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オマケ話3 「クリスマスイブの中村くん」前編
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※注意
現在は感染予防で検温・マスクの着用・手の消毒等が必要ですが、作中では作者の都合で感染病は発生しておらずマスクなどを装着していませんのであしからず
チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャンチャチャ~ン♪ チャンチャンチャチャンチャチャチャンチャチャチャチャ~ン ホイ♪
チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャンチャチャ~ン♪ チャチャチャチャチャチャチャ チャ チャ チャ チャ チャ ホイ♪
ー商店街等で鳴り響いているクリスマスソングー
そう!今日はクリスマスイブなのだが、とある民家で朝っぱらから怒号が響いていた。
『だ・か・らケーキとチキンを買ってくれって言ってんだろ!?』
『だ・か・ら~、ダメって言ってるでしょ!?ほんとにもう!!』
どうやら中村とまいが言い合っているようだ。
『オレァケーキを楽しみにしてたんだぞ!!今日はクリスマスイブなんだぞ!?なのに買わないってどういう事だよ!?ほんとにまったく!!』
『そんなお金は有りません!!そんなに食べたいなら自分のお金で買って来たら良いじゃないの!?』
『なぜ俺が買わなきゃならないんだ!?』
『だったら、な・ぜ!!
私が買わなきゃならないの!?』
『うっ、そ、それは…』
最初は威勢が良かった中村だが、立場が逆転してまいに言い負かされていた。
『チッ、仕方ない買ってくるか…』
『もちろん!店主さん達の分と私の分も忘れないでね♡』
渋々ケーキを買いに行くために部屋を出て行こうとする中村に、さも当然の如くまいが言い放った一言に体をピックっと震わせ首だけギギギギと振り返る。
『…えっ?』
『だからみんなの分も忘れないでって言ってるのよ♪』
『ケーキ代くれないのに、皆の分も買ってこいって言うのかよ!?』
『そうよ、どこにアルバイトに行ったのか知らないけど、バイト代持ってる事を私は知ってるのよ♡』
『グッ!!わかったよ買ってくれば良いんだろ!?買ってくれば!?
ほんとにまったく!!』
然り気無く拒否をしようとする中村に、極悪く満面の笑みを浮かべながらお金を持っていることを知っていると突きつけると、すっかり観念してしまった。
『さてと!どこへケーキを買いに行こうかな?』
家を出た中村はどこに行くべきか悩み始める。
プロ✩かしましぃは歩いて行くには少し遠いし…、ツヤは余計に遠いしあそこはプリン屋だったな…
う~ん、他に良い所は合ったかな…そう言えばチューリップ薬局の近くにケーキ屋が出来てたな、確か名前はシャトーゼレだったか?まだ行ったことないしここにしよう♪
玄関先でぶつぶつ独り言を言いながら悩んでた中村だったが、漸く行き先をシャトーゼレに決めて歩き出す。
店に向かって10数分ほど歩き続け、チューリップ薬局の前まで来ると目的地のシャトーゼレが見えてきた。
『おっ、あそこだあそこだ!!
ってやけに混んでるな!?平日の朝っぱらから来てんじゃねぇよ!!
お前らは暇人か?ほんとにまったく!!』
クリスマスイブで混むのは当然だしオープンしたての店だから余計混むのに決まってるのである。
そして暇人と言う言葉も自分にも当てはまるが気づいてるか中村よ?
仕方ないのでおとなしく列の最後尾に並んだ中村であったが30分以上待たされて我慢の限界が近付いていた。
(ちっ、おせぇないつまでかかるんだよ!?)
『おっと、悪いなねぇちゃん』
イライラしている中村が腕組みをした拍子に前に並んでる客に腕が当たってしまったようだ。
『い、いえ大丈夫です』
(うぉっ!!ビックリした…唇がデケェなってよく見たらうちの店に何度か買いに来てたねぇちゃんかよ)
中村に謝罪された前の客が、振り返って返答するのだが唇が元店主の奥さん並みに大きくて一瞬怯む中村だった。
(漸く前の前に居た客も買い終わったか、唇のデカイねぇちゃんまで順番が回ってきたが、さっきからいったい何をぶつぶつ言ってんだ?)
