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第16話 加地くん、ハロウィンがやって来た!※
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真っ黒いワンピースに同じ色のとんがり帽子!
その上には白のヒラヒラエプロン!
忘れていたが!胸元には眩しいtarakoの文字‼
(てか、加地くんの何時もの愛用エプロンでゎないか………)
タラコ2号を引き引き………某スーパー日西の前でうまかバット、きのみ飴、チロリンチョコ等……ほぼ10円の駄菓子ばかりを並べ始める加地くん。
ーーーーーその頃ーーーーー
『くそー‼あの地味な姉やん……10円の駄菓子ばっかり!買いくさりよってからに~~~っ!(ブツブツ)会計が面倒でしょうがねぇ!』
何でも屋の店主の咆哮が遠く聞こえた。
(???……気の所為か?なんかどこかでオラの悪口言われてるようだ……)
加地くん、強ち気の所為でも無いみたいだぞ?
その日はちょうど日曜日。で!無論警備員様のお怒りを買う訳である。
またまた商売を始めた加地くんに慌ててすっ飛んでくる奴ら。
警『ちょっとちょっと!キミ、困るんだけど?此処がどこだか分かっていないのかね?商売の妨げになるから‼どっか他所で売ってよ!』
加『ぇえーーーっ!また?』
加地くん……まさか……その行為は『営業妨害』という認識は無かったのかね?
(冷や汗満載なナレーター岡田)
まさか!根っからの○○なのか⁉️⁉️
で、加地くん隣の空き地に移り勝手にまた駄菓子を売り始める……と、また!どっかのじぃさんが何処かからともなくすっ飛んで来る。
じ『コリャー‼(激怒)そこはワシの土地じゃぞぃ⁉️⁉️勝手に入り込んだらイカン‼』
加『でも……何の立て札もしてないし……(モゴモゴ)』
じ『なんじゃ?ならばまるでワシが悪いと言いたいようじゃな?そもそも空き地であろうと「誰かの所有物」である事にはかわりはないのじゃ!勝手に入ってはならぬ‼‼(怒り心頭じぃさん)』
……………追い出された加地くん。
世間の世知辛さを肌で感じながら……加地くんはやはり!某スーパー日西の駐車場の隅の辺りでタラコ2号を止めたのであった。(悪)
「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ♪
とうとうハロウィン当日☆
お子様にお菓子の買い忘れはございませんかぁ⁉️」←そして超!小声(笑)
タラコ2号の目新しさ(?)に、少しずつお子様を引き連れた奥様方が集うのだ。
そして加地くんのプチ自慢が始まる。
『ウチのお菓子は普通の駄菓子とは一味違いますよ♪♪でもお値段は変わらず全て10円です☆如何ですかぁ!』
少しずつ声が大きくなる加地くん、(さっきは警備員様に遠慮していたようだ)
その声に気づいた警備員様も「ヤレヤレ、仕方ないな……」的な反応である。(ニヤリ)
そこで1人の女の子を連れ、買い物袋を下げた、着物姿のお母さんが足を止めた。
『あ!キヨラ……そういえば、今日は世間では「はろうぃん」というお祭りらしいのよ。何をするのかよくは知らないんだけど……(謎)』
今どき珍しいお母さんもいるものだな?今アツイ「ハロウィン」を知らないとは……
それを聞いてた加地くんはそのお母さんにハロウィン説明。
『世の中の良い子のちびっ子が、お母さん達にお菓子を貰える……そんな嬉しいお祭りが「ハロウィン」というのですよ?
良かったら……お菓子おひとつ如何ですか?』
とココで加地くんのお菓子サービス!
お母さんは困った顔をしながら、
『えぇ?……なんかいただくのは申し訳無いから……お金を払います。幾らですか?』
と手に持つがま口をパチッと開く。
でも、、、その娘さんは……もう口に入れてるぞ?(笑)
加地くんは笑って返事をする。
『いえ☆ハロウィンの可愛い悪戯っ子にプレゼントですよ?どうぞお気になさらずに♪』
そこでその娘さんが嬉しそうに声を上げた。
『うわぁーーーっっっ‼‼このチロリンチョコ!はじめてたべるあじだ♪あまくてすっぱいよ☆』(ブルゥベリィ味だ!)
娘さんは全部食べてしまうのがもったいないとばかりにお口の中で蕩けさせる。
お母さんは困惑顔で加地くんに目をやると、加地くんはただただ笑顔。
『こんな結構な物を……どうもありがとうございました。……では……キヨラ、帰ろうか?』
お母さんからの(駄菓子ひとつで)とても丁寧なお礼。
その親子がその場を去ったとほぼ入れ替えに!先程の娘さんの台詞を遠くで聞いていた奥様方が集合する。
そして駄菓子の鷲掴み大会が始まるのである。
『押さないで!皆様……どうか順番に……!(激悲)ちゃんと並んで下さいーーーっ‼‼』
加地くんの声にならない悲鳴が無情にもかき消される。
………漸く、一段落着いた頃、加地くんは色んな意味で疲労困憊していた。
そこに遠巻きに眺める………幼女(?)の姿。
『アナタもお菓子、欲しい?』
加地くんが尋ねるとその幼女(?)は瞳を輝かせてコクリと頷いた。
加地くんはその幼女(?)に売れ残りのチロリンチョコ、きのみ飴、うまかバットを手渡した。
『Happy Halloween☆』
ニッコリ微笑う加地くんに、その幼女(?)は何か言いたげな顔をしていたが……店の中に急いで駆け込んで行った。
あの子もお母さんと買い物に来たんかなぁ?(やはり謎)
ハロウィンは小さなテロリスト(?)の為の行事だからな?
加地くんも今回は利益は追求していないらしい。
(が!コスプレ衣装ではきっちりと利益を追い求めたぞ?)
その上には白のヒラヒラエプロン!
忘れていたが!胸元には眩しいtarakoの文字‼
(てか、加地くんの何時もの愛用エプロンでゎないか………)
タラコ2号を引き引き………某スーパー日西の前でうまかバット、きのみ飴、チロリンチョコ等……ほぼ10円の駄菓子ばかりを並べ始める加地くん。
ーーーーーその頃ーーーーー
『くそー‼あの地味な姉やん……10円の駄菓子ばっかり!買いくさりよってからに~~~っ!(ブツブツ)会計が面倒でしょうがねぇ!』
何でも屋の店主の咆哮が遠く聞こえた。
(???……気の所為か?なんかどこかでオラの悪口言われてるようだ……)
加地くん、強ち気の所為でも無いみたいだぞ?
その日はちょうど日曜日。で!無論警備員様のお怒りを買う訳である。
またまた商売を始めた加地くんに慌ててすっ飛んでくる奴ら。
警『ちょっとちょっと!キミ、困るんだけど?此処がどこだか分かっていないのかね?商売の妨げになるから‼どっか他所で売ってよ!』
加『ぇえーーーっ!また?』
加地くん……まさか……その行為は『営業妨害』という認識は無かったのかね?
(冷や汗満載なナレーター岡田)
まさか!根っからの○○なのか⁉️⁉️
で、加地くん隣の空き地に移り勝手にまた駄菓子を売り始める……と、また!どっかのじぃさんが何処かからともなくすっ飛んで来る。
じ『コリャー‼(激怒)そこはワシの土地じゃぞぃ⁉️⁉️勝手に入り込んだらイカン‼』
加『でも……何の立て札もしてないし……(モゴモゴ)』
じ『なんじゃ?ならばまるでワシが悪いと言いたいようじゃな?そもそも空き地であろうと「誰かの所有物」である事にはかわりはないのじゃ!勝手に入ってはならぬ‼‼(怒り心頭じぃさん)』
……………追い出された加地くん。
世間の世知辛さを肌で感じながら……加地くんはやはり!某スーパー日西の駐車場の隅の辺りでタラコ2号を止めたのであった。(悪)
「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ♪
とうとうハロウィン当日☆
お子様にお菓子の買い忘れはございませんかぁ⁉️」←そして超!小声(笑)
タラコ2号の目新しさ(?)に、少しずつお子様を引き連れた奥様方が集うのだ。
そして加地くんのプチ自慢が始まる。
『ウチのお菓子は普通の駄菓子とは一味違いますよ♪♪でもお値段は変わらず全て10円です☆如何ですかぁ!』
少しずつ声が大きくなる加地くん、(さっきは警備員様に遠慮していたようだ)
その声に気づいた警備員様も「ヤレヤレ、仕方ないな……」的な反応である。(ニヤリ)
そこで1人の女の子を連れ、買い物袋を下げた、着物姿のお母さんが足を止めた。
『あ!キヨラ……そういえば、今日は世間では「はろうぃん」というお祭りらしいのよ。何をするのかよくは知らないんだけど……(謎)』
今どき珍しいお母さんもいるものだな?今アツイ「ハロウィン」を知らないとは……
それを聞いてた加地くんはそのお母さんにハロウィン説明。
『世の中の良い子のちびっ子が、お母さん達にお菓子を貰える……そんな嬉しいお祭りが「ハロウィン」というのですよ?
良かったら……お菓子おひとつ如何ですか?』
とココで加地くんのお菓子サービス!
お母さんは困った顔をしながら、
『えぇ?……なんかいただくのは申し訳無いから……お金を払います。幾らですか?』
と手に持つがま口をパチッと開く。
でも、、、その娘さんは……もう口に入れてるぞ?(笑)
加地くんは笑って返事をする。
『いえ☆ハロウィンの可愛い悪戯っ子にプレゼントですよ?どうぞお気になさらずに♪』
そこでその娘さんが嬉しそうに声を上げた。
『うわぁーーーっっっ‼‼このチロリンチョコ!はじめてたべるあじだ♪あまくてすっぱいよ☆』(ブルゥベリィ味だ!)
娘さんは全部食べてしまうのがもったいないとばかりにお口の中で蕩けさせる。
お母さんは困惑顔で加地くんに目をやると、加地くんはただただ笑顔。
『こんな結構な物を……どうもありがとうございました。……では……キヨラ、帰ろうか?』
お母さんからの(駄菓子ひとつで)とても丁寧なお礼。
その親子がその場を去ったとほぼ入れ替えに!先程の娘さんの台詞を遠くで聞いていた奥様方が集合する。
そして駄菓子の鷲掴み大会が始まるのである。
『押さないで!皆様……どうか順番に……!(激悲)ちゃんと並んで下さいーーーっ‼‼』
加地くんの声にならない悲鳴が無情にもかき消される。
………漸く、一段落着いた頃、加地くんは色んな意味で疲労困憊していた。
そこに遠巻きに眺める………幼女(?)の姿。
『アナタもお菓子、欲しい?』
加地くんが尋ねるとその幼女(?)は瞳を輝かせてコクリと頷いた。
加地くんはその幼女(?)に売れ残りのチロリンチョコ、きのみ飴、うまかバットを手渡した。
『Happy Halloween☆』
ニッコリ微笑う加地くんに、その幼女(?)は何か言いたげな顔をしていたが……店の中に急いで駆け込んで行った。
あの子もお母さんと買い物に来たんかなぁ?(やはり謎)
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