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恒例!夏祭り
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あたしは、はるまくんと『夏祭り』に行く約束をした。…また電話で。野次馬に聞かれていないか、充分に注意のアンテナを張り巡らせていたが今度は『邪魔』は入らなそうな感じ☆
夕方に会場ではるまくんと待ち合わせ。あたしは、何がなんでも『浴衣』を着たかった。
『母さん、あたしに合うような、浴衣無いかな?』
と母親に聞いてみる。すると、母親は心当たりがあるらしく、
『ちょっと待ってろ?』
と、家を飛び出した。
(母さぁん‼この家に浴衣、あるんじゃないのー⁉)しばらくして、浴衣1式を持って、何処からか走って帰ってきた母さん。ハアッハアッ…と息が乱れてる。あたしは気になり、
『母さん、何処行ってたの?』
と聞く。母さんは
『なぁに、ちょっと知り合いのとこまでだ!』
浴衣を見てみると、紺地に色とりどりの朝顔が可愛い。黄色い帯に、赤い鼻緒の下駄。
『そら、合わせてみなよ?』
母親が着付けてくれる。
『うん!ちょうどいいよ、母さん。ありがとう♪』
母さんも満足そうにしている。
「母さんも、昔、父さんと夏祭り行ったなぁ…」
ポソリ呟く母親。←『あの頃』が、懐かしいですね?
早めに、準備が整ってしまった。かなり早いけど、もぉ行こうかなぁ…?と、そぉ思っていたらなんと、ピンポーン♪と呼び鈴の音。
『はーい、どなただ?』
と尋ねる母親。
『こんにちは…』
は、はるまくん⁉
『今開けるからな?』
そぉ言って、あたしにニヤリと笑いかける母親。
ガチャ。キィ…
そこに立っていたはるまくん。
『待ち切れなくて…迎えに来ちゃった…』
母親が、
『もぉ、そらもじゅんび出来たから、いつでも行けるんだぞ?』
と、早めにあたしを追い出そうとする。
『まだ、屋台とかまばらだけだけど、もう行かない?』
せっかちさんなの?はるまくん…
『今すぐ行きます‼』
何故か代わりに返事をする母親。
はるまくんに連れられ、だいぶ早くに出かけるあたし。
『いってらっしゃぁい!』
とニヤニヤしながら母親に追い出された(笑)
はるまくんに、早速、
『浴衣…可愛いね?オレ、イケナイ気分になりそう…』
と、顔を赤らめる。えぇっ!イケナイ気分って、何⁉(ドキドキ)←気をつけてね、蒼空ちゃん。
『今はまだそんなに人、居ないけど、夕方には人だらけになるから…』
と、そっとあたしの手を握った‼(激照)
『迷子防止だよ☆』
照れながら、そぉ答えた。
まだ、辺りは明るい。屋台もまばらだ。でも散歩には良いよね…?屋台がたつまで、この場の空気を楽しんでた。
色々、はるまくんの事を聞き出した。『手芸部』に入部しているとか、お兄ちゃんと妹がいるとか。時間経つのも忘れて、話してた。
『そろそろ、屋台がたってきたね?何か、欲しい物ある?』
はるまくんはあたしに聞いて来た。
あたしはなんか、はるまくんと此処に居るだけで満足だった。
『うぅん?今はまだ、何も要らない…』
ひとしきり、屋台を見ながら、公園をぶらぶらしてた。
だいぶ辺りは暗くなってきた。
(あ…大地にお土産、買って帰らないと…)
荷物になるけど売り切れるよりは良いと思って、大地にたこ焼きを買っておいた。すると何も言わずに、はるまくんがお金を出してくれた。
『前に言ったろ?女の子はお金払わなくても良いって』
ニッコリ微笑みながら、言ってくれた。
そろそろ花火かも?そこにちょうど良く、
どおおぉぉぉぉん、パラパラパラ…
花火が打ち上がる。あたし達はいつも家族で行く『穴場』に向かった。
そこに向かい、思わず足が止まってしまった。……そこに居たのは、急いで今日の為に仕事を終わらせた『父親』とこの日をこころ待ちにしてた『母親』の姿……。ラブラブっぷりを見せつける。
両親に声をかけて挨拶しようとしたはるまくんを阻止して、場所を移動する。(穴場だったのに…仕方ない(涙))あんな両親の姿を見て、はるまくんも少し気まずそうだ。
『…花火、見ようよ?はるまくん。』
笑顔で声をかけるあたし。
『そうだね!』
笑顔でうなずくはるまくん。あたしの手を、しっかり握ったまま…
急に大地の事が気になったあたし。(1人で、家に留守番かな?それとも此処に来てるのかな?)…はるまくんに悪い気がして考えるの、やめた。
花火大会も終わり、あたし達は帰る事にした。はるまくんはあたしを家まで送ってくれた。家には誰も居ない。
『じゃあ、蒼空ちゃん、またね?』
はるまくんは、そのまま家に帰った。…引き止めてもおかしいしね。
大地がしばらくして、帰ってきた。
『姉ちゃん、やっぱり『夏祭り』行ってたんだな。』
あたしは大地に、
『これ、お土産…』
とたこ焼きを渡した。
『ありがとう、姉ちゃん!』
大地は、顔をクシャクシャにして喜んでくれた。
両親は、なかなか帰って来なかった。
夕方に会場ではるまくんと待ち合わせ。あたしは、何がなんでも『浴衣』を着たかった。
『母さん、あたしに合うような、浴衣無いかな?』
と母親に聞いてみる。すると、母親は心当たりがあるらしく、
『ちょっと待ってろ?』
と、家を飛び出した。
(母さぁん‼この家に浴衣、あるんじゃないのー⁉)しばらくして、浴衣1式を持って、何処からか走って帰ってきた母さん。ハアッハアッ…と息が乱れてる。あたしは気になり、
『母さん、何処行ってたの?』
と聞く。母さんは
『なぁに、ちょっと知り合いのとこまでだ!』
浴衣を見てみると、紺地に色とりどりの朝顔が可愛い。黄色い帯に、赤い鼻緒の下駄。
『そら、合わせてみなよ?』
母親が着付けてくれる。
『うん!ちょうどいいよ、母さん。ありがとう♪』
母さんも満足そうにしている。
「母さんも、昔、父さんと夏祭り行ったなぁ…」
ポソリ呟く母親。←『あの頃』が、懐かしいですね?
早めに、準備が整ってしまった。かなり早いけど、もぉ行こうかなぁ…?と、そぉ思っていたらなんと、ピンポーン♪と呼び鈴の音。
『はーい、どなただ?』
と尋ねる母親。
『こんにちは…』
は、はるまくん⁉
『今開けるからな?』
そぉ言って、あたしにニヤリと笑いかける母親。
ガチャ。キィ…
そこに立っていたはるまくん。
『待ち切れなくて…迎えに来ちゃった…』
母親が、
『もぉ、そらもじゅんび出来たから、いつでも行けるんだぞ?』
と、早めにあたしを追い出そうとする。
『まだ、屋台とかまばらだけだけど、もう行かない?』
せっかちさんなの?はるまくん…
『今すぐ行きます‼』
何故か代わりに返事をする母親。
はるまくんに連れられ、だいぶ早くに出かけるあたし。
『いってらっしゃぁい!』
とニヤニヤしながら母親に追い出された(笑)
はるまくんに、早速、
『浴衣…可愛いね?オレ、イケナイ気分になりそう…』
と、顔を赤らめる。えぇっ!イケナイ気分って、何⁉(ドキドキ)←気をつけてね、蒼空ちゃん。
『今はまだそんなに人、居ないけど、夕方には人だらけになるから…』
と、そっとあたしの手を握った‼(激照)
『迷子防止だよ☆』
照れながら、そぉ答えた。
まだ、辺りは明るい。屋台もまばらだ。でも散歩には良いよね…?屋台がたつまで、この場の空気を楽しんでた。
色々、はるまくんの事を聞き出した。『手芸部』に入部しているとか、お兄ちゃんと妹がいるとか。時間経つのも忘れて、話してた。
『そろそろ、屋台がたってきたね?何か、欲しい物ある?』
はるまくんはあたしに聞いて来た。
あたしはなんか、はるまくんと此処に居るだけで満足だった。
『うぅん?今はまだ、何も要らない…』
ひとしきり、屋台を見ながら、公園をぶらぶらしてた。
だいぶ辺りは暗くなってきた。
(あ…大地にお土産、買って帰らないと…)
荷物になるけど売り切れるよりは良いと思って、大地にたこ焼きを買っておいた。すると何も言わずに、はるまくんがお金を出してくれた。
『前に言ったろ?女の子はお金払わなくても良いって』
ニッコリ微笑みながら、言ってくれた。
そろそろ花火かも?そこにちょうど良く、
どおおぉぉぉぉん、パラパラパラ…
花火が打ち上がる。あたし達はいつも家族で行く『穴場』に向かった。
そこに向かい、思わず足が止まってしまった。……そこに居たのは、急いで今日の為に仕事を終わらせた『父親』とこの日をこころ待ちにしてた『母親』の姿……。ラブラブっぷりを見せつける。
両親に声をかけて挨拶しようとしたはるまくんを阻止して、場所を移動する。(穴場だったのに…仕方ない(涙))あんな両親の姿を見て、はるまくんも少し気まずそうだ。
『…花火、見ようよ?はるまくん。』
笑顔で声をかけるあたし。
『そうだね!』
笑顔でうなずくはるまくん。あたしの手を、しっかり握ったまま…
急に大地の事が気になったあたし。(1人で、家に留守番かな?それとも此処に来てるのかな?)…はるまくんに悪い気がして考えるの、やめた。
花火大会も終わり、あたし達は帰る事にした。はるまくんはあたしを家まで送ってくれた。家には誰も居ない。
『じゃあ、蒼空ちゃん、またね?』
はるまくんは、そのまま家に帰った。…引き止めてもおかしいしね。
大地がしばらくして、帰ってきた。
『姉ちゃん、やっぱり『夏祭り』行ってたんだな。』
あたしは大地に、
『これ、お土産…』
とたこ焼きを渡した。
『ありがとう、姉ちゃん!』
大地は、顔をクシャクシャにして喜んでくれた。
両親は、なかなか帰って来なかった。
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