オラはテラミス食らうだ、母はこっちのやっすぅいプリンアラモドで良いだ…ブツブツブツ
食らえるだけありがたく思うだ…ブツブツブツ
『大変お待たせしまして申し訳ありません、ご注文をお願いします』
『えっと、これぇとこれぇ1つずつ~』
『X'masテラミスが1つ、X'masプリンアラモドが1つ、以上で宜しいでしょうか?』
『はい』
たらこ唇さんまで順番が回ってきて注文を済ませ会計をはじめる店員。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ぴ、カシャッ!!
『合計で680円になります』
『ひ⤴️⤵️
ちょっと待ってください!!』
ガサゴソ…
会計を聞いた、たらこ唇さんが妙なアクセントの悲鳴をあげたかと思ったら、手に持っていたガマ口をレジの上に置き大慌てで肩にかけてた鞄の中をがさごそとあさりだし、デカストクマの小銭入れを取り出した。
『有った♪
これでお願いします』
『700円お預かりしましたので20円のお返しになります。
ありがとうございました~♪』
無事ケーキを買い終えたたらこ唇さんが、嬉しそうにたらこ唇を醜く歪めて帰っていった。
(あの唇のねぇちゃんケッタイな悲鳴をあげてたが、値段見て買ったんじゃなかったのか!?)
(2つしか買ってないのに計算間違いしたのかよ?(汗))
『大変お待たせしました、ご注文をどうぞ』
(えーと、何が有るのかな…って、もう4種類しか残ってねぇ~じゃねぇか!!)
(しかも1種類は普段から売ってる100円のやつでクリスマス仕様でもねぇじゃねぇか!!)
(あのねぇちゃん、安いので良いとか言ってたんだから大量に売れ残ってる一番安いこれを買えってんだ、ほんとにまったく!?)
文句ばかりたれてうるさい中村である。
『うるせぇってなんだうるせぇって、文句があるなら俺のために残しときやがれってんだ、ほんとにまったく!!』
『あ、あの~、ご注文の方を伺っても宜しいでしょうか?』
『おっと、わりーわりーちょっと待ってくれ!』
(クリスマス用のケーキは三種類だけだしホールケーキにするか…ってたけぇなおい!!クリスマスだからって足元見てぼったくってんじゃねぇぞ!?完全に予算オーバーじゃないか、ほんとにまったく!!)
(ホールケーキは予算オーバーだし仕方ないX'masの3つと1つだけ違うの買ってくか…)
『え~と、このX'masスペシャルモンブランってのと、X'masトリプルベリーソースのレアチーズケーキと、X'masベリーの盛り合わせチーズタルトと、ムーンダストを1つ』
『X'masスペシャルモンブラン1つ、X'masトリプルベリーソースのレアチーズケーキ1つ、X'masベリーの盛り合わせチーズタルト1つ、ムーンダスト1つ、以上で宜しいですか?』
『あぁ』
『少々お待ちください。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…カシャッ
合計で1670円になります』
『ほらよ』
『2000円で宜しいでしょうか?』
『あぁ』
『2000円ですので330円のお返しです。
ありがとうございました~♪』
『さて、ケーキも買ったし一旦帰るか…』
なんやかんやと文句を良いながらもケーキを入手した中村は帰路につくようだ。
(またずいぶんと客が並んでるな、でもX'masケーキは俺が買い占めたから後は普段から売ってるやつしか残ってないぞ?プププッ)
『次のお客様どうぞ、X'masケーキを今お出ししますね♪』
『色々とちょっと待て!!』
自動ドアから出ようとしてた辺りで店員の放った一言に、中村は全力で振り返り思わず叫んでいた。
たらこ唇さんがX'masケーキを買って行ったことに文句を言いながらも、自分は残ってたX'masケーキを全て買い占めた癖に、後ろに並んでた客達を嘲笑ってたからきっとバチが当たったのだろう。
『バチが当たったってなんだ!!
