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カクラ、中学生!(おまけ)
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オレは小学校を晴れて卒業し、中学生となった。
え?もちろん!変わらず優秀ですけども?(自慢)
日々の学習は怠らない。
決して何もしないでデキルワケでは無いぞ?
中学生になってもうひとつの小学校からも生徒が入学して来て女子が2倍になり、やはりオレは日々代わる代わる違う女子から愛の告白を受けた。
が、中学になってもオレにはまだ誰かとお付き合いしたいとかそんな気持ちは毛頭無いのであった。
そんなこんなで中学での大イベント、「文化祭」を迎えるようになった。
問題は、どんな出し物をするかである。
クラスでどんな出し物をするか絶賛!話し合い中の時、
(うーん、文化祭かぁ···なんかあんまり気乗りしないなぁ)
とかなんとか考え、オレはポケーッと窓の外を見ていた。
『···桑原君が良いと思います!』
パチパチパチパチ!!(拍手喝采)
え!何ですと!?オレ、聞いて無かったんですけども?
先生から期待いっぱいの眼差しでこう言われた。
『じゃあ桑原君、お願い出来るかな?』
オレはワケも分からずに、
『あ、ハイ···』
そう!オクチではお答えしていたのであった。
黒板を確認してみると、
「男その① 桑原」
デカデカと記入されていたのであった。
男その①って···一体オレ、何すればえぇの?(謎)
後にひとりの女子を捕まえて優しく問い詰めてみれば、
『桑原君は男その②役のイッシキ君(※中肉中背、涙脆い)とソフトにBLするんだよ♡』
なんとも衝撃的な事柄をいともアッサリと答えられたのだ!
とはいってもミュージックビデオ風に撮影して御觀覧の皆様にお見せするので、そんなにハードなモノでは無いらしいのだが。
しかし···果たして面白いのか?(謎)
しかももしかして、登場人物はオレとイッシキ君のふたりだけでは無いのか!?
他の方々は一体何をされるのか!?
···えーーー···(とても気が進まない)
『カクラ兄貴!中学の文化祭ってそろそろだよね?』
まだ見ぬ「中学」の文化祭にこころを馳せる秀。
『···あぁ、そうだな』
出来れば見に来ないでください。
『ぶんかさいってなにーーー?』
シュウイチがキラキラした瞳でオレを見る。
『···楽しいモノならばいいな』
『えーーー!?』
見に来んなよ、絶対に!!
『本番よぉぉぉおおい!』
そのミュージックビデオのシナリオを考えたらしいサワダさんが超!真剣な顔で声を張り上げる。
アーティスト「キタセツオ」の曲、「ミヤマエガワ」の音楽に乗せて。
歌詞はサワダさん作詞だという。
オレとイッシキ君がどんな姿をしているかはご想像にお任せします。
『スタートぉお!(パチンッ)』←拍手
♪ちゃらららら~~~ ちゃらり~~~♪♪
背景に川の音に似せた音が流れる。
オレとイッシキ君は熱く見つめあう。
♪わ~た~し~はぁ 〇〇よ~
あ~な~た~もぉ 〇〇ね~
ただ、あなたのぉ やさしさぁがぁ~
う~れぇしぃかったぁ~♪♪
てか!文化祭でこんなん流してもいいのか?
ーその後ー
オレとイッシキ君が〇〇であるというあらぬ噂が暫く流れ続けていたのは言うまでもない。
え?もちろん!変わらず優秀ですけども?(自慢)
日々の学習は怠らない。
決して何もしないでデキルワケでは無いぞ?
中学生になってもうひとつの小学校からも生徒が入学して来て女子が2倍になり、やはりオレは日々代わる代わる違う女子から愛の告白を受けた。
が、中学になってもオレにはまだ誰かとお付き合いしたいとかそんな気持ちは毛頭無いのであった。
そんなこんなで中学での大イベント、「文化祭」を迎えるようになった。
問題は、どんな出し物をするかである。
クラスでどんな出し物をするか絶賛!話し合い中の時、
(うーん、文化祭かぁ···なんかあんまり気乗りしないなぁ)
とかなんとか考え、オレはポケーッと窓の外を見ていた。
『···桑原君が良いと思います!』
パチパチパチパチ!!(拍手喝采)
え!何ですと!?オレ、聞いて無かったんですけども?
先生から期待いっぱいの眼差しでこう言われた。
『じゃあ桑原君、お願い出来るかな?』
オレはワケも分からずに、
『あ、ハイ···』
そう!オクチではお答えしていたのであった。
黒板を確認してみると、
「男その① 桑原」
デカデカと記入されていたのであった。
男その①って···一体オレ、何すればえぇの?(謎)
後にひとりの女子を捕まえて優しく問い詰めてみれば、
『桑原君は男その②役のイッシキ君(※中肉中背、涙脆い)とソフトにBLするんだよ♡』
なんとも衝撃的な事柄をいともアッサリと答えられたのだ!
とはいってもミュージックビデオ風に撮影して御觀覧の皆様にお見せするので、そんなにハードなモノでは無いらしいのだが。
しかし···果たして面白いのか?(謎)
しかももしかして、登場人物はオレとイッシキ君のふたりだけでは無いのか!?
他の方々は一体何をされるのか!?
···えーーー···(とても気が進まない)
『カクラ兄貴!中学の文化祭ってそろそろだよね?』
まだ見ぬ「中学」の文化祭にこころを馳せる秀。
『···あぁ、そうだな』
出来れば見に来ないでください。
『ぶんかさいってなにーーー?』
シュウイチがキラキラした瞳でオレを見る。
『···楽しいモノならばいいな』
『えーーー!?』
見に来んなよ、絶対に!!
『本番よぉぉぉおおい!』
そのミュージックビデオのシナリオを考えたらしいサワダさんが超!真剣な顔で声を張り上げる。
アーティスト「キタセツオ」の曲、「ミヤマエガワ」の音楽に乗せて。
歌詞はサワダさん作詞だという。
オレとイッシキ君がどんな姿をしているかはご想像にお任せします。
『スタートぉお!(パチンッ)』←拍手
♪ちゃらららら~~~ ちゃらり~~~♪♪
背景に川の音に似せた音が流れる。
オレとイッシキ君は熱く見つめあう。
♪わ~た~し~はぁ 〇〇よ~
あ~な~た~もぉ 〇〇ね~
ただ、あなたのぉ やさしさぁがぁ~
う~れぇしぃかったぁ~♪♪
てか!文化祭でこんなん流してもいいのか?
ーその後ー
オレとイッシキ君が〇〇であるというあらぬ噂が暫く流れ続けていたのは言うまでもない。
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