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第二章 王家に仕組まれた“悲劇の筋書き(システム)”を破壊せよ
第34話 七日間のRTA、その作戦会議
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偽りの平穏は、ガラス細工のように、脆く、儚く、砕け散った。
ヴァレリウス老からの、絶望的な、最後通牒。
それを読んだ、私たちの間に、重い、重い、沈黙が、落ちる。
湖畔の、美しい景色が、まるで、色褪せた、絵画のように、見えた。
「……七日、か」
最初に、沈黙を、破ったのは、レオンハルト様だった。
彼は、椅子から、立ち上がると、まるで、檻の中の、獅子のように、部屋の中を、ゆっくりと、歩き始めた。
「敵は、息を、つく暇さえ、与えてくれぬ、ということか」
その、横顔に浮かぶ、焦燥と、苦悩。
それを見て、私の、心は、逆に、すっと、冷えていく。
そうだ。
そうだ、この感じだ。
絶望的な、状況。圧倒的に、不利な、条件。そして、容赦なく、刻まれる、タイムリミット。
これこそが、RTA走者(わたし)の、魂が、最も、燃え上がる、瞬間じゃないか。
「いいえ、違いますわ、レオンハルト様」
私は、立ち上がった。その、瞳には、もう、迷いはない。
「七日も、あるのです。――普通のRPGなら、ラスボスを倒し、クリア後の隠しダンジョンまで、攻略できる時間ですわよ」
私の、不敵な笑みに、彼は、驚いたように、足を止めた。
「……アイナ様?」
「感傷に浸っている、時間はありません。すぐに、作戦会議を、始めますわよ。――三人で、ね」
私は、そう言うと、部屋の、奥にある、立派な、姿見の前に、立った。
ゲーム知識によれば、王家の離宮に、いくつか隠されている、古代の、通信用魔道具(アーティファクト)。その、一つ。
「“囁きの鏡”よ。目覚めなさい」
私が、指先で、鏡面に、触れると、その、銀色の、表面が、水面のように、揺らめき始めた。
やがて、そこに、映し出されたのは、禁書庫の、薄暗い、書斎と、血相を変えた、ヴァレリウス老の、顔だった。
『――おお、繋がったか! アイナ様!』
鏡の向こうから、老人の、切羽詰まった、声が、聞こえる。
『一大事じゃ! “英雄の剣”の、魔力汚染が、儂の、予測を、遥かに、上回る、速度で……!』
「落ち着いてください、師匠(マスター)」
私は、冷静に、老人の言葉を、遮った。
「パニックは、思考の、リソースの、無駄遣いですわ。それより、正確な、情報を。レオンハルト様、王都の、詳細な、地図を、広げてください」
私の、その、凛とした、声に、二人の男たちが、はっとしたように、動き出す。
鏡の中の、ヴァレリウス老。
私の、隣の、レオンハルト様。
私たちの、最初の、三人同時での、作戦会議が、始まった。
「まず、最終目標の、確認ですわ。私たちの、目的地は、王家の、地下霊廟」
私が、地図の、王宮部分を、指し示す。
「問題は、どうやって、ここに、潜入するか。クラウス団長の、監視の目は、光の、速さより、厄介ですわよ」
『ううむ……』と、鏡の向こうで、老人が、唸る。
「正攻法では、無理だ。騎士団の、警備網を、突破することは、不可能に近い」と、レオンハルト様が、地図を、睨みつけたまま、言った。
「ええ。だから、戦うのではなくて、“利用”するのですわ」
私は、言った。
「この、七日後が、何の日か、お忘れですこと?」
「……建国記念祭の、最終日」
「その通り。その日、王都は、一年で、最も、浮かれ、そして、最も、無防備になる。クラウス団長とて、例外ではありませんわ。彼と、近衛騎士団の、主戦力は、国王陛下を、警護するため、中央広場での、式典に、釘付けになるはず」
私は、地図の上に、一本の、線を、引いた。
「その、空白の、数時間。それが、私たちの、唯一の、チャンス」
「……なるほど」
レオンハルト様が、私の、引いた線を、目で、追う。
「式典の、パレードが、通る、ルート……。この、真下には、古い、上水道の、跡が、走っている。そこを使えば、王宮の、地下近くまで、誰にも、気づかれずに、行けるやもしれん」
『おお!』と、鏡の中の、老人が、声を上げた。
