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伯爵家編
夜がくる
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舞踏会の主催者ともなると挨拶回りだけでも十二分に忙しい。ひっきりなしに呼び止められ、そのたびに申し訳なさそうな顔を向けられる。
彼らが話したいのはクレイトン公爵家のご子息であって、しがない子爵家の娘に用はないのだ。そんなことはメイベルとて百も承知。……なのだけど、舞踏会の第一部が終わる頃には、さすがに我慢の限界に達した。
「……わたくし、少し席を外させていただきますわね」
今夜の目的は社交ではない。害をなそうとする怪しい人物がいないか、或いはそういった人物の情報がないか探ること。そのためには動きが制限される現状はたいへん好ましくない。
「周りの様子を見てくるわ」レオナルドにだけ聞こえるよう、そう囁く。と、笑みの形を作っていた彼の顔が少し歪んだ。
「……危ない真似はしないで」
心配だ、とその双眸が如実に語っている。けれど、止めることはしなかった。
メイベルの決意の固さを察したのか、仕方ないと諦めたのか。どちらにせよ、メイベルの意思を尊重してくれたのは確かなこと。それは思いの外悪くはない感覚で──メイベルは笑みを深めた。
「大丈夫よ。でもありがとう、心配してくれて」
レオナルドに用があるという紳士に挨拶をして、メイベルは舞踏室を抜け出した。
夜会では様々な情報が飛び交う。いつの世も、どの世界も、人々が詮索好きなのは変わらない。それは根も葉もない噂に過ぎない時もあれば、その中に真実が紛れていることもある。
今回のように規模が大きければ、それだけ色々な階層の者が一堂に会する。だから今夜がチャンスなのだ。この機を逃してはいけない。せっかくここまでお膳立てをしてくれた、レオナルドのためにも。
──そう、気合いを入れていたのだけれど。
「人の噂って、どうしてこう気が滅入る話ばかりなのかしら」
広間を出て、露台を通り、応接間の様子を窺い、それから裏庭へ。途中で給仕から受け取ったレモネードを呷り、人心地つく。
頬を撫でる夜風が気持ちいい。明かりとなるのは屋敷から洩れ出る光と、ほの白い月明かりくらいなものだ。
メイベルはちいさく首を振る。そうしたって先刻聞いてしまった噂話を──その大半を占めていた陰口を──忘れようとした。こんな調子ではとても探偵になどなれっこない。ミステリーは好きだけど、悪意に満ちた人の声にはとても平静でいられなかった。
「人様の家の夫婦仲がどうとか、娘の交遊関係がどうとか、そんなの知ったところで何の意味もないのに」
「……そうはいかないのが俺たちの世界だ」
「……っ!?」
独り言に思いがけず応答があって、心臓が止まりそうになる。完全に油断していた。し、気配がなかった。
勢いよく振り返ると、相手の方も驚いたらしい。「悪い、先に声をかければよかったな」そう詫びるのは、伯爵家の嫡男、ユリウスである。
メイベルは「その通りですわ」とちいさく唇を尖らせた。こんなところで……、なんて、死んでも死にきれない。
「その時には化けて出ますからね」
「あいにくだが俺は幽霊を信じていない。……が、もしそうなったらそれも悪くないな。あんたが側にいれば退屈しなそうだ」
「退屈って……。幽霊をそんな風に扱う人、はじめてお会いしましたわ」
「そうか、それは光栄だ」
ユリウスは笑って、メイベルの隣に立った。
彼の手にグラスはない。たぶん、酔っているわけでもないのだろう。声はしっかりしているし、背筋も堅苦しいくらいに伸びている。いつも通り、メイベルが知っている通りのユリウス・レンジャーだ。
でも、なんだか少し、違和感が──?
