12 / 36
伯爵家編
君の知らない恋の芽生え
しおりを挟む
広間に戻る気は微塵もないらしい二人に別れを告げ、レオナルドはひとり華々しい会場へ戻った。
人々の身に纏うドレス、装身具の数々。それらは照明の光を浴びて目が眩みそうなほど。けれどそのただ中にあっても彼女──メイベル・ロックウェルだけはすぐに見つけることができた。
──しかし、彼女にとってはどうだったろう?
「あら、クレイトン卿」
レオナルドから声をかけても涼しい顔。このレオナルド・クレイトンがわざわざ(!)足を運んでやっているにも関わらず、だ。
これが関心をひくための演技であるなら可愛いものを。けれど友人であるエドウィンの本物の演技を知っているからこそ、レオナルドには彼女の目が本心から冷めきっているのだとわかってしまう。
そんな彼女だからこそ余計に気にかかってしまうのが、何とも複雑なものである。
「今夜もキミは特別美しい。まるで月の女神かと思ったよ」
「では仕立屋に感謝しなくては。このドレス、わたくしも気に入っておりますの。お褒めにあずかり光栄ですわ」
「うーん、そういうことじゃないんだけどなぁ」
甘い囁きもさらりと躱され、レオナルドは渋面を作る。
相変わらず彼女は手強い。空色のドレスも澄み渡る瞳の蒼も、玲瓏たるもの。鋭さすら感じられるほどに冴え冴えとしている。寒く凍える冬の令嬢。それこそがメイベル・ロックウェルであり、故にこそその先にあるはずの春に焦がれてしまう。
──どうしたら彼女は笑ってくれるだろう。
「……私への挨拶はないのかな、クレイトン卿」
涼しげな顏に気を取られていると、大袈裟な咳払いがひとつ。
……わざと気づかないふりをしていたのになぁ。レオナルドは溜め息をつきながら、嫌々メイベルの隣に目を向ける。
「おやおや、ガードナーくんじゃないか。気づかなかったよ、キミがいるなんて。ほら、キミってやつはあんまりにも寡黙なものだからつい、ね?」
「そうですか、……まぁいいでしょう。私としても目立たずに済むならこんなにありがたいことはない」
「ふうん?僕も言ってみたいなぁ、そんなセリフ。あいにくと僕の周りには勝手に人が集まってきちゃうものだからさ」
「それもまた素晴らしい才能ですよ。さすがはクレイトン卿、羨ましい限りです」
張りつけた笑顔に寒気がする。
──学校じゃあいっつも顰めっ面だったくせに!猫っかぶりのええかっこしいが!
自分のことは棚に上げ、レオナルドは心の中で悪態をつく。好青年ぶった笑みも、バカ丁寧な物言いも、何もかもが癪にさわる。
これまでの人生、殆どの人間と上手く付き合ってきたと自負しているが、その中で唯一『こいつとは一生馬が合わないな』と確信できたのがこの男、リチャード・ガードナーであった。
……別に、寄宿学校時代から一度も首席の座を奪えなかったことを根に持っているわけではない。断じて、絶対に。
「お二人は仲がよろしいのですね……?」
「いいわけないよ、見たまんま。僕たちの相性は壊滅的、もう最悪の関係ってわけ」
「でもほら、喧嘩するほど……とも言うでしょう?」
小首を傾げるメイベルも、険悪な雰囲気は感じ取っているらしい。それでもなお、「でもご学友なのですから……」と続ける彼女の脳内はいったいどうなっているのだろう。人類みな兄弟だとでもいうつもりか。バカバカしい。
『そんなのは宗教の世界にしか存在しないさ』とレオナルドは思う。人間なんて等しく他人だ。家族も、友人も、利益があるから繋がっていられる。そう考えなくては、貴族社会でなど生きていけない。
──それなら、メイベルは?あまっちょろいことを言う彼女は、果たしてこの世界で生きていけるのだろうか?
「……レオナルドさま?」
「ああ、うん、いや、なんでもないよ」
にっこり。笑みかければ、大抵のことは受け流せた。面倒ごとは煙に巻いて、嘘を嘘で塗り固めて。
「……うそ」
微笑みの向こうで、メイベルが眉根を寄せる。眼差しは鋭く、鋭い、けれど──不思議と、痛みはなかった。
「怖い顔をしていらっしゃるわ。少し、おやすみになっては?痩せ我慢は体によくありませんもの」
「メイベル嬢……」
「彼女の言う通りだ。体調が優れないなら無理をすることはない」
遠くでリチャードのぶっきらぼうな声がする。実際にはすぐ目の前にいるはずなのに。なのにレオナルドにはたったひとりの女性しか目に入ってはいなかった。
「心配、してくれるんだ」
冴え冴えとした瞳の蒼が、春の日溜まりに溶けていく。
「当然でしょう?あなたが元気でないと、わたくしだって張り合いがありませんもの」
「そっか、……そうだね」
今すぐ彼女を抱き締めたい。そんな衝動に駆られたけれど、リチャードの視線に気づいて何とか踏みとどまる。
──ていうか、その目はなんだ?
「そうそう、以前言っていたことだけど、無事話がついたよ」
『あの堅物で有名なリチャードがね』と意外に思いながら、レオナルドは彼を無視して話を続ける。
「話?なんのことですの?」
「何ってレンジャー伯爵家のことだよ」
「……レンジャー伯爵家?どういうことだ?」
メイベルが目を瞬かせている間に食いついてきたのはリチャードだった。彼は氷のように冷たい目をさらに鋭くさせてレオナルドを見てくる。首都警察もびっくり、顔負けの表情だ。
どうやら彼女、リチャードには相談していなかったらしい。
……まぁ、それも当然か。レンジャー家のご令嬢に好かれているようだから仲良くしてやってくれ、なんてなかなか本人に言えることじゃない。
そう、頭ではわかっているのだけれど。
「……リチャードは知らなかったのか」
──それでもやはり、嬉しいものは嬉しいのだ。
「……いやだな、怖い顔しないでくれよ。メイベル嬢がキネト……なんだっけ?……まぁいいや、それに興味があるというものだから、その筋に詳しいユリウスを紹介しようかと思っただけさ。そうだね、メイベル嬢?」
「え、ええ!その通りですわ」
パチン、と片目を瞑ってみせると、理解したらしいメイベルが「ありがとう、レオナルドさま」と微笑む。
うんうん、なかなかいい雰囲気じゃない?言葉はなくとも通じ合っているこの感じ、結構──いや、かなり悪くない。
……だから本当はリチャードなんかを誘いたくはないのだけれど。
「ガードナーくんもよければどう?ユリウスの方は他にも人を呼んで構わないと言っていたけど」
でもそれがメイベルの望みであるなら、裏切ることはできない。
悩みを打ち明けてくれた、それはつまり多少なりとも親愛の情が彼女の中にあるということだ。ならば寄せてくれた信頼を仇で返すわけにはいかない、とレオナルドは不承不承──(本当に、残念極まりないのだが!)リチャードに声をかけた。
するとリチャードはリチャードで「クレイトン卿からのお誘いでしたら、もちろん」などと思ってもないことを(まったく、いけしゃあしゃあと!)白々しく嘯いてくる始末。しかしその目の奥に渦巻く疑念は隠しきれていない。『どうして自分を誘ったのか』とレオナルドを怪しんでいるのは火を見るより明らかだった。
が、リチャードから自分がどう見られているかなんて、レオナルドにとってはどうでもいいこと。『何も企んでなどいない』と言い訳するのも面倒だし、リチャードが誘いに乗ってきた時点で作戦は成功したも同然。あとはレンジャー家のご令嬢が煮るなり焼くなり好きにすればいい。
──その間にメイベル嬢との仲をより親密なものにしなくては!
「楽しみだなぁ」
その目論見が外れることなど、この時のレオナルドはちっとも考えちゃいなかった。
人々の身に纏うドレス、装身具の数々。それらは照明の光を浴びて目が眩みそうなほど。けれどそのただ中にあっても彼女──メイベル・ロックウェルだけはすぐに見つけることができた。
──しかし、彼女にとってはどうだったろう?