すべては作者の匙加減1つじゃないか、X'masケーキが有るならさっさと出しやがれってんだほんとにまったく!!』
作者にまで文句をたれる中村の運命やいかに!後半に続く···
現在は感染予防で検温・マスクの着用・手の消毒等が必要ですが、作中では作者の都合で感染病は発生しておらずマスクなどを装着していませんのであしからず
チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャンチャチャ~ン♪ チャンチャンチャチャンチャチャチャンチャチャチャチャ~ン ホイ♪
チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャン~♪ チャンチャンチャンチャチャ~ン♪ チャチャチャチャチャチャチャ チャ チャ チャ チャ チャ ホイ♪
ー商店街等で鳴り響いているクリスマスソングー
そう!今日はクリスマスイブなのだが、とある民家で朝っぱらから怒号が響いていた。
『だ・か・らケーキとチキンを買ってくれって言ってんだろ!?』
『だ・か・ら~、ダメって言ってるでしょ!?ほんとにもう!!』
どうやら中村とまいが言い合っているようだ。
『オレァケーキを楽しみにしてたんだぞ!!今日はクリスマスイブなんだぞ!?なのに買わないってどういう事だよ!?ほんとにまったく!!』
『そんなお金は有りません!!そんなに食べたいなら自分のお金で買って来たら良いじゃないの!?』
『なぜ俺が買わなきゃならないんだ!?』
『だったら、な・ぜ!!
私が買わなきゃならないの!?』
『うっ、そ、それは…』
最初は威勢が良かった中村だが、立場が逆転してまいに言い負かされていた。
『チッ、仕方ない買ってくるか…』
『もちろん!店主さん達の分と私の分も忘れないでね♡』
渋々ケーキを買いに行くために部屋を出て行こうとする中村に、さも当然の如くまいが言い放った一言に体をピックっと震わせ首だけギギギギと振り返る。
『…えっ?』
『だからみんなの分も忘れないでって言ってるのよ♪』
『ケーキ代くれないのに、皆の分も買ってこいって言うのかよ!?』
『そうよ、どこにアルバイトに行ったのか知らないけど、バイト代持ってる事を私は知ってるのよ♡』
『グッ!!わかったよ買ってくれば良いんだろ!?買ってくれば!?
ほんとにまったく!!』
然り気無く拒否をしようとする中村に、極悪く満面の笑みを浮かべながらお金を持っていることを知っていると突きつけると、すっかり観念してしまった。
『さてと!どこへケーキを買いに行こうかな?』
家を出た中村はどこに行くべきか悩み始める。
プロ✩かしましぃは歩いて行くには少し遠いし…、ツヤは余計に遠いしあそこはプリン屋だったな…
う~ん、他に良い所は合ったかな…そう言えばチューリップ薬局の近くにケーキ屋が出来てたな、確か名前はシャトーゼレだったか?まだ行ったことないしここにしよう♪
玄関先でぶつぶつ独り言を言いながら悩んでた中村だったが、漸く行き先をシャトーゼレに決めて歩き出す。
店に向かって10数分ほど歩き続け、チューリップ薬局の前まで来ると目的地のシャトーゼレが見えてきた。
『おっ、あそこだあそこだ!!
ってやけに混んでるな!?平日の朝っぱらから来てんじゃねぇよ!!
お前らは暇人か?ほんとにまったく!!』
クリスマスイブで混むのは当然だしオープンしたての店だから余計混むのに決まってるのである。
そして暇人と言う言葉も自分にも当てはまるが気づいてるか中村よ?
仕方ないのでおとなしく列の最後尾に並んだ中村であったが30分以上待たされて我慢の限界が近付いていた。
(ちっ、おせぇないつまでかかるんだよ!?)
『おっと、悪いなねぇちゃん』
イライラしている中村が腕組みをした拍子に前に並んでる客に腕が当たってしまったようだ。
『い、いえ大丈夫です』
(うぉっ!!ビックリした…唇がデケェなってよく見たらうちの店に何度か買いに来てたねぇちゃんかよ)
中村に謝罪された前の客が、振り返って返答するのだが唇が元店主の奥さん並みに大きくて一瞬怯む中村だった。
(漸く前の前に居た客も買い終わったか、唇のデカイねぇちゃんまで順番が回ってきたが、さっきからいったい何をぶつぶつ言ってんだ?)
オラはテラミス食らうだ、母はこっちのやっすぅいプリンアラモドで良いだ…ブツブツブツ
食らえるだけありがたく思うだ…ブツブツブツ
『大変お待たせしまして申し訳ありません、ご注文をお願いします』
『えっと、これぇとこれぇ1つずつ~』
『X'masテラミスが1つ、X'masプリンアラモドが1つ、以上で宜しいでしょうか?』
『はい』
たらこ唇さんまで順番が回ってきて注文を済ませ会計をはじめる店員。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ぴ、カシャッ!!
『合計で680円になります』
『ひ⤴️⤵️
ちょっと待ってください!!』
ガサゴソ…
会計を聞いた、たらこ唇さんが妙なアクセントの悲鳴をあげたかと思ったら、手に持っていたガマ口をレジの上に置き大慌てで肩にかけてた鞄の中をがさごそとあさりだし、デカストクマの小銭入れを取り出した。
『有った♪
これでお願いします』
『700円お預かりしましたので20円のお返しになります。
ありがとうございました~♪』
無事ケーキを買い終えたたらこ唇さんが、嬉しそうにたらこ唇を醜く歪めて帰っていった。
(あの唇のねぇちゃんケッタイな悲鳴をあげてたが、値段見て買ったんじゃなかったのか!?)
(2つしか買ってないのに計算間違いしたのかよ?(汗))
『大変お待たせしました、ご注文をどうぞ』
(えーと、何が有るのかな…って、もう4種類しか残ってねぇ~じゃねぇか!!)
(しかも1種類は普段から売ってる100円のやつでクリスマス仕様でもねぇじゃねぇか!!)
(あのねぇちゃん、安いので良いとか言ってたんだから大量に売れ残ってる一番安いこれを買えってんだ、ほんとにまったく!?)
文句ばかりたれてうるさい中村である。
『うるせぇってなんだうるせぇって、文句があるなら俺のために残しときやがれってんだ、ほんとにまったく!!』
『あ、あの~、ご注文の方を伺っても宜しいでしょうか?』
『おっと、わりーわりーちょっと待ってくれ!』
(クリスマス用のケーキは三種類だけだしホールケーキにするか…ってたけぇなおい!!クリスマスだからって足元見てぼったくってんじゃねぇぞ!?完全に予算オーバーじゃないか、ほんとにまったく!!)
(ホールケーキは予算オーバーだし仕方ないX'masの3つと1つだけ違うの買ってくか…)
『え~と、このX'masスペシャルモンブランってのと、X'masトリプルベリーソースのレアチーズケーキと、X'masベリーの盛り合わせチーズタルトと、ムーンダストを1つ』
『X'masスペシャルモンブラン1つ、X'masトリプルベリーソースのレアチーズケーキ1つ、X'masベリーの盛り合わせチーズタルト1つ、ムーンダスト1つ、以上で宜しいですか?』
『あぁ』
『少々お待ちください。
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…カシャッ
合計で1670円になります』
『ほらよ』
『2000円で宜しいでしょうか?』
『あぁ』
『2000円ですので330円のお返しです。
ありがとうございました~♪』
『さて、ケーキも買ったし一旦帰るか…』
なんやかんやと文句を良いながらもケーキを入手した中村は帰路につくようだ。
(またずいぶんと客が並んでるな、でもX'masケーキは俺が買い占めたから後は普段から売ってるやつしか残ってないぞ?プププッ)
『次のお客様どうぞ、X'masケーキを今お出ししますね♪』
『色々とちょっと待て!!』
自動ドアから出ようとしてた辺りで店員の放った一言に、中村は全力で振り返り思わず叫んでいた。
たらこ唇さんがX'masケーキを買って行ったことに文句を言いながらも、自分は残ってたX'masケーキを全て買い占めた癖に、後ろに並んでた客達を嘲笑ってたからきっとバチが当たったのだろう。
『バチが当たったってなんだ!!
すべては作者の匙加減1つじゃないか、X'masケーキが有るならさっさと出しやがれってんだほんとにまったく!!』
作者にまで文句をたれる中村の運命やいかに!後半に続く···
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