6 / 11
本編
3-1
しおりを挟む※更新遅れてごめんなさい。長いので、区切ります。
________________________
「俺、絶対やらないから」
「ん?理事長権限でやらないっていう選択肢はないから~」
「はぁ?!」
理事長権限って何だよ!理不尽すぎるだろ!!!
俺が嫌な顔をしているのを見て、ニヤニヤしている父がキモい。ものすごい腹が立つ!
「ニヤニヤすんな!キモい」
「えぇ?!私の可愛い可愛い巴くんは、いつからそんなこと言うようになったの!パパ、悲しい…」
いかにも悲しんでるんですよ感を醸し出しくる父。本当にキモい。何が“パパ、悲しいぃ…”だ。ニヤニヤしながら言うもんじゃないだろうが。
「あ、理事長権限っていうのは、冗談でも嘘でもないからね~。【全親衛隊隊長】は理事長の指名制で、拒否権はない決まりだよ」
「げ、まじかよ…」
「でも、巴の相方になる副隊長は巴自身が好き勝手に決めていいから、友達巻き込むなり、ずる賢いやつ巻き込むなりしてね~」
へぇ…そこら辺は結構ちゃんとしてんだな。
ノリっぽくこの話題持ち出してきたから、適当に言ってんのかと思ってたわ。
しかし、しかしだ。あぁ…どーして話聞こうと思ったんだ、あの時の俺は!!!嫌な予感してたじゃないか。めんどくさいことになるって…。
俺が頭を抱えて後悔しているというのに、父は鞄の中をゴソゴソと漁っていた。なんか、またまた嫌な予感が…
「それから、はい!」
「………え?コレって」
渡されたのは、茶色のスプレーとピンやブレスレットなどの装飾品。普段の俺なら、一切付けないようなジャラジャラした類のもの。
え、このパターンはまさか…
「もちろん、変装用さ!」
「あ゛ぁー…だよねぇ、だよねぇ!そう簡単に父さんの性格が変わるわけないもんねぇー!!!」
父は昔から僕をコーディネートして遊ぶのが大好きだった。時には“警察官”、また時には“プリキュンア”、またまた時には“とぅなっしー”と。カッコいいものから、可愛いもの、ネタのようなキャラスターものまで、俺に様々なコスプレをさせたがる人だった。
「今回の学園のテーマは“暗い過去を持つチャラい系男子”だよん!ちゃんとそこのノートに書いてあるから、読んでいてね~」
「………はぁ。もう、どうにでもなりやがれ」
「あ!忘れてた忘れてた。ついでにこのカードもあげるよ~」
そう言って渡されたのは、黒いカード。黒猫の柄が書かれていてとても可愛らしい。てか、俺はスプレーに装飾品にって色々持ってるんだから、今渡されても正直困るだけなんだが。
「それはクレジットカードでもあり、ルームキーでもあり、生徒証明書でもあるから、無くさないように気をつけてね~」
「はぁ?!そんな大事なもんこの上に乗せるんじゃねぇよ!」
慌てて持ってるものを机に置き、黒いカードを手に取る。見た目はクレジットカードみたいだが、黒猫の柄と俺の名前が彫られていて、普通のカードではないみたいだった。
1
あなたにおすすめの小説
ビッチです!誤解しないでください!
モカ
BL
男好きのビッチと噂される主人公 西宮晃
「ほら、あいつだろ?あの例のやつ」
「あれな、頼めば誰とでも寝るってやつだろ?あんな平凡なやつによく勃つよな笑」
「大丈夫か?あんな噂気にするな」
「晃ほど清純な男はいないというのに」
「お前に嫉妬してあんな下らない噂を流すなんてな」
噂じゃなくて事実ですけど!!!??
俺がくそビッチという噂(真実)に怒るイケメン達、なぜか噂を流して俺を貶めてると勘違いされてる転校生……
魔性の男で申し訳ない笑
めちゃくちゃスロー更新になりますが、完結させたいと思っているので、気長にお待ちいただけると嬉しいです!
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は未定
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
・本格的に嫌われ始めるのは2章から
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる