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最終魔戦
自分の可能性
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あらゆる世界において勇者とは強い存在だ。
神や世界など高位の存在から力を授かり、魔王など悪の筆頭を倒すのが宿命だからだ。
……だが、そんな都合のよい力に頼る存在を強者と言えるだろうか?
本当の強者なら、超常の存在など当てにせず自分自身の可能性だけで戦うであろう。
そして相手が誰であろうと捩じ伏せる。
美貌に恵まれた女幹部が鉄扇を振りながら周囲を見渡す。その表情は悠々としていた。
彼女の視界に入るのは、ユウナ、ジュリ、ヨナの勇者一党。
しかし三人はボロボロに成り果て倒れている。ピクリとも動かない。
「残念だわ、勇者達がこんなにも弱いなんて。やっぱり英力が行使できないと、こんなものかしらね。幹部でこのありさまでは、魔王様に触れることもできないわ」
魔王の結界の影響で拠り所の英力が使用できない勇者達は、一方的に叩きのめされてしまったようだ。力を発揮できない英雄など脆いものであった。
「それに比べ、あなたはなかなかやるわね。勇者一党なんかよりも、楽しませてくれるわ」
ナツミが鉄扇で示す先には、銀の体毛を血で赤く染めながらも立つ姿があった。
「……こんなもので……ボクはまだ!」
逆手で双剣を握りしめるロランは、必死の形相で走り出した。
ナツミの首をめがけて、右の剣を振った。
ギンッ!
と、鋭い金属音が響く。
「甘いわ」
ナツミはロランの斬撃を鉄扇で受け止め、余裕の表情で告げる。
そして彼の顔に掌打をくり出した。
「がぁっ……!」
十メートル近くも、ロランは吹き飛んだ。
だが諦めた様子はなく、ロランはまた力強く立ち上がる。
「いけないワンちゃんねぇ。いきなり女性の首に刃を向けるなんて、ひどいじゃない。それに、もう諦めたら? 冒険者ごときが、魔王軍の幹部に勝てるとでも思っているのかしら?」
「……それなら冒険者ごときを今だに葬れない、お前は幹部を名乗るには相応しくないと思うけど?」
「……くっ」
ロランの言葉を聞いて、ナツミの目つきが鋭くなった。
勇者一党は戦闘不能だと言うのに、この毛玉人の少年冒険者は幹部の攻撃を幾度受けても倒れない。
その強靭さと精神力が彼女を不愉快にさせた。
「本当に虫唾が走る連中だわ。そんなに死にたいのなら、願いをかなえてあげるわ!」
ナツミは高速でロランに接近した。
そしてその勢いのまま鉄扇の先で、彼の胴体を突いた。
凄まじい一撃がロランの腹部に叩き込まれる。
「……ぐぐぅ! ぎぃぐぅ!」
苦痛の声をあげるロラン。だが、その攻撃も耐えてみせた。
腹筋に力をいれて腹部の守りを固め、そして強烈な攻撃を受ける覚悟。
それらが揃ったから、鉄扇の一突きを耐えることができたのだろう。
「バカな! 勇者どもは倒れているのに、なぜこの冒険者は倒れない?」
ナツミは思いがけない事態に驚愕する。
魔王軍の幹部とは言わば、魔王の次に強い存在。勇者とて間違いをすれば負ける程だ。
しかし、それほどの強さをもってしても、ただの冒険者一人を倒せないでいる。
……どうして倒せない?
