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虹色の気
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海溝潤実SIDEーーー
彩華さんは見事なトンファーさばきで奈照さんを気絶に至らしめるが奈照さんの体からなんと黒い大きな煙が現れてそれは彩華さんの体を包み込んでしまう。
私はどうしようも出来ないとアタフタしていたがその時ガニメルさんの声がしてきた。
『潤実!今こそクトゥルフ・ブレイクリーを使う時だ!』
そして私の記憶の一部にその使い方が書き込まれるように思い出されてきた。
これを使えば彩華さんを助けられる!
彩華さんは怖い人だけど幾度か助けてくれた人!
だから助けられた恩は返さないと!
「彩華さん!大丈夫ですか?今助けますから!!」
黒い煙に包まれた彩華さんの姿は見えないが呻き声を上げているから物凄く苦しそうだ。
声を聞いてるとこちらも苦しくなる…。
大丈夫ですよ、今私が助けてみせますから!!
私はガニメルさんから与えられた記憶を頼りにクトゥルフ・ブレイクリーを放った。
気を集中させて助けたい対象を念じ、奇跡を起こす技。
ガニメルさん曰く私のクトゥルフブレイクリーは完全では無いらしいが出来る限りの事はしないと彩華さんは助けられない!
「クトゥルフブレイクリー!奇跡を起こして!!!」
私は手を組んで唱えた。
トラテツSIDEーーー
するとどうやろう?
うるみんの体が光りだしその体からは虹色の「気」が放出されだした。
「気」て言うんはクトゥルフならみんな持っとる思念のエネルギーなんよ。
前述しとった喧華の闘気とかそれな。
今のうるみんの「気」はこれまでのうるみんとは思えんくらい大きなものだった。
これもうるみんの得たクトゥルフブレイクリー言うもんなんかいな?
うるみんの放出されたクトゥルフブレイクリーで黒い煙から彩華とは違う呻き声が漏れだす。
『グワアァナンダコノアタタカイキハ…』
彩華を覆った黒い煙はうるみんから放出された虹色の気によってかき消された。
「彩華さん、大丈夫!?」
黒い煙がかき消されて行った後彩華の地面にのたうち回る姿が見えた。
彼女の顔面は蒼白でよほど苦しかったのか汗まみれだった。
彩華はゼエゼエハァハァと息を荒げとった。
うるみんはそんな彩華に優しいおかんみたいな眼差しを向けて感謝を述べる。
「彩華さん私を助けてくれてありがとう!今回復してあげるね!」
うるみんは彩華に気を送った。
すると彩華の顔色は元に戻り息は整えられ静かになり、いつものギラギラした感じの鋭い目を見せる。
え…、ギラギラ…?
「助けてくれなんて頼んだ覚えは無ぇ!!」
「うごぉっ!!」
彩華は近くに寄り添ってきたうるみんの腹を蹴飛ばす。
うるみんは宙に浮き体はくの字に曲がり腹を蹴られた痛みで手で腹を抱えて後方に飛ばされる。
地に体を預けた後も黒い煙にやられとった彩華のように地面にのたうち回るうるみん。
なんつかドンマイ…うるみん…。
「ゼエゼエ…酷いよ彩華さん…」
「うるせえっ!お前に助けられるくらいなら黒い煙にやられてた方がマシだ!!」
更に彩華はうるみんを足で踏みつけていじめる。
「彩華!そこまでにしなさいっ!!」
そんな時奈照からメンタルのやられとったサキュラが解放されて元気を取り戻したのか、うるみんをいじめる彩華に鋭く言い放ってきた。
「サキュラ…良かった、元に戻って…」
彩華はサキュラの姿を見るや安心したのか感極まったんかほおに涙がつたいいつもは見せん優しい目でサキュラに目を向けた。
と言うかうるみんとは態度がまるで違う。
うるみんには邪険なんはやっぱり火と水の関係なんか?
と言う冗談はそこまでにして、とりあえずこれで一件落着か…。
彩華さんは見事なトンファーさばきで奈照さんを気絶に至らしめるが奈照さんの体からなんと黒い大きな煙が現れてそれは彩華さんの体を包み込んでしまう。
私はどうしようも出来ないとアタフタしていたがその時ガニメルさんの声がしてきた。
『潤実!今こそクトゥルフ・ブレイクリーを使う時だ!』
そして私の記憶の一部にその使い方が書き込まれるように思い出されてきた。
これを使えば彩華さんを助けられる!
彩華さんは怖い人だけど幾度か助けてくれた人!
だから助けられた恩は返さないと!
「彩華さん!大丈夫ですか?今助けますから!!」
黒い煙に包まれた彩華さんの姿は見えないが呻き声を上げているから物凄く苦しそうだ。
声を聞いてるとこちらも苦しくなる…。
大丈夫ですよ、今私が助けてみせますから!!
私はガニメルさんから与えられた記憶を頼りにクトゥルフ・ブレイクリーを放った。
気を集中させて助けたい対象を念じ、奇跡を起こす技。
ガニメルさん曰く私のクトゥルフブレイクリーは完全では無いらしいが出来る限りの事はしないと彩華さんは助けられない!
「クトゥルフブレイクリー!奇跡を起こして!!!」
私は手を組んで唱えた。
トラテツSIDEーーー
するとどうやろう?
うるみんの体が光りだしその体からは虹色の「気」が放出されだした。
「気」て言うんはクトゥルフならみんな持っとる思念のエネルギーなんよ。
前述しとった喧華の闘気とかそれな。
今のうるみんの「気」はこれまでのうるみんとは思えんくらい大きなものだった。
これもうるみんの得たクトゥルフブレイクリー言うもんなんかいな?
うるみんの放出されたクトゥルフブレイクリーで黒い煙から彩華とは違う呻き声が漏れだす。
『グワアァナンダコノアタタカイキハ…』
彩華を覆った黒い煙はうるみんから放出された虹色の気によってかき消された。
「彩華さん、大丈夫!?」
黒い煙がかき消されて行った後彩華の地面にのたうち回る姿が見えた。
彼女の顔面は蒼白でよほど苦しかったのか汗まみれだった。
彩華はゼエゼエハァハァと息を荒げとった。
うるみんはそんな彩華に優しいおかんみたいな眼差しを向けて感謝を述べる。
「彩華さん私を助けてくれてありがとう!今回復してあげるね!」
うるみんは彩華に気を送った。
すると彩華の顔色は元に戻り息は整えられ静かになり、いつものギラギラした感じの鋭い目を見せる。
え…、ギラギラ…?
「助けてくれなんて頼んだ覚えは無ぇ!!」
「うごぉっ!!」
彩華は近くに寄り添ってきたうるみんの腹を蹴飛ばす。
うるみんは宙に浮き体はくの字に曲がり腹を蹴られた痛みで手で腹を抱えて後方に飛ばされる。
地に体を預けた後も黒い煙にやられとった彩華のように地面にのたうち回るうるみん。
なんつかドンマイ…うるみん…。
「ゼエゼエ…酷いよ彩華さん…」
「うるせえっ!お前に助けられるくらいなら黒い煙にやられてた方がマシだ!!」
更に彩華はうるみんを足で踏みつけていじめる。
「彩華!そこまでにしなさいっ!!」
そんな時奈照からメンタルのやられとったサキュラが解放されて元気を取り戻したのか、うるみんをいじめる彩華に鋭く言い放ってきた。
「サキュラ…良かった、元に戻って…」
彩華はサキュラの姿を見るや安心したのか感極まったんかほおに涙がつたいいつもは見せん優しい目でサキュラに目を向けた。
と言うかうるみんとは態度がまるで違う。
うるみんには邪険なんはやっぱり火と水の関係なんか?
と言う冗談はそこまでにして、とりあえずこれで一件落着か…。
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