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便利な市場
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副船長の機転で何とか交易商一行に化けて、町に出た。
レッドキャッスルとはまた違って、港のすぐ近くに市場がある。
「いいですか。サーキュラス坊ちゃん。ここ、ミルネイルは中継地点として非常に良い場所にあります。だから、船で降ろしたものを、側の市場で売って、別の商品を仕入れて、また船に積んで出航しやすいように出来てます。」
市場に入る前にヤジスさんが、簡単にこの港のことを教えてくれる。
サーキュラスは俺の偽名。
ヤジスさんはアリーだ。設定があるから、俺に敬語で話すんだが、違和感半端ねえ。
「だから、ほら、あそこが出入港を管理する役所です。仕入れが終わったら、出入港の手続きがすぐ出来ます。便利でしょう?市場の入り口にあるのはここだけでしょうね。」
ヤジスさんが指した場所は、簡素な作りの四角い建物で、人が出たり入ったりしていた。
あそこが役所か。入り口にゴツいおっさんが立ってるから、わかりやすいな。
「そして、向かいが詰所。町の警備の方がいる場所です。あそこは覚えて下さいね?」
役所の入り口に立ってるおっさんみたいなタイプがゴロゴロいるわけだ。
近づかないようにしよう。
役所と詰所の場所を頭に入れて、ヤジスさんにしっかり頷く。
そんな俺を見て、頷いたヤジスさんはようやく市場に入った。
ゆっくり歩いてくれるので、付いて行きやすい。
俺の横にはイージスさんとアーマドさんが護衛の設定で付いてくれて、周りは見えにくいが、今も警戒して周りを見てもらえるので、助かっている。
これ、船長のポジションだよな?
俺がここにいていいのか?
レッドキャッスルとはまた違って、港のすぐ近くに市場がある。
「いいですか。サーキュラス坊ちゃん。ここ、ミルネイルは中継地点として非常に良い場所にあります。だから、船で降ろしたものを、側の市場で売って、別の商品を仕入れて、また船に積んで出航しやすいように出来てます。」
市場に入る前にヤジスさんが、簡単にこの港のことを教えてくれる。
サーキュラスは俺の偽名。
ヤジスさんはアリーだ。設定があるから、俺に敬語で話すんだが、違和感半端ねえ。
「だから、ほら、あそこが出入港を管理する役所です。仕入れが終わったら、出入港の手続きがすぐ出来ます。便利でしょう?市場の入り口にあるのはここだけでしょうね。」
ヤジスさんが指した場所は、簡素な作りの四角い建物で、人が出たり入ったりしていた。
あそこが役所か。入り口にゴツいおっさんが立ってるから、わかりやすいな。
「そして、向かいが詰所。町の警備の方がいる場所です。あそこは覚えて下さいね?」
役所の入り口に立ってるおっさんみたいなタイプがゴロゴロいるわけだ。
近づかないようにしよう。
役所と詰所の場所を頭に入れて、ヤジスさんにしっかり頷く。
そんな俺を見て、頷いたヤジスさんはようやく市場に入った。
ゆっくり歩いてくれるので、付いて行きやすい。
俺の横にはイージスさんとアーマドさんが護衛の設定で付いてくれて、周りは見えにくいが、今も警戒して周りを見てもらえるので、助かっている。
これ、船長のポジションだよな?
俺がここにいていいのか?
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