移動販売の加地さん。

小話 リアカーを引きながら……

突然だが！ここらでぶっ続けに5話程、『夏のあばんちゅーる(……って何だ？)』的な話を続けたいと思う！(唐突なナレーター岡田の思いつき)


『スイカはいかがですかぁ？あまぁい(と思う)スイカですよぉっ♪』

加地くん、()内は超！小声（笑）
タラコ2号で大量の……スイカを運んでとにかく！売り捌くのに必死な加地くん。

タラコ2号には加地くん手作りの看板が。

『よく冷えてい……スイカ』

………加地くん、ちゃんと冷えてるのか？(謎々)
『……』のところがスイカで隠れてて見えないぞ？(それじゃあ誰も買わないかもだぞ？)

隠してるのは、実はワザとだ！(なんか自慢気な加地くん)

実は加地くん、、、スーパー業務用にてスイカを3玉注文した予定が……
まぁ、良くあるパターンである。
手違いがあり……なんと30玉も注文した事になっていたのである！

さて……加地くん、こんなに注文してどぉするんだ？(謎々)←どう売り捌くのか疑問満載なナレーター岡田。


お、1人のお客さんがスイカを見てる。

『いらっしゃいませ♪あまぁい(と思う)スイカは如何ですか？』

そのじいさんはスイカを触りながら疑問がる。

『のぅ、姉ちゃんや。このスイカ……ワシが思うには冷えておらんようなのじゃが………気の所為なのかのぉ？』

そこで加地くん、超！笑顔を振り撒く。

『気の所為ですよぉ♡あまぁい(と思う)スイカ……おひとつ如何ですか？』

加地くん、()内はやはり！超！小声。
そこでじいさん、遂に決心したようだ。

『よし！明日孫が遊びに来るから……孫に買うてやろう。幾らかの？』

じいさんは財布を取り出しながら加地くんに問う。 

『おひとつ2000円になりまぁす♪』


加地くん、屈託の無い笑顔満面で答える。

『ふむ、2000円か……』

じいさんはやや渋い顔をしながら金を支払った。

『ありがとうございました！』

てか加地くん、、、その販売方法で大丈夫なのか？(大いなる疑問)