『そして、その、霊廟の、警備システムじゃが……。わしが、今、必死で、初代の、設計図を、調べておる! きっと、どこかに、抜け道が……!』
作戦の、輪郭が、見えてきた。
その、瞬間だった。
レオンハルト様が、ふと、顔を上げた。
そして、その、真摯な、瞳で、まっすぐに、私を、見た。
「……アイナ様」
「……何ですの?」
「この、作戦は、あまりにも、危険すぎる。全てが、完璧に、いかなければ、我々は、ただの、反逆者として、捕らえられる。……あなた様の、その、“救う”という、言葉は、時々、私には、恐ろしく、聞こえる」
「……」
「まるで、ご自身が、燃え尽きることも、厭わない、炎のようだ。……お尋ねしたい。あなた様が、頭の中で、描いている、その、完璧な、作戦(シミュレーション)の中で。……あなた様、ご自身は、どうなっている?」
彼の、あまりにも、まっすぐな、問い。
それは、私の、心の、一番、柔らかい、場所を、抉った。
推しを、救うためなら、自分が、どうなっても、いい。
そう、思っていた、RTA走者だった頃の、私の、傲慢な、覚悟。
私は、一瞬、言葉に、詰まった。
そして、茶化すように、笑って、みせた。
「あら。プレイヤーの、安否など、どうでも、よろしいでしょう? ゲームが、クリアできれば、それで……」
「――よくない」
彼が、私の言葉を、遮った。
その声は、静かだったが、決して、引かないという、鋼の、意志が、宿っていた。
「私は、もう、あなたに、助けられるだけの、存在では、ない。……あなたの、相棒(バディ)だ。相棒の、命を、勘定に、入れない、作戦など、私は、認めん」
彼の、言葉に、私は、何も、言い返せなかった。
ただ、胸の奥が、熱くなるのを、感じる。
この、愚直なまでに、まっすぐな、騎士様には、本当に、敵わない。
私は、ため息を、一つ。
そして、仕方がない、というように、両手を、上げた。
「……分かりましたわよ。では、作戦目標を、変更します」
私は、地図の、霊廟の、さらに、その先を、指で、なぞった。
「“二人で、生きて、この戦いを、終わらせる”。……これで、よろしいかしら、私の、うるさい、相棒(バディ)さん?」
彼は、一瞬だけ、きょとんとした顔をした。
そして、すぐに、その顔を、綻ばせた。
「……御意に。我が、主君(マイ・ロード)」
私たちの、七日間の、戦争が、始まった。
絶望から、ではなく、確かな、絆を、胸に抱いて。
ヴァレリウス老からの、絶望的な、最後通牒。
それを読んだ、私たちの間に、重い、重い、沈黙が、落ちる。
湖畔の、美しい景色が、まるで、色褪せた、絵画のように、見えた。
「……七日、か」
最初に、沈黙を、破ったのは、レオンハルト様だった。
彼は、椅子から、立ち上がると、まるで、檻の中の、獅子のように、部屋の中を、ゆっくりと、歩き始めた。
「敵は、息を、つく暇さえ、与えてくれぬ、ということか」
その、横顔に浮かぶ、焦燥と、苦悩。
それを見て、私の、心は、逆に、すっと、冷えていく。
そうだ。
そうだ、この感じだ。
絶望的な、状況。圧倒的に、不利な、条件。そして、容赦なく、刻まれる、タイムリミット。
これこそが、RTA走者(わたし)の、魂が、最も、燃え上がる、瞬間じゃないか。
「いいえ、違いますわ、レオンハルト様」
私は、立ち上がった。その、瞳には、もう、迷いはない。
「七日も、あるのです。――普通のRPGなら、ラスボスを倒し、クリア後の隠しダンジョンまで、攻略できる時間ですわよ」
私の、不敵な笑みに、彼は、驚いたように、足を止めた。
「……アイナ様?」
「感傷に浸っている、時間はありません。すぐに、作戦会議を、始めますわよ。――三人で、ね」
私は、そう言うと、部屋の、奥にある、立派な、姿見の前に、立った。
ゲーム知識によれば、王家の離宮に、いくつか隠されている、古代の、通信用魔道具(アーティファクト)。その、一つ。
「“囁きの鏡”よ。目覚めなさい」
私が、指先で、鏡面に、触れると、その、銀色の、表面が、水面のように、揺らめき始めた。
やがて、そこに、映し出されたのは、禁書庫の、薄暗い、書斎と、血相を変えた、ヴァレリウス老の、顔だった。
『――おお、繋がったか! アイナ様!』
鏡の向こうから、老人の、切羽詰まった、声が、聞こえる。
『一大事じゃ! “英雄の剣”の、魔力汚染が、儂の、予測を、遥かに、上回る、速度で……!』
