私の弟は…第一発見者

裏緖RiO

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私は、いつの間にか眠っていたのだろうか。
目を開け横を見ると血の海があった。
私は、目を見開き…自分の体に傷があるか確かめた。
だが、そんなものない。
でも、首を締められた感覚があった。
そして血が上から落ちてきているのに気がつき上を見ると母が首を吊っていた。
叫びたいのに叫べなかった。恐ろしすぎた。母の死体がブラブラと周り…正面を向いた。
母のお腹に無数の刺傷らしき傷から血がじわりじわりと…そして、足を伝って床にぽたぽたと落ちていた。
私はガタガタと震えその瞬間弟を思い出した。
私の愛しい弟。弟を探すためリビングから急いで出ようとドアを開けると廊下に誰かを引きずった血の跡があった。
弟がそっちにいるかもしれないと血の跡を辿ると
そこには、父が浴槽に浸かっていた。
父の顔は、ズタズタにされ首をへし折られていた。
私は、「あ…お父さん…お母さんなんて残酷な。」
やっとここで声が出て 
「お父さん…ごめんね!琉斗!琉斗!」
「お姉ちゃん!」
2階から弟の声がした。
私は、急いで2階にかけか上がり
私の部屋でガタガタと震え涙目の弟が血だらけで座り込んでいた。 
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