんなりの)MAX音量を絞り出し、『客寄せ』を始める。
すぅうううっっっ‼はぁぁあああああ~
『い……いらっしゃい……いらっしゃい……お昼ご飯に美味しいパン、もちろんお茶、ジュース……色々と取り揃えてますよぉ………』
か……加地くん………(滝汗)声が、だんだんと小さくなってるぞ?それじゃあ客が寄ってこないぞ⁉
しかも……公園って………
ちびっ子達やお母さん方は集まるだろうが………
(その場所チョイスにやや心配なナレーター岡田)
ところが!その消えてしまいそうな極小な声をいち早く察知した男の子達が、加地くんの周りに集まって来た‼(驚)
そして、気になる物を見つけたのか……早速MY MOTHERに声をかける!
『ママぁ~っ‼ぼくきょう、はんばーがーたべたぁいっ♪』
『おかさ~ん!あたち、このどーなつ、いい~‼(4個入り)』
そこで昼は手軽に済ませたいお母様方(※ハッキリ言うと手抜きがしたい)、その我が子の声に耳を傾ける。その手は隠し持っている財布へとかけられている。
『ねぇお姉さん、ところでその商品のお値段は幾らなの?』
1人のお母様が加地くんに気になる(※てか最大重大ポイントである)ところを直撃☆
それはそうであろう。
(俺も気になる!)
加地くんは爽やかな笑顔を振りまき(※昔培った才能(?))答える。
『どの商品も、お一つ150円ですぅ♡』
それを聞いたお母様方、一瞬!渋い顔を浮かべたが……よほど昼、楽したいのであろう‼
『じゃあ……このハンバーガー1つとサンドイッチ、頂くわ……(断腸の思い)』
『じゃあ……このドーナツ1つとオレンジジュース1つ……(あたしは昨夜の残りで良いわ)』
こんな感じで初日の加地くんが持って来た商品は(お茶を除いて)ほぼ、完売であった。
当然‼加地くんは思った。
(結構……儲かるもんだな♪
………よし‼明日はまた、別の場所を攻めてみるべ⁉)←てか加地くん‼人間変わってる⁉⁉
こうして加地くんの移動販売ライフが始まった。
※加地さんの過去を詳しく知りたいお方は別小説『酸っぱいだらけのアブナイ戯れ』をご覧下さい♪
(申し訳ございません‼R18ですm(_ _)m)
加地くんはエプロンを装備し、頭には三角巾姿。「商品」を大きめなジャパニーズ・フロシキに包み、それを愛車である荷台付き自転車“タラコ1号”に乗せ!えっちらおっちらと漕いでやって来た。
広場を見つけ、おもむろにそこにジャパニーズ・フロシキを広げ……「商品」を並べた。
そして(加地くんなりの)MAX音量を絞り出し、『客寄せ』を始める。
すぅうううっっっ‼はぁぁあああああ~
『い……いらっしゃい……いらっしゃい……お昼ご飯に美味しいパン、もちろんお茶、ジュース……色々と取り揃えてますよぉ………』
か……加地くん………(滝汗)声が、だんだんと小さくなってるぞ?それじゃあ客が寄ってこないぞ⁉
しかも……公園って………
ちびっ子達やお母さん方は集まるだろうが………
(その場所チョイスにやや心配なナレーター岡田)
ところが!その消えてしまいそうな極小な声をいち早く察知した男の子達が、加地くんの周りに集まって来た‼(驚)
そして、気になる物を見つけたのか……早速MY MOTHERに声をかける!
『ママぁ~っ‼ぼくきょう、はんばーがーたべたぁいっ♪』
『おかさ~ん!あたち、このどーなつ、いい~‼(4個入り)』
そこで昼は手軽に済ませたいお母様方(※ハッキリ言うと手抜きがしたい)、その我が子の声に耳を傾ける。その手は隠し持っている財布へとかけられている。
『ねぇお姉さん、ところでその商品のお値段は幾らなの?』
1人のお母様が加地くんに気になる(※てか最大重大ポイントである)ところを直撃☆
それはそうであろう。
(俺も気になる!)
加地くんは爽やかな笑顔を振りまき(※昔培った才能(?))答える。
『どの商品も、お一つ150円ですぅ♡』
それを聞いたお母様方、一瞬!渋い顔を浮かべたが……よほど昼、楽したいのであろう‼
『じゃあ……このハンバーガー1つとサンドイッチ、頂くわ……(断腸の思い)』
『じゃあ……このドーナツ1つとオレンジジュース1つ……(あたしは昨夜の残りで良いわ)』
こんな感じで初日の加地くんが持って来た商品は(お茶を除いて)ほぼ、完売であった。
当然‼加地くんは思った。
(結構……儲かるもんだな♪
………よし‼明日はまた、別の場所を攻めてみるべ⁉)←てか加地くん‼人間変わってる⁉⁉
こうして加地くんの移動販売ライフが始まった。
※加地さんの過去を詳しく知りたいお方は別小説『酸っぱいだらけのアブナイ戯れ』をご覧下さい♪
(申し訳ございません‼R18ですm(_ _)m)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる