いつか生まれ変わっても…

みのる

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本編

寒い…

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なかなかテントを出てこない俺たちを心配して、エメラとキサラが様子を見に来てくれた。目覚めないキヨミを見てエメラが、

『キヨミ、寝坊助なのは知ってたが…今日は一段と起きねぇな?』

半分呆れながら言うエメラ。でも、俺の真剣な表情を見て、事態を察した彼。

キサラは…何か感づいているのか、何も言わない。でもやがて静かに、

『夜が明けて、そろそろ怪物のお出ましよ?…先に進みましょう』

キヨミが目を覚まさないのは、どうするつもりなのだろう?(謎)

目覚めないキヨミを俺が背負い、先に向かって進む。
制限無く襲い来る怪物を、エメラとキサラの二人で相手してくれた。回復薬で回復しながら。
止まない氷の雨。その冷たさもまた、俺たちの体力を確実に削ってゆく。
白の魔道士の居ない旅。こんなにも辛く、厳しいものなのか…‼

氷の雨が次第に緩やかになってきた。それは、山の終わりを意味していた。

『遂に抜けたわ……♡』

けれどもキヨミは一向に目を開かない。

ちょうど良く、次の街が見えてきた。割と大きそうだ。“ひとまず、街で休もう。道具も減ってきた。買い足さないと…”
俺は眠ったままのキヨミを見る。“俺が……キヨミの瞳を開かせたげるからね…?”
こっそりと、キヨミの頬に唇を触れさせた。

キヨミを背負いながらの武器、道具の補充。キヨミが気に入りそうな装飾品は全て買い求めた。新しいキヨミのロッド。防御力が高まるローブ。俺の物は二の次だ。キヨミの物を全て揃えて、俺の新たな武器や防具を揃える。
ー更に攻撃力が上がる剣、防御力が高まる帽子、力が上昇する銀の腕輪ー

それだけ買うと、宿屋に直行した。二つ部屋を取り…内ひと部屋に入り、キヨミをベッドに横たわらせた。

「キヨミ…俺の大事なキヨミ…」

開かない瞼を見つめて呟き、その瞼も唇で触れる。

『俺が、目覚めさせたげるからね…?』

深い愛に満ちた眼差しでキヨミを熱く見据えて…俺はキヨミに覆い被さった。

『キヨミ…チュッ…キヨミ…チュッチュッ…愛してる…』

額に、耳に、可愛い唇に、キヨミの全てに俺の唇が降り注ぐ。キヨミの汗の匂いを感じながら、その唇を割って中に入り…キヨミの小さな舌を舐める。俺の舌を絡めて唾液をたっぷり口伝いに送り込む。俺の腕に今収まってる、その小さなカラダをキツく抱きしめ、首筋をキツく吸い痕跡アザを残す。

『ん………(ピクンッ)』

キヨミの指先が、僅かに動いた。
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