「落ち着いてください、師匠(マスター)」
私は、冷静に、老人の言葉を、遮った。
「パニックは、思考の、リソースの、無駄遣いですわ。それより、正確な、情報を。レオンハルト様、王都の、詳細な、地図を、広げてください」
私の、その、凛とした、声に、二人の男たちが、はっとしたように、動き出す。
鏡の中の、ヴァレリウス老。
私の、隣の、レオンハルト様。
私たちの、最初の、三人同時での、作戦会議が、始まった。
「まず、最終目標の、確認ですわ。私たちの、目的地は、王家の、地下霊廟」
私が、地図の、王宮部分を、指し示す。
「問題は、どうやって、ここに、潜入するか。クラウス団長の、監視の目は、光の、速さより、厄介ですわよ」
『ううむ……』と、鏡の向こうで、老人が、唸る。
「正攻法では、無理だ。騎士団の、警備網を、突破することは、不可能に近い」と、レオンハルト様が、地図を、睨みつけたまま、言った。
「ええ。だから、戦うのではなくて、“利用”するのですわ」
私は、言った。
「この、七日後が、何の日か、お忘れですこと?」
「……建国記念祭の、最終日」
「その通り。その日、王都は、一年で、最も、浮かれ、そして、最も、無防備になる。クラウス団長とて、例外ではありませんわ。彼と、近衛騎士団の、主戦力は、国王陛下を、警護するため、中央広場での、式典に、釘付けになるはず」
私は、地図の上に、一本の、線を、引いた。
「その、空白の、数時間。それが、私たちの、唯一の、チャンス」
「……なるほど」
レオンハルト様が、私の、引いた線を、目で、追う。
「式典の、パレードが、通る、ルート……。この、真下には、古い、上水道の、跡が、走っている。そこを使えば、王宮の、地下近くまで、誰にも、気づかれずに、行けるやもしれん」
『おお!』と、鏡の中の、老人が、声を上げた。
『そして、その、霊廟の、警備システムじゃが……。わしが、今、必死で、初代の、設計図を、調べておる! きっと、どこかに、抜け道が……!』
作戦の、輪郭が、見えてきた。
その、瞬間だった。
レオンハルト様が、ふと、顔を上げた。
そして、その、真摯な、瞳で、まっすぐに、私を、見た。
「……アイナ様」
「……何ですの?」
「この、作戦は、あまりにも、危険すぎる。全てが、完璧に、いかなければ、我々は、ただの、反逆者として、捕らえられる。……あなた様の、その、“救う”という、言葉は、時々、私には、恐ろしく、聞こえる」
「……」
「まるで、ご自身が、燃え尽きることも、厭わない、炎のようだ。……お尋ねしたい。あなた様が、頭の中で、描いている、その、完璧な、作戦(シミュレーション)の中で。……あなた様、ご自身は、どうなっている?」
彼の、あまりにも、まっすぐな、問い。
それは、私の、心の、一番、柔らかい、場所を、抉った。
推しを、救うためなら、自分が、どうなっても、いい。
そう、思っていた、RTA走者だった頃の、私の、傲慢な、覚悟。
私は、一瞬、言葉に、詰まった。
そして、茶化すように、笑って、みせた。
「あら。プレイヤーの、安否など、どうでも、よろしいでしょう? ゲームが、クリアできれば、それで……」
「――よくない」
彼が、私の言葉を、遮った。
その声は、静かだったが、決して、引かないという、鋼の、意志が、宿っていた。
「私は、もう、あなたに、助けられるだけの、存在では、ない。……あなたの、相棒(バディ)だ。相棒の、命を、勘定に、入れない、作戦など、私は、認めん」
彼の、言葉に、私は、何も、言い返せなかった。
ただ、胸の奥が、熱くなるのを、感じる。
この、愚直なまでに、まっすぐな、騎士様には、本当に、敵わない。
私は、ため息を、一つ。
そして、仕方がない、というように、両手を、上げた。
「……分かりましたわよ。では、作戦目標を、変更します」
私は、地図の、霊廟の、さらに、その先を、指で、なぞった。
「“二人で、生きて、この戦いを、終わらせる”。……これで、よろしいかしら、私の、うるさい、相棒(バディ)さん?」
彼は、一瞬だけ、きょとんとした顔をした。
そして、すぐに、その顔を、綻ばせた。
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