「あら、クレイトン卿」
レオナルドから声をかけても涼しい顔。このレオナルド・クレイトンがわざわざ(!)足を運んでやっているにも関わらず、だ。
これが関心をひくための演技であるなら可愛いものを。けれど友人であるエドウィンの本物の演技を知っているからこそ、レオナルドには彼女の目が本心から冷めきっているのだとわかってしまう。
そんな彼女だからこそ余計に気にかかってしまうのが、何とも複雑なものである。
「今夜もキミは特別美しい。まるで月の女神かと思ったよ」
「では仕立屋に感謝しなくては。このドレス、わたくしも気に入っておりますの。お褒めにあずかり光栄ですわ」
「うーん、そういうことじゃないんだけどなぁ」
甘い囁きもさらりと躱され、レオナルドは渋面を作る。
相変わらず彼女は手強い。空色のドレスも澄み渡る瞳の蒼も、玲瓏たるもの。鋭さすら感じられるほどに冴え冴えとしている。寒く凍える冬の令嬢。それこそがメイベル・ロックウェルであり、故にこそその先にあるはずの春に焦がれてしまう。
──どうしたら彼女は笑ってくれるだろう。
「……私への挨拶はないのかな、クレイトン卿」
涼しげな顏に気を取られていると、大袈裟な咳払いがひとつ。
……わざと気づかないふりをしていたのになぁ。レオナルドは溜め息をつきながら、嫌々メイベルの隣に目を向ける。
「おやおや、ガードナーくんじゃないか。気づかなかったよ、キミがいるなんて。ほら、キミってやつはあんまりにも寡黙なものだからつい、ね?」
「そうですか、……まぁいいでしょう。私としても目立たずに済むならこんなにありがたいことはない」
「ふうん?僕も言ってみたいなぁ、そんなセリフ。あいにくと僕の周りには勝手に人が集まってきちゃうものだからさ」
「それもまた素晴らしい才能ですよ。さすがはクレイトン卿、羨ましい限りです」
張りつけた笑顔に寒気がする。
──学校じゃあいっつも顰めっ面だったくせに!猫っかぶりのええかっこしいが!
自分のことは棚に上げ、レオナルドは心の中で悪態をつく。好青年ぶった笑みも、バカ丁寧な物言いも、何もかもが癪にさわる。
これまでの人生、殆どの人間と上手く付き合ってきたと自負しているが、その中で唯一『こいつとは一生馬が合わないな』と確信できたのがこの男、リチャード・ガードナーであった。
……別に、寄宿学校時代から一度も首席の座を奪えなかったことを根に持っているわけではない。断じて、絶対に。
「お二人は仲がよろしいのですね……?」
「いいわけないよ、見たまんま。僕たちの相性は壊滅的、もう最悪の関係ってわけ」
「でもほら、喧嘩するほど……とも言うでしょう?」
小首を傾げるメイベルも、険悪な雰囲気は感じ取っているらしい。それでもなお、「でもご学友なのですから……」と続ける彼女の脳内はいったいどうなっているのだろう。人類みな兄弟だとでもいうつもりか。バカバカしい。
『そんなのは宗教の世界にしか存在しないさ』とレオナルドは思う。人間なんて等しく他人だ。家族も、友人も、利益があるから繋がっていられる。そう考えなくては、貴族社会でなど生きていけない。
──それなら、メイベルは?あまっちょろいことを言う彼女は、果たしてこの世界で生きていけるのだろうか?
「……レオナルドさま?」
「ああ、うん、いや、なんでもないよ」
にっこり。笑みかければ、大抵のことは受け流せた。面倒ごとは煙に巻いて、嘘を嘘で塗り固めて。
「……うそ」
微笑みの向こうで、メイベルが眉根を寄せる。眼差しは鋭く、鋭い、けれど──不思議と、痛みはなかった。
「怖い顔をしていらっしゃるわ。少し、おやすみになっては?痩せ我慢は体によくありませんもの」
「メイベル嬢……」
「彼女の言う通りだ。体調が優れないなら無理をすることはない」
遠くでリチャードのぶっきらぼうな声がする。実際にはすぐ目の前にいるはずなのに。なのにレオナルドにはたったひとりの女性しか目に入ってはいなかった。
「心配、してくれるんだ」
冴え冴えとした瞳の蒼が、春の日溜まりに溶けていく。
「当然でしょう?あなたが元気でないと、わたくしだって張り合いがありませんもの」
「そっか、……そうだね」
今すぐ彼女を抱き締めたい。そんな衝動に駆られたけれど、リチャードの視線に気づいて何とか踏みとどまる。
──ていうか、その目はなんだ?
「そうそう、以前言っていたことだけど、無事話がついたよ」
『あの堅物で有名なリチャードがね』と意外に思いながら、レオナルドは彼を無視して話を続ける。
「話?なんのことですの?」
「何ってレンジャー伯爵家のことだよ」
「……レンジャー伯爵家?どういうことだ?」
メイベルが目を瞬かせている間に食いついてきたのはリチャードだった。彼は氷のように冷たい目をさらに鋭くさせてレオナルドを見てくる。首都警察もびっくり、顔負けの表情だ。
どうやら彼女、リチャードには相談していなかったらしい。
……まぁ、それも当然か。レンジャー家のご令嬢に好かれているようだから仲良くしてやってくれ、なんてなかなか本人に言えることじゃない。
そう、頭ではわかっているのだけれど。
「……リチャードは知らなかったのか」
──それでもやはり、嬉しいものは嬉しいのだ。
「……いやだな、怖い顔しないでくれよ。メイベル嬢がキネト……なんだっけ?……まぁいいや、それに興味があるというものだから、その筋に詳しいユリウスを紹介しようかと思っただけさ。そうだね、メイベル嬢?」
「え、ええ!その通りですわ」
パチン、と片目を瞑ってみせると、理解したらしいメイベルが「ありがとう、レオナルドさま」と微笑む。
うんうん、なかなかいい雰囲気じゃない?言葉はなくとも通じ合っているこの感じ、結構──いや、かなり悪くない。
……だから本当はリチャードなんかを誘いたくはないのだけれど。
「ガードナーくんもよければどう?ユリウスの方は他にも人を呼んで構わないと言っていたけど」
でもそれがメイベルの望みであるなら、裏切ることはできない。
悩みを打ち明けてくれた、それはつまり多少なりとも親愛の情が彼女の中にあるということだ。ならば寄せてくれた信頼を仇で返すわけにはいかない、とレオナルドは不承不承──(本当に、残念極まりないのだが!)リチャードに声をかけた。
するとリチャードはリチャードで「クレイトン卿からのお誘いでしたら、もちろん」などと思ってもないことを(まったく、いけしゃあしゃあと!)白々しく嘯いてくる始末。しかしその目の奥に渦巻く疑念は隠しきれていない。『どうして自分を誘ったのか』とレオナルドを怪しんでいるのは火を見るより明らかだった。
が、リチャードから自分がどう見られているかなんて、レオナルドにとってはどうでもいいこと。『何も企んでなどいない』と言い訳するのも面倒だし、リチャードが誘いに乗ってきた時点で作戦は成功したも同然。あとはレンジャー家のご令嬢が煮るなり焼くなり好きにすればいい。
──その間にメイベル嬢との仲をより親密なものにしなくては!
「楽しみだなぁ」
その目論見が外れることなど、この時のレオナルドはちっとも考えちゃいなかった。
0
あなたにおすすめの小説
国一番の美少女だけど、婚約者は“嫌われ者のブサイク王子”でした
玖坂
ファンタジー
気がつけば、乙女ゲームの“悪役令嬢”ポジションに転生してました。
しかも婚約者は、誰もがドン引きする“ブサイクで嫌われ者の王子様”
だけど――あれ?
この王子、見た目はともかく中身は、想像以上に優しすぎる……!?
