80 / 93
届かぬ悲鳴
しおりを挟む
女の子…とは言えないような形相で抵抗も出来ないサキュラを責め立てる少女達。
「あの黒猫はてめえが差し向けたのかー!!」
女の子は無数の拳に青い闘気を纏わせてサキュラを攻撃する。
「ぐあぁっ!!」
サキュラはぶっ飛ばされるがもう一人の女の子が支える。
「まだ終わりじゃねえよ、ほらっ!!」
女の子が前に突き出すとまた別の女の子が異能《インスマス》でサキュラの体を上に跳ね上げる。
サキュラはそうしている間にも女の子全員を空から罵るような目で睨みつける。
「なんだその生意気な目はー!!」
気に入らないと女の子が空高くジャンプしサキュラに飛び蹴りを放つ。
サキュラは向こう側の壁にぶつかり、力なく倒れる。
「ギャハハ良いぞー!!」
女子達が拍手しながら笑い、サキュラを蹴り飛ばした女子は着地してグーにした手を天上に上げてニヤリとする。
そして全員がもうすでにボロボロのサキュラに歩み寄り、一斉に唾を吐きかける。
そんな中サキュラは尚も立ち向かうように言葉を投げる。
「あ…あんた達なんかどいつも…コイツもロクな人生送れないわ…ざまあみなさい…」
「何をー!!」
もうやめて!サキュラは戦えないのよ!貴女達みたいに攻撃の異能なんて使えない!
私は叫んだが女子達には私が見えず聞こえもしない、触れる事も出来ないで無抵抗なサキュラを一方的にいじめ抜いた。
サキュラSIDEーーー
女の一人は電流で私を感電させ、ビクビクと体を痙攣させられているのを見て興じ、また炎のインスマスで火あぶりにされ悶え苦しむ私を見て興じていた。
私の心も体もそろそろ限界に近づくにつれ、私の気持ちは次第に歪んでいった。
なんで私がこんなにいじめられないといけないの?
笑われて、見下されて、ストレスの鬱憤にされる…こんな事なら潤実なんて助けに行かなければ良かった!
「ご、ごめんなさい…」
私は女子達に頭を下げるしかなくなった。
いじめからは解放されたい、もうこんな目にあうのは沢山だ。
「私は海溝潤実を助ける為にここに来ました…でも今は後悔している…」
皆は怖くてビクビクとした私の姿に悦に浸るように見下す。
あんな子を助ける為にこんな羽目になるなんて…はじめからあの子だけ地獄を見れば良かったのよ!
「だがあの小娘はもうアトランテォスの生贄になってるぜ?残念だなあ♪」
皆は笑う。
「そうね…今の私にはどうでもいい…海溝潤実なんて子私の中には既にいなかったのよ…」
私は絶望と後悔に打ちひしがれていた。
心の中に思った事は言葉に出した事と思ってくれて構わないわ。
海溝潤実SIDEーーー
私は頭の中が暗闇で淀み暑さも寒さも、なにもかもが感じなくなってしまっていた…。
みんな私がいけなかったんだ…いつも助けられて…迷惑かけてたらこうなるのは当然なんだよね…私はいつも自分の事しか考えてなくて…良い子のふりしても性格は最悪のままで…だから嫌われて…。
奈照さんにも見離され…彩華さんにも最後まで嫌われたままで…きっと私が弱くて悪いからこうなったんだ…。
サキュラは何があっても私を見捨てない…そう信じてたのは甘えだった。
私は強くならなきゃ…嫌われても前みたいに泣いたりしちゃいけない…。
子供のままでいちゃいけない…見た目は子供でもしっかりしたサキュラみたいにならないと…!
そうだ、悲しい時こそ歌おう…サキュラ…貴女との思い出を刻む為に私は歌うね…。
「あの黒猫はてめえが差し向けたのかー!!」
女の子は無数の拳に青い闘気を纏わせてサキュラを攻撃する。
「ぐあぁっ!!」
サキュラはぶっ飛ばされるがもう一人の女の子が支える。
「まだ終わりじゃねえよ、ほらっ!!」
女の子が前に突き出すとまた別の女の子が異能《インスマス》でサキュラの体を上に跳ね上げる。
サキュラはそうしている間にも女の子全員を空から罵るような目で睨みつける。
「なんだその生意気な目はー!!」
気に入らないと女の子が空高くジャンプしサキュラに飛び蹴りを放つ。
サキュラは向こう側の壁にぶつかり、力なく倒れる。
「ギャハハ良いぞー!!」
女子達が拍手しながら笑い、サキュラを蹴り飛ばした女子は着地してグーにした手を天上に上げてニヤリとする。
そして全員がもうすでにボロボロのサキュラに歩み寄り、一斉に唾を吐きかける。
そんな中サキュラは尚も立ち向かうように言葉を投げる。
「あ…あんた達なんかどいつも…コイツもロクな人生送れないわ…ざまあみなさい…」
「何をー!!」
もうやめて!サキュラは戦えないのよ!貴女達みたいに攻撃の異能なんて使えない!
私は叫んだが女子達には私が見えず聞こえもしない、触れる事も出来ないで無抵抗なサキュラを一方的にいじめ抜いた。
サキュラSIDEーーー
女の一人は電流で私を感電させ、ビクビクと体を痙攣させられているのを見て興じ、また炎のインスマスで火あぶりにされ悶え苦しむ私を見て興じていた。
私の心も体もそろそろ限界に近づくにつれ、私の気持ちは次第に歪んでいった。
なんで私がこんなにいじめられないといけないの?
笑われて、見下されて、ストレスの鬱憤にされる…こんな事なら潤実なんて助けに行かなければ良かった!
「ご、ごめんなさい…」
私は女子達に頭を下げるしかなくなった。
いじめからは解放されたい、もうこんな目にあうのは沢山だ。
「私は海溝潤実を助ける為にここに来ました…でも今は後悔している…」
皆は怖くてビクビクとした私の姿に悦に浸るように見下す。
あんな子を助ける為にこんな羽目になるなんて…はじめからあの子だけ地獄を見れば良かったのよ!
「だがあの小娘はもうアトランテォスの生贄になってるぜ?残念だなあ♪」
皆は笑う。
「そうね…今の私にはどうでもいい…海溝潤実なんて子私の中には既にいなかったのよ…」
私は絶望と後悔に打ちひしがれていた。
心の中に思った事は言葉に出した事と思ってくれて構わないわ。
海溝潤実SIDEーーー
私は頭の中が暗闇で淀み暑さも寒さも、なにもかもが感じなくなってしまっていた…。
みんな私がいけなかったんだ…いつも助けられて…迷惑かけてたらこうなるのは当然なんだよね…私はいつも自分の事しか考えてなくて…良い子のふりしても性格は最悪のままで…だから嫌われて…。
奈照さんにも見離され…彩華さんにも最後まで嫌われたままで…きっと私が弱くて悪いからこうなったんだ…。
サキュラは何があっても私を見捨てない…そう信じてたのは甘えだった。
私は強くならなきゃ…嫌われても前みたいに泣いたりしちゃいけない…。
子供のままでいちゃいけない…見た目は子供でもしっかりしたサキュラみたいにならないと…!
そうだ、悲しい時こそ歌おう…サキュラ…貴女との思い出を刻む為に私は歌うね…。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる