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第17話 宝物庫の死闘と、夜明けの真実
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バキィィィン!!
宝物庫の重厚な樫の扉が、仮面のリーダーの振り下ろした戦斧によって無惨に砕け散った! 木片が飛び散り、埃っぽい空気が舞い上がる。
「聖剣はどこだ! 全員、探せぇ!」
リーダーの号令一下、数人の手練れと思しき襲撃犯たちが、獲物を求める獣のように宝物庫内部へと雪崩れ込んだ!
「行かせませんわ!」
「我々が相手だ!」
私とヴォルフガング中佐も、砕けた扉から飛び込み、後を追う。宝物庫内部は、想像していたよりも広く、薄暗い。磨かれた床には、月蝕の赤い月明かりが窓から差し込み、壁際に並べられた無数のガラスケースや台座の上の宝飾品、古びた武具などが、妖しげな鈍い光を放っていた。
「花季様、ヴォルフガング中佐! お気をつけください! その床、ちょっと脆いみたいで…あ、あと、天井から何か降ってくるかもです!」
後方から、ミラベルの切羽詰まったような声が聞こえる。…この状況で、さらに不確定要素を増やさないでくれるかしら、ミラベル!
襲撃犯の一人が、中央のひときわ立派な祭壇に安置された、鞘に収まった長剣――おそらく、あれが「王家の至宝」たる聖剣だろう――に手を伸ばそうとした、その瞬間!
「今です! 発進! 『正義の鉄槌☆自動追尾型ピコピコハンマー(複数同時起動大サービス版!)』、一斉攻撃ですぅー!」
ミラベルが、何かのコントローラーらしきものを必死に操作しながら叫ぶ! すると、宝物庫の天井近くに仕掛けられていた(いつの間に!?)複数の発射口から、星マークのついた可愛らしいピコピコハンマーが、ビュンビュンと音を立てて飛び出し、襲撃犯たちの頭部めがけて襲いかかった!
「いぎゃっ!」「あだだだ!」「な、なんだこの子供騙しみてぇな…でも地味に痛いぞ!?」
襲撃犯たちは、予測不能な軌道で頭を叩き続けるピコピコハンマーに翻弄され、面白いように混乱している。中には、あまりの連続ピコピコに目が回って倒れる者までいる始末だ。
(ミラベル…! あなたの発明品、たまに神がかった効果を発揮するわね! 見た目はアレだけど!)
しかし、仮面のリーダーとその側近たちは、さすがに手練れ。ピコピコハンマーを的確に叩き落とし、あるいは巧みにかわしながら、聖剣へと迫る!
その時、宝物庫の入口付近で戦闘を続けていたカレルが、不意に仮面のリーダーの前に立ちはだかった。
「よう、久しぶりだな、"隊長"さん。そのお宝は、俺がちょいと借りていくぜ」
彼は相変わらずの飄々とした態度で、しかしその瞳には鋭い光を宿して言った。
「カレル…!貴様、やはり裏切ったか!」
仮面のリーダーが、憎悪に満ちた声でカレルを睨みつける。"隊長"…?
カレルはリーダーの言葉を無視し、目にも止まらぬ速さで短剣を抜き放ち、リーダーに斬りかかった! その動きは、まるで遊びのようにも見えるが、的確にリーダーの攻撃を捌き、その進路を塞いでいる。彼の目的は一体…? 聖剣を横取りするつもり? それとも…?
私とヴォルフガング中佐は、残りの襲撃犯たちと交戦しながらも、カレルとリーダーの戦いから目が離せない。
激しい剣戟の中、仮面のリーダーの攻撃がカレルの肩を浅く掠めた! カレルは顔を顰めるが、すぐに体勢を立て直す。
「くそっ…!」
肩を押さえる私の変装用の帽子が、戦闘の衝撃でずり落ち、亜麻色の髪(地毛ではないけれど)が露わになった。さらに、肩の傷口から流れる血が、ミラベル特製の地味な侍女服を赤く染めていく。傷の手当てをしなければ…。私は咄嗟に、顔の汚れを拭うふりをして、顔立ちを変えていた特殊メイクの一部を剥がした。もう、こうなったら…!
「…その顔…まさか、リアナ嬢!?」
私の変化に気づいたヴォルフガング中佐が、驚愕の声を上げた。彼の部下たちも、息を呑んで私を見ている。
「ええ、そうよ。ヴィルヘルム公爵家が一人娘、リアナ・ヴィルヘルム! この国の未来を、そして王家の至宝を、あなたたちのような悪党の好きにはさせないわ!」
私は高らかに宣言した。もう隠す必要はない。この場で、全てを終わらせるのだ!
「リアナ・ヴィルヘルムだと…!? 生きていたのか、あの忌々しい公爵家の小娘が!」
仮面のリーダーが、カレルの攻撃を弾き飛ばしながら、私に向かって叫んだ。その声には、抑えきれないほどの憎悪が込められている。彼はゆっくりと、顔を覆っていた仮面を剥ぎ取った。
そこに現れたのは…!
「…元近衛騎士団長、バルドフェルド卿!」
ヴォルフガング中佐が、苦々しげにその名を呟いた。かつてヴィルヘルム公爵家に仕え、何らかの廉で追放されたという曰く付きの人物…。私を、そして父を逆恨みしていたというわけね!
「そうだ! 全てはお前たちヴィルヘルム家のせいだ! 私の誇りも地位も、全て奪いやがって! だが、この聖剣を手にし、新たな王を擁立すれば、私も再び…!」
バルドフェルド卿は狂気に満ちた目で聖剣を睨みつけ、再び戦斧を構えた。
「その野望、ここで潰えさせてあげるわ!」
私は短剣を握り直し、ヴォルフガング中佐と視線を交わす。言葉は無くとも、互いの意志は通じ合っているはずだ。
私とヴォルフガング中佐、そして不意に攻撃の矛先をバルドフェルド卿に向け始めた(ように見える)カレルの三人が、バルドフェルド卿とその側近たちに同時に襲いかかった!
宝物庫の中は、剣戟の音、怒号、そしてミラベルのピコピコハンマーの軽快な音(まだ頑張ってる!)が入り乱れ、まさに死闘の様相を呈していた。
私は肩の痛みに耐えながら、バルドフェルド卿の隙を狙う。ヴォルフガング中佐の力強い剣撃が彼を押し込み、カレルのトリッキーな動きが彼を攪乱する。
ついに、ヴォルフガング中佐の渾身の一撃が、バルドフェルド卿の戦斧を弾き飛ばした!
「ぐあっ!」
体勢を崩したバルドフェルド卿の懐に、私は一瞬の隙を突いて飛び込み、短剣の柄頭を鳩尾に叩き込んだ!
「これで…終わりよ!」
バルドフェルド卿は呻き声を上げ、その場に膝をついた。彼の側近たちも、ヴォルフガング中佐の部下たちと、なぜか非常に協力的なカレル(彼はコウモリではなく、いつの間にか紅灯区のチンピラ風の男たち数名を引き連れていた!)によって、次々と制圧されていく。
宝物庫の外では、ミラベルの『正義の鉄槌☆自動追尾型ピコピコハンマー・ファイナルバージョン(今度は本当に最後!のはず!)』と、ヴォルフガング中佐の部隊、そしてカレルがどこからか呼び寄せた紅灯区の腕っぷしたち(なぜか私に恩義を感じているらしい者たちも混じっている)によって、襲撃犯の残党はほぼ壊滅状態となっていた。
戦いが終わり、夜明けの最初の光が、宝物庫の窓から差し込み始めた。赤黒い月は姿を消し、東の空が白み始めている。
王家の至宝たる聖剣は、無事に守られたのだ。
しかし、私の正体は、ヴォルフガング中佐とその部下たちの知るところとなった。
カレルは、いつの間にかチンピラ風の男たちと共に姿を消していた。「王家の至宝には指一本触れさせねぇよ。ま、俺の"借り"は、まだ少し残ってるみてぇだがな、リアナ嬢」という、謎の言葉を残して。
完全に夜が明け、王宮にようやく静けさが戻った。
ヴォルフガング中佐は、複雑な、そしてどこか疲れたような表情で私を見つめた。
「リアナ嬢…いや、今は"花季"と呼ぶべきか。君には、多くのことを聞かねばならない。そして、君の今後の処遇についても…国王陛下にご判断を仰ぐことになるだろう」
彼の言葉は、この長い夜の終わりと、そして私の新たな運命の始まりを、静かに告げていた。
〇〇侯爵派閥の陰謀は、ひとまず潰えた。しかし、その背後にいたかもしれない真の黒幕は? 私の公爵令嬢としての立場は、どうなるのだろうか…?
物語は、まだ終わらない。
(第17話 了)
宝物庫の重厚な樫の扉が、仮面のリーダーの振り下ろした戦斧によって無惨に砕け散った! 木片が飛び散り、埃っぽい空気が舞い上がる。
「聖剣はどこだ! 全員、探せぇ!」
リーダーの号令一下、数人の手練れと思しき襲撃犯たちが、獲物を求める獣のように宝物庫内部へと雪崩れ込んだ!
「行かせませんわ!」
「我々が相手だ!」
私とヴォルフガング中佐も、砕けた扉から飛び込み、後を追う。宝物庫内部は、想像していたよりも広く、薄暗い。磨かれた床には、月蝕の赤い月明かりが窓から差し込み、壁際に並べられた無数のガラスケースや台座の上の宝飾品、古びた武具などが、妖しげな鈍い光を放っていた。
「花季様、ヴォルフガング中佐! お気をつけください! その床、ちょっと脆いみたいで…あ、あと、天井から何か降ってくるかもです!」
後方から、ミラベルの切羽詰まったような声が聞こえる。…この状況で、さらに不確定要素を増やさないでくれるかしら、ミラベル!
襲撃犯の一人が、中央のひときわ立派な祭壇に安置された、鞘に収まった長剣――おそらく、あれが「王家の至宝」たる聖剣だろう――に手を伸ばそうとした、その瞬間!
「今です! 発進! 『正義の鉄槌☆自動追尾型ピコピコハンマー(複数同時起動大サービス版!)』、一斉攻撃ですぅー!」
ミラベルが、何かのコントローラーらしきものを必死に操作しながら叫ぶ! すると、宝物庫の天井近くに仕掛けられていた(いつの間に!?)複数の発射口から、星マークのついた可愛らしいピコピコハンマーが、ビュンビュンと音を立てて飛び出し、襲撃犯たちの頭部めがけて襲いかかった!
「いぎゃっ!」「あだだだ!」「な、なんだこの子供騙しみてぇな…でも地味に痛いぞ!?」
襲撃犯たちは、予測不能な軌道で頭を叩き続けるピコピコハンマーに翻弄され、面白いように混乱している。中には、あまりの連続ピコピコに目が回って倒れる者までいる始末だ。
(ミラベル…! あなたの発明品、たまに神がかった効果を発揮するわね! 見た目はアレだけど!)
しかし、仮面のリーダーとその側近たちは、さすがに手練れ。ピコピコハンマーを的確に叩き落とし、あるいは巧みにかわしながら、聖剣へと迫る!
その時、宝物庫の入口付近で戦闘を続けていたカレルが、不意に仮面のリーダーの前に立ちはだかった。
「よう、久しぶりだな、"隊長"さん。そのお宝は、俺がちょいと借りていくぜ」
彼は相変わらずの飄々とした態度で、しかしその瞳には鋭い光を宿して言った。
「カレル…!貴様、やはり裏切ったか!」
仮面のリーダーが、憎悪に満ちた声でカレルを睨みつける。"隊長"…?
カレルはリーダーの言葉を無視し、目にも止まらぬ速さで短剣を抜き放ち、リーダーに斬りかかった! その動きは、まるで遊びのようにも見えるが、的確にリーダーの攻撃を捌き、その進路を塞いでいる。彼の目的は一体…? 聖剣を横取りするつもり? それとも…?
私とヴォルフガング中佐は、残りの襲撃犯たちと交戦しながらも、カレルとリーダーの戦いから目が離せない。
激しい剣戟の中、仮面のリーダーの攻撃がカレルの肩を浅く掠めた! カレルは顔を顰めるが、すぐに体勢を立て直す。
「くそっ…!」
肩を押さえる私の変装用の帽子が、戦闘の衝撃でずり落ち、亜麻色の髪(地毛ではないけれど)が露わになった。さらに、肩の傷口から流れる血が、ミラベル特製の地味な侍女服を赤く染めていく。傷の手当てをしなければ…。私は咄嗟に、顔の汚れを拭うふりをして、顔立ちを変えていた特殊メイクの一部を剥がした。もう、こうなったら…!
「…その顔…まさか、リアナ嬢!?」
私の変化に気づいたヴォルフガング中佐が、驚愕の声を上げた。彼の部下たちも、息を呑んで私を見ている。
「ええ、そうよ。ヴィルヘルム公爵家が一人娘、リアナ・ヴィルヘルム! この国の未来を、そして王家の至宝を、あなたたちのような悪党の好きにはさせないわ!」
私は高らかに宣言した。もう隠す必要はない。この場で、全てを終わらせるのだ!
「リアナ・ヴィルヘルムだと…!? 生きていたのか、あの忌々しい公爵家の小娘が!」
仮面のリーダーが、カレルの攻撃を弾き飛ばしながら、私に向かって叫んだ。その声には、抑えきれないほどの憎悪が込められている。彼はゆっくりと、顔を覆っていた仮面を剥ぎ取った。
そこに現れたのは…!
「…元近衛騎士団長、バルドフェルド卿!」
ヴォルフガング中佐が、苦々しげにその名を呟いた。かつてヴィルヘルム公爵家に仕え、何らかの廉で追放されたという曰く付きの人物…。私を、そして父を逆恨みしていたというわけね!
「そうだ! 全てはお前たちヴィルヘルム家のせいだ! 私の誇りも地位も、全て奪いやがって! だが、この聖剣を手にし、新たな王を擁立すれば、私も再び…!」
バルドフェルド卿は狂気に満ちた目で聖剣を睨みつけ、再び戦斧を構えた。
「その野望、ここで潰えさせてあげるわ!」
私は短剣を握り直し、ヴォルフガング中佐と視線を交わす。言葉は無くとも、互いの意志は通じ合っているはずだ。
私とヴォルフガング中佐、そして不意に攻撃の矛先をバルドフェルド卿に向け始めた(ように見える)カレルの三人が、バルドフェルド卿とその側近たちに同時に襲いかかった!
宝物庫の中は、剣戟の音、怒号、そしてミラベルのピコピコハンマーの軽快な音(まだ頑張ってる!)が入り乱れ、まさに死闘の様相を呈していた。
私は肩の痛みに耐えながら、バルドフェルド卿の隙を狙う。ヴォルフガング中佐の力強い剣撃が彼を押し込み、カレルのトリッキーな動きが彼を攪乱する。
ついに、ヴォルフガング中佐の渾身の一撃が、バルドフェルド卿の戦斧を弾き飛ばした!
「ぐあっ!」
体勢を崩したバルドフェルド卿の懐に、私は一瞬の隙を突いて飛び込み、短剣の柄頭を鳩尾に叩き込んだ!
「これで…終わりよ!」
バルドフェルド卿は呻き声を上げ、その場に膝をついた。彼の側近たちも、ヴォルフガング中佐の部下たちと、なぜか非常に協力的なカレル(彼はコウモリではなく、いつの間にか紅灯区のチンピラ風の男たち数名を引き連れていた!)によって、次々と制圧されていく。
宝物庫の外では、ミラベルの『正義の鉄槌☆自動追尾型ピコピコハンマー・ファイナルバージョン(今度は本当に最後!のはず!)』と、ヴォルフガング中佐の部隊、そしてカレルがどこからか呼び寄せた紅灯区の腕っぷしたち(なぜか私に恩義を感じているらしい者たちも混じっている)によって、襲撃犯の残党はほぼ壊滅状態となっていた。
戦いが終わり、夜明けの最初の光が、宝物庫の窓から差し込み始めた。赤黒い月は姿を消し、東の空が白み始めている。
王家の至宝たる聖剣は、無事に守られたのだ。
しかし、私の正体は、ヴォルフガング中佐とその部下たちの知るところとなった。
カレルは、いつの間にかチンピラ風の男たちと共に姿を消していた。「王家の至宝には指一本触れさせねぇよ。ま、俺の"借り"は、まだ少し残ってるみてぇだがな、リアナ嬢」という、謎の言葉を残して。
完全に夜が明け、王宮にようやく静けさが戻った。
ヴォルフガング中佐は、複雑な、そしてどこか疲れたような表情で私を見つめた。
「リアナ嬢…いや、今は"花季"と呼ぶべきか。君には、多くのことを聞かねばならない。そして、君の今後の処遇についても…国王陛下にご判断を仰ぐことになるだろう」
彼の言葉は、この長い夜の終わりと、そして私の新たな運命の始まりを、静かに告げていた。
〇〇侯爵派閥の陰謀は、ひとまず潰えた。しかし、その背後にいたかもしれない真の黒幕は? 私の公爵令嬢としての立場は、どうなるのだろうか…?
物語は、まだ終わらない。
(第17話 了)
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