「主催者でもないのに、我が家は注目の的らしい」
メイベルはユリウスを見上げた。
温かな色合いの瞳が、今は夜の闇に沈んでいる。どこか遠くを見つめる目。鬱蒼と繁る木々が、背後で揺れている。
メイベルが思い出すのは先刻聞いたばかりの噂話だった。面白おかしく語られる噂話。そこではレンジャー伯爵とその夫人の冷えきった関係だとか、養子として迎えられた娘の交遊関係だとかが中心となっていた。
「それは……」なんと声をかけるのが正解だろう?何を言っても気休めでしかなく、そこに価値などなく。
「……お気になさることなどありませんわ。わたくしだって今日一日で飽きるほど話題にされましたもの」
結局、こうして冗談に逃げることしかできなかった。
けれどそんな言葉でも、少しは意味あるものになったのだろうか。
「……ありがとう」
それは夜風に溶けてしまいそうなほどかそけき声だった。ユリウスは月明かりよりも仄かな微笑を滲ませ、呟いた。
接ぎ穂を失ったのはメイベルだった。救われた気持ちになった、と同時に、首をもたげたのは罪悪感。「お礼なんて……」そう言ったのは何も謙遜からだけではない。
メイベルがキャンディを庇うのは自分のためだ。前世の記憶がある、その同族意識から、誰かに狙われている可能性のある彼女を守りたいと思った。だからまるっきりの善意というわけでもない。
そう否定したいのに、前世云々はユリウスに説明できることでもなかったから、メイベルは困ったし、純粋な感謝の語に罪悪感を抱いた。
私はそんな、立派な人間なんかじゃないのに──。
「……悪い、あんたを困らせるつもりはなかった」
「いえっ、謝られることでも……」
「いい、今の話は忘れてくれ。それが我が家のためでもある」
暗がりとはいえ、何か感じ取るものがあったのだろう。ユリウスはそう言って、苦笑した。
「俺は先に広間へ戻るが、あんたは少し時間を置いてからの方がいいだろうな。二人一緒に戻って、またおかしな噂でもたてられたら面倒だろう」
「あ……、お気遣いありがとうございます」
メイベルは少し迷ってから、言葉を続けた。
「あの、キャンディさまのご様子は?その……噂話でお心を痛めていたりはいたしませんか?」
「キャンディが?……どちらかというと、そういうことに対して傷つくより激昂する方が『らしい』が」
「わかりませんわ、人の心のうちなんて。怒ることで傷つかないようお心を守っていることもあるでしょうし」
「そういうものなのか?」
「人によるでしょうが、場合によっては」
「……そうか。人間というのは難しいな」
メイベルは思わず笑ってしまった。
人間って。その言い回しじゃまるでロボットか何かみたいね。メイベルが咄嗟に思い浮かべたのは未来からやって来る人造人間の姿。サングラスをかけた殺戮兵器を連想して、『失礼なことを考えてしまった』と笑顔の下で申し訳なく思う。
「キャンディさまは今どちらに?舞踏室にはいらっしゃらないようですけど」
「疲れたからと言って、休憩室に下がったようだ。……メイドが側についているから、心配はいらない」
それに、とユリウスは茂みの向こうへ視線を投げる。
「じきに片がつくだろう。だからあんたもあまり気を回さないでくれ」
「それはどういう……」
メイベルは首を傾げるが、答えてくれるつもりはないらしい。『気にするな』とでもいうように手を振られては、問いを重ねることもできなかった。
「……どういう意味だったのかしら」
屋敷へ戻っていく背中を見送って、ぽつり、ひとりごと。ユリウスが最後に見ていた方へ、メイベルも目を細め、耳をそばだててみるが、逢い引き中のカップルの姿さえ存在しない。辺りには穏やかな夜が満ちていた。
彼らが話したいのはクレイトン公爵家のご子息であって、しがない子爵家の娘に用はないのだ。そんなことはメイベルとて百も承知。……なのだけど、舞踏会の第一部が終わる頃には、さすがに我慢の限界に達した。
「……わたくし、少し席を外させていただきますわね」
今夜の目的は社交ではない。害をなそうとする怪しい人物がいないか、或いはそういった人物の情報がないか探ること。そのためには動きが制限される現状はたいへん好ましくない。
「周りの様子を見てくるわ」レオナルドにだけ聞こえるよう、そう囁く。と、笑みの形を作っていた彼の顔が少し歪んだ。
「……危ない真似はしないで」
心配だ、とその双眸が如実に語っている。けれど、止めることはしなかった。
メイベルの決意の固さを察したのか、仕方ないと諦めたのか。どちらにせよ、メイベルの意思を尊重してくれたのは確かなこと。それは思いの外悪くはない感覚で──メイベルは笑みを深めた。
「大丈夫よ。でもありがとう、心配してくれて」
レオナルドに用があるという紳士に挨拶をして、メイベルは舞踏室を抜け出した。
夜会では様々な情報が飛び交う。いつの世も、どの世界も、人々が詮索好きなのは変わらない。それは根も葉もない噂に過ぎない時もあれば、その中に真実が紛れていることもある。
今回のように規模が大きければ、それだけ色々な階層の者が一堂に会する。だから今夜がチャンスなのだ。この機を逃してはいけない。せっかくここまでお膳立てをしてくれた、レオナルドのためにも。
──そう、気合いを入れていたのだけれど。
「人の噂って、どうしてこう気が滅入る話ばかりなのかしら」
広間を出て、露台を通り、応接間の様子を窺い、それから裏庭へ。途中で給仕から受け取ったレモネードを呷り、人心地つく。
頬を撫でる夜風が気持ちいい。明かりとなるのは屋敷から洩れ出る光と、ほの白い月明かりくらいなものだ。
メイベルはちいさく首を振る。そうしたって先刻聞いてしまった噂話を──その大半を占めていた陰口を──忘れようとした。こんな調子ではとても探偵になどなれっこない。ミステリーは好きだけど、悪意に満ちた人の声にはとても平静でいられなかった。
「人様の家の夫婦仲がどうとか、娘の交遊関係がどうとか、そんなの知ったところで何の意味もないのに」
「……そうはいかないのが俺たちの世界だ」
「……っ!?」
独り言に思いがけず応答があって、心臓が止まりそうになる。完全に油断していた。し、気配がなかった。
勢いよく振り返ると、相手の方も驚いたらしい。「悪い、先に声をかければよかったな」そう詫びるのは、伯爵家の嫡男、ユリウスである。
メイベルは「その通りですわ」とちいさく唇を尖らせた。こんなところで……、なんて、死んでも死にきれない。
「その時には化けて出ますからね」
「あいにくだが俺は幽霊を信じていない。……が、もしそうなったらそれも悪くないな。あんたが側にいれば退屈しなそうだ」
「退屈って……。幽霊をそんな風に扱う人、はじめてお会いしましたわ」
「そうか、それは光栄だ」
ユリウスは笑って、メイベルの隣に立った。
彼の手にグラスはない。たぶん、酔っているわけでもないのだろう。声はしっかりしているし、背筋も堅苦しいくらいに伸びている。いつも通り、メイベルが知っている通りのユリウス・レンジャーだ。
でも、なんだか少し、違和感が──?
「主催者でもないのに、我が家は注目の的らしい」
メイベルはユリウスを見上げた。
温かな色合いの瞳が、今は夜の闇に沈んでいる。どこか遠くを見つめる目。鬱蒼と繁る木々が、背後で揺れている。
メイベルが思い出すのは先刻聞いたばかりの噂話だった。面白おかしく語られる噂話。そこではレンジャー伯爵とその夫人の冷えきった関係だとか、養子として迎えられた娘の交遊関係だとかが中心となっていた。
「それは……」なんと声をかけるのが正解だろう?何を言っても気休めでしかなく、そこに価値などなく。
「……お気になさることなどありませんわ。わたくしだって今日一日で飽きるほど話題にされましたもの」
結局、こうして冗談に逃げることしかできなかった。
けれどそんな言葉でも、少しは意味あるものになったのだろうか。
「……ありがとう」
それは夜風に溶けてしまいそうなほどかそけき声だった。ユリウスは月明かりよりも仄かな微笑を滲ませ、呟いた。
接ぎ穂を失ったのはメイベルだった。救われた気持ちになった、と同時に、首をもたげたのは罪悪感。「お礼なんて……」そう言ったのは何も謙遜からだけではない。
メイベルがキャンディを庇うのは自分のためだ。前世の記憶がある、その同族意識から、誰かに狙われている可能性のある彼女を守りたいと思った。だからまるっきりの善意というわけでもない。
そう否定したいのに、前世云々はユリウスに説明できることでもなかったから、メイベルは困ったし、純粋な感謝の語に罪悪感を抱いた。
私はそんな、立派な人間なんかじゃないのに──。
「……悪い、あんたを困らせるつもりはなかった」
「いえっ、謝られることでも……」
「いい、今の話は忘れてくれ。それが我が家のためでもある」
暗がりとはいえ、何か感じ取るものがあったのだろう。ユリウスはそう言って、苦笑した。
「俺は先に広間へ戻るが、あんたは少し時間を置いてからの方がいいだろうな。二人一緒に戻って、またおかしな噂でもたてられたら面倒だろう」
「あ……、お気遣いありがとうございます」
メイベルは少し迷ってから、言葉を続けた。
「あの、キャンディさまのご様子は?その……噂話でお心を痛めていたりはいたしませんか?」
「キャンディが?……どちらかというと、そういうことに対して傷つくより激昂する方が『らしい』が」
「わかりませんわ、人の心のうちなんて。怒ることで傷つかないようお心を守っていることもあるでしょうし」
「そういうものなのか?」
「人によるでしょうが、場合によっては」
「……そうか。人間というのは難しいな」
メイベルは思わず笑ってしまった。
人間って。その言い回しじゃまるでロボットか何かみたいね。メイベルが咄嗟に思い浮かべたのは未来からやって来る人造人間の姿。サングラスをかけた殺戮兵器を連想して、『失礼なことを考えてしまった』と笑顔の下で申し訳なく思う。
「キャンディさまは今どちらに?舞踏室にはいらっしゃらないようですけど」
「疲れたからと言って、休憩室に下がったようだ。……メイドが側についているから、心配はいらない」
それに、とユリウスは茂みの向こうへ視線を投げる。
「じきに片がつくだろう。だからあんたもあまり気を回さないでくれ」
「それはどういう……」
メイベルは首を傾げるが、答えてくれるつもりはないらしい。『気にするな』とでもいうように手を振られては、問いを重ねることもできなかった。
「……どういう意味だったのかしら」
屋敷へ戻っていく背中を見送って、ぽつり、ひとりごと。ユリウスが最後に見ていた方へ、メイベルも目を細め、耳をそばだててみるが、逢い引き中のカップルの姿さえ存在しない。辺りには穏やかな夜が満ちていた。
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