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始めの出会い

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先生「おーい、みんな聞いてくれー」
         「これから一緒のクラスになる              平凡太君だ」
凡太「平凡太と言います。昔の学校では『平凡』と呼ばれてましたが気軽に声をかけてください。よろしくお願いします」
クラスのみんなは笑っている。
まぁ、いいか、そこまで関わることはないし…
僕はいわゆるインキャというやつだ。
それ故にあまり関わろうとはしない。
昔の学校でもそうだったなぁ
先生「はいはい、静かに!じゃあ、
凡太君の席はあの空いている席だ。
愛、隣だから色々と教えてやってくれ。」
愛「はーい!」
隣の席の子は愛というのか。
最初だけは色々と教えてもらうか…
僕が席に着き、先生の話は終わった。
ひと段落できるかな。そう思った瞬間…
愛「凡太君!私の名前は高橋愛って言います!気軽に愛って呼んでね!」
凡太「お、おう」
愛の声はかなり元気のいい声だった。
とりあえず、授業の準備するかー。
と思い、準備へ向かうのであった。

昼休みの時間になった。
また、あの子が話しかけてきた。
愛「凡太君!昼休みって時間空いてる?」
凡太「えっ、まぁ、一応空いてるけど…」
これから何をするのだろうか?
愛「それじゃあ、これから校舎案内してもいい?」
「移動教室のところもあるし、全体を把      握してた方がいいんじゃないかなぁって思ったんだけど」
なるほど、そういう事か。そのくらいは見ていておいた方がいいだろう。
凡太「それじゃ、お願いしようかな。」
愛「それじゃ!行こう!早くしないと昼休みの時間終わっちゃうよ!」
凡太「お、おう…」
僕は愛の後をついて行った。
これからもこのように関わって行くのかな?
僕はそのことにため息を着きながら校舎を見るのであった…
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