ずっと、キミがだいすき!!

みのる

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本編

職復帰※

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一週間と言う、短すぎる期間はあっという間に過ぎ去りー
俺はまた、バイト先に復帰する日が来た…(寂)


『…じゃあ…清美姫様、行ってくるからね?(名残惜し過ぎ)』(でも働かないと、家計が…)

夏になり、目覚めも早くなった清美姫様。俺を黙ってお見送り♡
“嗚呼…清美…‼”(オラ行きだぐねぇよ…)小さな姫様を俺のカラダで包み込む。出勤への覚悟を決めて、姫様に一週間振りの『いってきます』の深ぁい口付け。…チュッ、チュッ…クチュン…
お口を伝う、姫様の唾液を舌で辿り余す事無く飲み込む俺。←無論、普通な口付けは毎日欠かしません(威)!

『ハァッハァッ…ちょっと気合い入ったから、今の内に行くね♡』

ーキィ。ガチャン。ー
…後に残された、ちょっと寂しそぉな清美姫様…

自転車で、バイト先に向かう。汗がカラダから吹き出る。”もぉ夏なんだな…“改めて感じる。


バイト先に到着。裏口から何時ものよぉに入る。

『おはようございます。』

すると、久しぶりな店長の顔。

『あらぁ、桑原くん♡本当にお久しぶりねぇ?仕事、覚えてるわよね?』

…ハイ、おそらく大丈夫です。

『良かったぁ♡じゃ、早速お願いね?』

店長と入れ替わりに、白鳥が俺の元に。

『桑原くぅん♡おはよう!久しぶりねぇ?』

久々な店長の分身のよぉな喋り方な白鳥。

『ところでぇ…♡』

にじり寄る白鳥。(怖っ‼)

『緒方君とか集めて…“桑原くん復帰おめでとうパーティ”を盛大に開かない?』

アハハ…と苦笑いな俺。(気持ちは嬉しいのだが)

『せっかくの嬉しいお誘いなんだけど…』

速攻断ろうとする俺に白鳥は小声で、

「イケメンな男子も、ちゃんと呼ぶからさ♡ボソボソ」

(叫‼)やはりその誤解は解けてはいないのねーーー‼俺は、

『…まだ、体調は万全ではないんです。くれぐれも店長にはナイショで…(懇願)』

嘘も方便…。

白鳥はそれはそれは無念そうに、

『そうなんだ…。早く良くなると良いね♡』

そう言って仕事の準備に入った。
…俺も、着替えて準備しないとな…。
急いで制服に着替えて、ホールの掃除とかを行う。


カランカラン…

『いらっしゃいませ!(ニッコリ)何名様ですか?』

『3名様ですね、おタバコはお吸いになりますか?』

『お席にご案内致しますね?』


俺は今日から生活の為、愛しい姫様の為に全力を尽くす。

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