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フードファイター編
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一見何の変哲もない、ありふれた小さな定食屋のようだが……
店『さぁ!制限時間は30分‼️
アナタはコレを完食出来るでしょうか⁉️』
「さぁ、やれるモンならやってごらんなさい」とばかりに俺の前に置かれたモノとは、
ひとりの男子が両手いっぱいで囲んで届くか届かないかのデカさの、寿司桶!
その中にまず鎮座するのは5合はあるらいす!
その上で存在をアピールする5本の頭無しエビフライ!
大人の握り拳大の鶏の唐揚げ3つ!
更にタマゴ5個分のオムレツ!
それらに覆い被さるのは、一昨日の夜から店主によりコトコトと大鍋で煮込まれた辛口のカレー!
お子様にコレを嫌うモノは居るのか?と伺いたくなるような品目が詰め詰めに詰まっている。
その名も『ドリームカレー』‼️
確かに、ものすごい量だ………
だが!
この西の都のとある市町村にて『西の都のブラックホール』としておそれられている(?)この俺にかかれば⁉️
『……いただきます……(合掌)』
カァーーーン‼️
店主が手にするストップウォッチと俺を代わる代わるガン見する。
俺は犠牲になってくれた全ての食材に感謝の意を捧げて戦闘を開始する。
"辛口か、この辛さならまだ許容範囲内だな"
俺は基本中辛を好んで食するが、仕事柄多様な辛さの食材と対峙することもある。
タマゴとらいすとカレーを程よく絡ませながら美味しくいただく。
時にエビフライの尻尾に豪快に食らいつき。
店『15分経過!』
店主より制限時間の半分の経過が知らされる。
"おっと、まだ唐揚げに手をつけていなかった!"
唐揚げは俺の大好物である。
お楽しみに後に取っておこうと思っていたのだが、残っているカレーらいすの量と比較しても、ヤツはそんな余裕を与えてくれない。
"残り時間半分以下でまだ、この量なのか?"
はじめから感じてはいたが、やはり半端無い量だな…
漸く3分といったところだろうか?
だが!俺も陰のフードファイターの名において負ける訳にはいかないのだ‼️
俺の桶のカレーの残量を見て店主が勝利を感じてか薄く微笑う。
"俺を侮るなよ⁉️"
立て続けに唐揚げを口に放り込み、瞬時にエビフライの姿を消す。
他の客からの目線などお構い無しだ。
食らいながら水を喉に通し込み。
店主の表情から笑みが消えてゆく。
極力を見せつけて俺は遂に最後の一口をスプーンで掬った。
『ごちそうさまでした‼️』
いつしか辺りには疎らな人だかりが俺に視線を送っていた。
『兄ちゃん、やるねぇ?』
そう言いながら俺に手を差し伸べてくる店主の目はこころからの祝福と称賛に溢れていた。
店『さぁ!制限時間は30分‼️
アナタはコレを完食出来るでしょうか⁉️』
「さぁ、やれるモンならやってごらんなさい」とばかりに俺の前に置かれたモノとは、
ひとりの男子が両手いっぱいで囲んで届くか届かないかのデカさの、寿司桶!
その中にまず鎮座するのは5合はあるらいす!
その上で存在をアピールする5本の頭無しエビフライ!
大人の握り拳大の鶏の唐揚げ3つ!
更にタマゴ5個分のオムレツ!
それらに覆い被さるのは、一昨日の夜から店主によりコトコトと大鍋で煮込まれた辛口のカレー!
お子様にコレを嫌うモノは居るのか?と伺いたくなるような品目が詰め詰めに詰まっている。
その名も『ドリームカレー』‼️
確かに、ものすごい量だ………
だが!
この西の都のとある市町村にて『西の都のブラックホール』としておそれられている(?)この俺にかかれば⁉️
『……いただきます……(合掌)』
カァーーーン‼️
店主が手にするストップウォッチと俺を代わる代わるガン見する。
俺は犠牲になってくれた全ての食材に感謝の意を捧げて戦闘を開始する。
"辛口か、この辛さならまだ許容範囲内だな"
俺は基本中辛を好んで食するが、仕事柄多様な辛さの食材と対峙することもある。
タマゴとらいすとカレーを程よく絡ませながら美味しくいただく。
時にエビフライの尻尾に豪快に食らいつき。
店『15分経過!』
店主より制限時間の半分の経過が知らされる。
"おっと、まだ唐揚げに手をつけていなかった!"
唐揚げは俺の大好物である。
お楽しみに後に取っておこうと思っていたのだが、残っているカレーらいすの量と比較しても、ヤツはそんな余裕を与えてくれない。
"残り時間半分以下でまだ、この量なのか?"
はじめから感じてはいたが、やはり半端無い量だな…
漸く3分といったところだろうか?
だが!俺も陰のフードファイターの名において負ける訳にはいかないのだ‼️
俺の桶のカレーの残量を見て店主が勝利を感じてか薄く微笑う。
"俺を侮るなよ⁉️"
立て続けに唐揚げを口に放り込み、瞬時にエビフライの姿を消す。
他の客からの目線などお構い無しだ。
食らいながら水を喉に通し込み。
店主の表情から笑みが消えてゆく。
極力を見せつけて俺は遂に最後の一口をスプーンで掬った。
『ごちそうさまでした‼️』
いつしか辺りには疎らな人だかりが俺に視線を送っていた。
『兄ちゃん、やるねぇ?』
そう言いながら俺に手を差し伸べてくる店主の目はこころからの祝福と称賛に溢れていた。
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