「だぁっ!」
「あぐぅ!」
ロランは、一瞬の硬直を見せた彼女のその隙を突いた。渾身の一撃を耐えられ想定外の心境に陥っていたナツミの顔を剣の柄で殴打する。
ゴスッ! と言う鈍い音がした。
「うあぁぁぁ! おのれぇ! 冒険者ごときが、わたくしの顔に傷を!」
ナツミは右目をおさえ、地面をのたうち回った。眼球が潰れたらしく流血している。
「どうした? まだ一回しか攻撃を受けてないだろ。ボクは、お前の攻撃を何回受けたと思っているんだ!」
「……ぐうぅ、なぜだ、なぜ倒せない! わたくしは魔王軍幹部の一人なのよ。それなのに冒険者風情になんたるありさま……」
ナツミは右目の痛みに悶えながら、ロランに視線を向ける。
勇者達は数回の鉄扇による攻撃で倒れたと言うのに、ロランは十数回受けてもふらついてすらいないのだ。
「お前の攻撃なんて、師匠に比べたら恐るるに足らない」
ロランの頭には、地獄のような記憶がある。
戦い方を仕込んでくれたオボロとの地獄の日々が。彼の鍛え方は苛烈を極めた。
苦痛の肉体鍛練。手心ない稽古。
気を緩めれば命に関わるものもあった。何度逃げ出したいと思ったか。
……そして稽古中に気を緩めたのが悪かった、師の手加減した拳を食らったことがあった。
臓器が破裂して死にかけた。あの時の想像を絶する苦痛たるや、思い出したくもない。
だが、あの地獄の時期があったからこそ魔王軍幹部の攻撃に耐えることができたのかもしれない。
「……おのれぇ! お前が悪いのよ!」
激昂したナツミは右手に魔粒子を集めだした。
炎の塊が形成され、さらに巨大化していく。
そして膨れ上がった炎は、キュッと萎んだ。
「まさか冒険者を相手に魔術を使うことになるなんで! でも、これでお仕舞いよ。ありがたく思いなさい、幹部の魔術などそう簡単に目にすることはできないんだから。ブレイジング・クラスター!」
詠唱とともに、高圧縮された炎が上空に打ち上げられた。上空百メートル程で炎の塊は分裂する。
そして無数の灼熱の塊がロランに降り注いだ。彼の身に絶え間無く爆炎が襲いくる。
「これは耐えられないでしょう」
幾度もおきる爆発。その紅蓮の輝きを見つめて、笑みを見せるナツミ。
「うおぉぉぉ!」
しかし爆炎の中から雄叫びをあげながら、人影が飛び出してきた。顔を守るように腕を前でクロスさせて駆けてくる姿。
それがナツミに向かってきた。
「そ、そんな! がはぁ!」
彼女は顔に飛び蹴りをもらい吹き飛んだ。
美女の顔からは鼻血の飛沫があがり、白い歯が数本抜け落ちる。
「……なぜ! あの爆炎の中で、なぜ生きていられた!」
痛みをこらえ、すぐさま起き上がり、ナツミは蹴りを繰り出した少年に問いかける。
あれほど強力な魔術を受けて倒れないなど、おかしなことだ。
「……拡散したぶん……一発一発の……威力が削がれたんだ。もし拡散しないものだったら……耐えられなかった」
息を荒げながら途切れ途切れに答えるロラン。
しかし、ダメージはかなりのものだった。装備や服は焼けおち、ほとんど全裸に近い姿だった。
おまけに火傷だらけで、全身からポタポタと血が流れ落ちている。
「ボク達……毛玉人の最大の特徴は強靭な体力と肉体。そして、それが真の武器。肉体の強さを信仰する師匠が言っていたことだ」
ロランがそう言い放つと、拍手しながら二人に近づく者がいた。それは筋肉の山であった。
「おう、そのとうりだぜロラン。忘れていなかったんだな。どんな苦痛にも恐怖にも屈しない肉体こそが、もっとも信用できる武器。それに比べ、魔術だの魔王の力など女々しいだけだ。そんなもんに依存って、なにが強さだ。笑わせてくれる」
「……師匠!」
ロランの視線の先には、全裸のオボロがいた。彼は先の戦闘でズボンを失っていた。
「近寄らずにして敵を倒そうなどと腐った考えよ。ロラン、自分自身だけの可能性を信じろ。お前自身の敵だ、他を当てにするな! 自分の力でその女魔族をしとめろ!」
「……分かりました! 師匠」
ロランは視線をナツミに戻す。
だが彼には、もう装備はない。爆炎で全て失った。
あるのは身一つだけ。
全てに耐える覚悟を決めた。
神や世界など高位の存在から力を授かり、魔王など悪の筆頭を倒すのが宿命だからだ。
……だが、そんな都合のよい力に頼る存在を強者と言えるだろうか?
本当の強者なら、超常の存在など当てにせず自分自身の可能性だけで戦うであろう。
そして相手が誰であろうと捩じ伏せる。
美貌に恵まれた女幹部が鉄扇を振りながら周囲を見渡す。その表情は悠々としていた。
彼女の視界に入るのは、ユウナ、ジュリ、ヨナの勇者一党。
しかし三人はボロボロに成り果て倒れている。ピクリとも動かない。
「残念だわ、勇者達がこんなにも弱いなんて。やっぱり英力が行使できないと、こんなものかしらね。幹部でこのありさまでは、魔王様に触れることもできないわ」
魔王の結界の影響で拠り所の英力が使用できない勇者達は、一方的に叩きのめされてしまったようだ。力を発揮できない英雄など脆いものであった。
「それに比べ、あなたはなかなかやるわね。勇者一党なんかよりも、楽しませてくれるわ」
ナツミが鉄扇で示す先には、銀の体毛を血で赤く染めながらも立つ姿があった。
「……こんなもので……ボクはまだ!」
逆手で双剣を握りしめるロランは、必死の形相で走り出した。
ナツミの首をめがけて、右の剣を振った。
ギンッ!
と、鋭い金属音が響く。
「甘いわ」
ナツミはロランの斬撃を鉄扇で受け止め、余裕の表情で告げる。
そして彼の顔に掌打をくり出した。
「がぁっ……!」
十メートル近くも、ロランは吹き飛んだ。
だが諦めた様子はなく、ロランはまた力強く立ち上がる。
「いけないワンちゃんねぇ。いきなり女性の首に刃を向けるなんて、ひどいじゃない。それに、もう諦めたら? 冒険者ごときが、魔王軍の幹部に勝てるとでも思っているのかしら?」
「……それなら冒険者ごときを今だに葬れない、お前は幹部を名乗るには相応しくないと思うけど?」
「……くっ」
ロランの言葉を聞いて、ナツミの目つきが鋭くなった。
勇者一党は戦闘不能だと言うのに、この毛玉人の少年冒険者は幹部の攻撃を幾度受けても倒れない。
その強靭さと精神力が彼女を不愉快にさせた。
「本当に虫唾が走る連中だわ。そんなに死にたいのなら、願いをかなえてあげるわ!」
ナツミは高速でロランに接近した。
そしてその勢いのまま鉄扇の先で、彼の胴体を突いた。
凄まじい一撃がロランの腹部に叩き込まれる。
「……ぐぐぅ! ぎぃぐぅ!」
苦痛の声をあげるロラン。だが、その攻撃も耐えてみせた。
腹筋に力をいれて腹部の守りを固め、そして強烈な攻撃を受ける覚悟。
それらが揃ったから、鉄扇の一突きを耐えることができたのだろう。
「バカな! 勇者どもは倒れているのに、なぜこの冒険者は倒れない?」
ナツミは思いがけない事態に驚愕する。
魔王軍の幹部とは言わば、魔王の次に強い存在。勇者とて間違いをすれば負ける程だ。
しかし、それほどの強さをもってしても、ただの冒険者一人を倒せないでいる。
……どうして倒せない?
「だぁっ!」
「あぐぅ!」
ロランは、一瞬の硬直を見せた彼女のその隙を突いた。渾身の一撃を耐えられ想定外の心境に陥っていたナツミの顔を剣の柄で殴打する。
ゴスッ! と言う鈍い音がした。
「うあぁぁぁ! おのれぇ! 冒険者ごときが、わたくしの顔に傷を!」
ナツミは右目をおさえ、地面をのたうち回った。眼球が潰れたらしく流血している。
「どうした? まだ一回しか攻撃を受けてないだろ。ボクは、お前の攻撃を何回受けたと思っているんだ!」
「……ぐうぅ、なぜだ、なぜ倒せない! わたくしは魔王軍幹部の一人なのよ。それなのに冒険者風情になんたるありさま……」
ナツミは右目の痛みに悶えながら、ロランに視線を向ける。
勇者達は数回の鉄扇による攻撃で倒れたと言うのに、ロランは十数回受けてもふらついてすらいないのだ。
「お前の攻撃なんて、師匠に比べたら恐るるに足らない」
ロランの頭には、地獄のような記憶がある。
戦い方を仕込んでくれたオボロとの地獄の日々が。彼の鍛え方は苛烈を極めた。
苦痛の肉体鍛練。手心ない稽古。
気を緩めれば命に関わるものもあった。何度逃げ出したいと思ったか。
……そして稽古中に気を緩めたのが悪かった、師の手加減した拳を食らったことがあった。
臓器が破裂して死にかけた。あの時の想像を絶する苦痛たるや、思い出したくもない。
だが、あの地獄の時期があったからこそ魔王軍幹部の攻撃に耐えることができたのかもしれない。
「……おのれぇ! お前が悪いのよ!」
激昂したナツミは右手に魔粒子を集めだした。
炎の塊が形成され、さらに巨大化していく。
そして膨れ上がった炎は、キュッと萎んだ。
「まさか冒険者を相手に魔術を使うことになるなんで! でも、これでお仕舞いよ。ありがたく思いなさい、幹部の魔術などそう簡単に目にすることはできないんだから。ブレイジング・クラスター!」
詠唱とともに、高圧縮された炎が上空に打ち上げられた。上空百メートル程で炎の塊は分裂する。
そして無数の灼熱の塊がロランに降り注いだ。彼の身に絶え間無く爆炎が襲いくる。
「これは耐えられないでしょう」
幾度もおきる爆発。その紅蓮の輝きを見つめて、笑みを見せるナツミ。
「うおぉぉぉ!」
しかし爆炎の中から雄叫びをあげながら、人影が飛び出してきた。顔を守るように腕を前でクロスさせて駆けてくる姿。
それがナツミに向かってきた。
「そ、そんな! がはぁ!」
彼女は顔に飛び蹴りをもらい吹き飛んだ。
美女の顔からは鼻血の飛沫があがり、白い歯が数本抜け落ちる。
「……なぜ! あの爆炎の中で、なぜ生きていられた!」
痛みをこらえ、すぐさま起き上がり、ナツミは蹴りを繰り出した少年に問いかける。
あれほど強力な魔術を受けて倒れないなど、おかしなことだ。
「……拡散したぶん……一発一発の……威力が削がれたんだ。もし拡散しないものだったら……耐えられなかった」
息を荒げながら途切れ途切れに答えるロラン。
しかし、ダメージはかなりのものだった。装備や服は焼けおち、ほとんど全裸に近い姿だった。
おまけに火傷だらけで、全身からポタポタと血が流れ落ちている。
「ボク達……毛玉人の最大の特徴は強靭な体力と肉体。そして、それが真の武器。肉体の強さを信仰する師匠が言っていたことだ」
ロランがそう言い放つと、拍手しながら二人に近づく者がいた。それは筋肉の山であった。
「おう、そのとうりだぜロラン。忘れていなかったんだな。どんな苦痛にも恐怖にも屈しない肉体こそが、もっとも信用できる武器。それに比べ、魔術だの魔王の力など女々しいだけだ。そんなもんに依存って、なにが強さだ。笑わせてくれる」
「……師匠!」
ロランの視線の先には、全裸のオボロがいた。彼は先の戦闘でズボンを失っていた。
「近寄らずにして敵を倒そうなどと腐った考えよ。ロラン、自分自身だけの可能性を信じろ。お前自身の敵だ、他を当てにするな! 自分の力でその女魔族をしとめろ!」
「……分かりました! 師匠」
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