バルーン

助け合うこと

私と哲平は走る。クラスのドアを開けた。

少しだけ気まずい雰囲気になる。
私は第一声をする。

っと思ったら…
ヤンチャボーイ「ゴメン！凡太！俺、お前の気持ちを考えてなかった。だから、あんな言葉言っちまった。本当にゴメン！」
「俺は、みんなと最高の合唱祭を作りたい。だから…力を貸してくれないか？」
第一声はヤンチャボーイだった。一瞬驚いた。たが、私も言わないと…
凡太「私こそゴメン。何もかも自分勝手で行動してて。みんなに迷惑をかけた。本当は…」
「みんなと最高の合唱祭を作りたいんだ！だから…みんなの力を貸して欲しい！」
哲平「フッ」
「だったら話は成立だな！よし！合唱の練習を再開するぞ！というわけで、」
「よろしくな！凡太パートリーダー！」
凡太「おう！」
まさか、こんなことになるとはな…
昔の私では想像できない。だから、昔の私に伝えたいな。今、こんなに頑張れているよって…



合唱の練習が終わり、帰りの準備をする。そして、帰りの会が終わった。
愛「凡太君！一緒に帰ろう！」
凡太「えっ…ああ、帰るか。」
すっかり愛と毎日帰らないと行けないことを忘れていた。
愛「あ、でも、少し先生に呼ばれてたんだ！待っててくれる？」
凡太「ハイハイ、早く行ってこい」
愛「ハーイ」
凡太「昇降口で待ってるからなー」
僕はそう、愛に伝えた…