国一番の美少女に転生した令嬢と、誰にも愛されなかった王子が、少しずつ成長していく物語。
乙女ゲームのヒロインに転生したのに、ストーリーが始まる前になぜかウチの従者が全部終わらせてたんですが
侑子
恋愛
十歳の時、自分が乙女ゲームのヒロインに転生していたと気づいたアリス。幼なじみで従者のジェイドと準備をしながら、ハッピーエンドを目指してゲームスタートの魔法学園入学までの日々を過ごす。
しかし、いざ入学してみれば、攻略対象たちはなぜか皆他の令嬢たちとラブラブで、アリスの入る隙間はこれっぽっちもない。
「どうして!? 一体どうしてなの~!?」
いつの間にか従者に外堀を埋められ、乙女ゲームが始まらないようにされていたヒロインのお話。
とある令嬢が男装し第二王子がいる全寮制魔法学院へ転入する
春夏秋冬/光逆榮
恋愛
クリバンス王国内のフォークロス領主の娘アリス・フォークロスは、母親からとある理由で憧れである月の魔女が通っていた王都メルト魔法学院の転入を言い渡される。
しかし、その転入時には名前を偽り、さらには男装することが条件であった。
その理由は同じ学院に通う、第二王子ルーク・クリバンスの鼻を折り、将来王国を担う王としての自覚を持たせるためだった。
だがルーク王子の鼻を折る前に、無駄にイケメン揃いな個性的な寮生やクラスメイト達に囲まれた学院生活を送るはめになり、ハプニングの連続で正体がバレていないかドキドキの日々を過ごす。
そして目的であるルーク王子には、目向きもなれない最大のピンチが待っていた。
さて、アリスの運命はどうなるのか。
気づいたら悪役令嬢でしたが、破滅フラグは全力で避けます!
腐ったバナナ
恋愛
目を覚ますと、乙女ゲームの世界で悪役令嬢として転生していた私――リリナ・フォン・ヴァルデン。
ゲームでは、王子への婚約破棄やヒロインへの嫌がらせが原因で破滅する役回り。
でも、私はもう一度人生をやり直せる!
フラグを確認し、全力で回避して、自由に、そして自分らしく生きると決めた。
「嫌なイベントは全部避けます。無理に人を傷つけない、そして……自分も傷つかない!」
だけど、自由奔放に行動する私のせいで、王子もヒロインも周囲も大混乱。
気づけば、破滅するはずの悪役令嬢が、いつの間にか一目置かれる存在になってしまった!?
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
乙女ゲームの中の≪喫茶店の店長≫というモブに転生したら、推しが来店しました。
千見るくら
恋愛
社畜OL、乙女ゲームの世界に転生!?
でも私が転生したのは――女主人公でも攻略対象でもなく、ただの喫茶店の店長(モブ)だった。
舞台は大人気乙女ゲーム『ときめき☆青春学園~キミの隣は空いてますか?~』。
放課後、女主人公と攻略キャラがデートにやってくるこの店は、いわば恋愛イベントスポット。
そんな場所で私は、「選択肢C.おまかせメニュー」を選んでくる女主人公のため、飲料メーカーで培った知識を駆使して「魂の一杯」を提供する。
すると――攻略キャラ(推し)の様子が、なんかおかしい。
見覚えのないメッセージウインドウが見えるのですが……いやいや、そんな、私モブですが!?
転生モブ女子×攻略キャラの恋愛フラグが立ちすぎる喫茶店、ここに開店!
※20260116執筆中の連載作品のショート版です。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
すべてを思い出したのが、王太子と結婚した後でした
珠宮さくら
恋愛
ペチュニアが、乙女ゲームの世界に転生したと気づいた時には、すべてが終わっていた。
色々と始まらなさ過ぎて、同じ名前の令嬢が騒ぐのを見聞きして、ようやく思い出した時には王太子と結婚した後。
バグったせいか、ヒロインがヒロインらしくなかったせいか。ゲーム通りに何一ついかなかったが、ペチュニアは前世では出来なかったことをこの世界で満喫することになる。
※全4話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる