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第18話 夜明けの先にある、私の居場所
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東の空が、インクを溶かした水のように、ゆっくりと白んでいく。夜の闇を駆逐する朝の光が宝物庫の窓から差し込み、戦闘の生々しい痕跡――砕けた扉、転がる武具、そして床に残る血の跡――を容赦なく照らし出した。赤黒い月は姿を消し、まるで悪夢から覚めたかのような、不思議な静寂が満ちていた。
「…終わったのね」
誰に言うともなく呟いた私の声は、ひどく掠れていた。肩の傷がズキズキと痛み、全身が鉛のように重い。ミラベルの『覚醒ドリンク』の効果も切れかかり、強烈な疲労感と、鼻歌を歌いたい衝動の名残だけが残っていた。
「ああ、終わった」
隣で、ヴォルフガング中佐が静かに頷いた。彼の堅い表情は少し和らいでいたが、その瞳には深い疲労の色が浮かんでいる。「君には、多くのことを聞かねばならない。そして、君の今後の処遇についても…国王陛下にご判断を仰ぐことになるだろう。それまで、リアナ嬢…いや、"花季"。君の身柄は、私が責任をもって預かる」
彼の言葉は、厳しい響きの中にも、どこか私を庇うような響きがあった。それは、監視であり、同時に、これ以上の危険から私を守るための保護なのだと、なぜか素直に理解できた。
ヴォルフガング中佐の計らいで、私は正式な事情聴取の前に、一旦ミラベルの隠れ家へ戻ることを許された。リナも心配して待っていてくれたらしく、隠れ家の扉を開けると、二人は泣きそうな顔で私に飛びついてきた。
「花季様ぁぁ! ご無事だったんですね! 心配で、心配で…!」
「リナも、ミラベルも、ありがとう。あなたたちのおかげよ」
三人はしばらく、言葉もなく抱き合っていた。ようやく訪れた安堵に、私も思わず涙が滲む。
「か、肩の傷、手当てしないと! 私の特製軟膏がありますから!」
ミラベルが取り出したのは、虹色に輝き、ミントと硫黄が混じったような、なんとも言えない香りを放つ軟膏だった。…これを塗るの? 本当に?
「大丈夫です! 傷は綺麗に治りますから! ただ、副作用で一週間くらい、傷跡が七色にキラキラ光っちゃいますけど!」
「…その副作用、致命的じゃないかしら!?」
私の悲鳴も虚しく、虹色の軟膏が肩に塗られる。ひんやりとした感触と共に、痛みが和らいでいくのは確かだった。…まあ、良しとしましょう。
数日後、王都は〇〇侯爵一派の失脚と、月蝕の夜の「小規模な賊の侵入事件(公式発表)」の話題で持ちきりだったが、少しずつ落ち着きを取り戻していた。そんな中、私の実家であるヴィルヘルhelm公爵家に、王宮からの正式な使者が訪れた。国王陛下からの召喚状だった。
私は、埃をかぶっていた公爵令嬢のドレスの中から、一番シンプルだが品のある一着を選んで身に纏った。虹色に輝く肩を隠すように、ショールを羽織る。鏡に映ったのは、少しやつれたけれど、紛れもない公爵令嬢リアナ・ヴィルヘルムの姿だった。ヴォルフガング中佐に伴われ王宮へ向かう道すがら、以前とは全く違う景色に見えた。
謁見の間に通されると、そこには国王陛下と、宰相の地位を守り抜いたジャルジェ公爵、そして制服姿のヴォルフガング中佐が待っていた。
国王陛下は、玉座から穏やかな眼差しで私を見つめた。
「面を上げよ、リアナ・ヴィルヘルム。この度の働き、誠に見事であった」
その言葉に、私は深く頭を下げた。
「そなたの追放処分は、〇〇侯爵のでっち上げであったことが明白となった。よって、ヴィルhelm公爵家の名誉は完全に回復され、追放処分も正式に撤回する」
国王の宣言に、私は静かに目をつむり、こみ上げるものを感じた。長かった戦いが、ようやく報われた瞬間だった。
ふと、国王陛下が楽しげに付け加えた。「それにしても、あの会議で見たネズミのワルツ…あれはなかなかの傑作であったな。芸術とは奥深いものよ」
隣でジャルジェ公爵が「は、はぁ…」と困惑した顔をしている。…陛下、あれは事故なんです!
そして、国王は私に、新たな役目を与えた。
「その類稀なる情報収集能力と行動力、眠らせておくのは惜しい。王都のために役立ててはくれぬか?」
それは、王家直属の特命職。「王都情報調査官」。紅灯区を含む、王都の裏社会の動向を監視し、直接国王に報告する、いわば“裏の目付”だ。これ以上ない、私にぴったりの役職だった。
後日、私の復権を知ったかつての友人(だったはず)の伯爵令嬢たちが、青い顔をして謝罪に訪れた。私は彼女たちを、屋敷の玄関先で、にこやかな笑顔のまま一蹴してやった。
「あら、ごきげんよう。でも、どなたでしたかしら? 私、存じ上げない方とはお話ししない主義ですの」
これ以上ない、完璧な「ざまぁ」だった。
仲間たちの未来にも、光が差していた。
ミラベルは、そのユニークすぎる才能を国王に(ネズミのワルツ込みで)気に入られ、王宮の錬金術研究所への推薦を受けた。もちろん、彼女は「花季様のお側が一番です!」と最初はごねたが、「王宮にいれば、もっとすごい発明品が作れるわよ」と説得し、今は私たちの「紅灯区支部」と王宮研究所を行き来している。
リナは、艶楼の新しい主人(ジャルジェ公爵派のまともな貴族になった)から、これまでの苦労を労われ、妹さんの高価な薬代と長期休暇を与えられた。今は故郷で、家族水入らずの時を過ごしているという。
そして、私は。
公爵令嬢としての華やかな生活が戻ってきた。昼間は優雅にお茶会に参加し、貴族たちの噂話に耳を傾ける。しかし、夜になれば、私は令嬢のドレスを脱ぎ捨て、再び"花季"の姿で紅灯区の路地裏へと向かう。ミラベルの隠れ家は、今や「王都情報調査室・紅灯区支部」という立派な(?)看板が掲げられている。
カレルの行方は、まだ分からない。彼が残した「俺の"借り"は、まだ少し残ってる」という言葉の真意も。でも、きっとまた、ひょっこりと姿を現すだろう。その時、彼が敵なのか、味方なのか…それは、また別の物語。
昼は麗しの公爵令嬢として、王都の表の情報を集め、夜は王都情報調査官"花季"として、闇に潜む悪を監視する。
私は、私だけの居場所を見つけたのだ。
赤黒い月が去った王都の空に、今宵もまた、美しい月が昇る。
私は新たな仲間たちと共に、この愛すべき王都の平和を守るため、今日も表と裏の世界を、したたかに、そして華麗に駆け抜けていく。
「…終わったのね」
誰に言うともなく呟いた私の声は、ひどく掠れていた。肩の傷がズキズキと痛み、全身が鉛のように重い。ミラベルの『覚醒ドリンク』の効果も切れかかり、強烈な疲労感と、鼻歌を歌いたい衝動の名残だけが残っていた。
「ああ、終わった」
隣で、ヴォルフガング中佐が静かに頷いた。彼の堅い表情は少し和らいでいたが、その瞳には深い疲労の色が浮かんでいる。「君には、多くのことを聞かねばならない。そして、君の今後の処遇についても…国王陛下にご判断を仰ぐことになるだろう。それまで、リアナ嬢…いや、"花季"。君の身柄は、私が責任をもって預かる」
彼の言葉は、厳しい響きの中にも、どこか私を庇うような響きがあった。それは、監視であり、同時に、これ以上の危険から私を守るための保護なのだと、なぜか素直に理解できた。
ヴォルフガング中佐の計らいで、私は正式な事情聴取の前に、一旦ミラベルの隠れ家へ戻ることを許された。リナも心配して待っていてくれたらしく、隠れ家の扉を開けると、二人は泣きそうな顔で私に飛びついてきた。
「花季様ぁぁ! ご無事だったんですね! 心配で、心配で…!」
「リナも、ミラベルも、ありがとう。あなたたちのおかげよ」
三人はしばらく、言葉もなく抱き合っていた。ようやく訪れた安堵に、私も思わず涙が滲む。
「か、肩の傷、手当てしないと! 私の特製軟膏がありますから!」
ミラベルが取り出したのは、虹色に輝き、ミントと硫黄が混じったような、なんとも言えない香りを放つ軟膏だった。…これを塗るの? 本当に?
「大丈夫です! 傷は綺麗に治りますから! ただ、副作用で一週間くらい、傷跡が七色にキラキラ光っちゃいますけど!」
「…その副作用、致命的じゃないかしら!?」
私の悲鳴も虚しく、虹色の軟膏が肩に塗られる。ひんやりとした感触と共に、痛みが和らいでいくのは確かだった。…まあ、良しとしましょう。
数日後、王都は〇〇侯爵一派の失脚と、月蝕の夜の「小規模な賊の侵入事件(公式発表)」の話題で持ちきりだったが、少しずつ落ち着きを取り戻していた。そんな中、私の実家であるヴィルヘルhelm公爵家に、王宮からの正式な使者が訪れた。国王陛下からの召喚状だった。
私は、埃をかぶっていた公爵令嬢のドレスの中から、一番シンプルだが品のある一着を選んで身に纏った。虹色に輝く肩を隠すように、ショールを羽織る。鏡に映ったのは、少しやつれたけれど、紛れもない公爵令嬢リアナ・ヴィルヘルムの姿だった。ヴォルフガング中佐に伴われ王宮へ向かう道すがら、以前とは全く違う景色に見えた。
謁見の間に通されると、そこには国王陛下と、宰相の地位を守り抜いたジャルジェ公爵、そして制服姿のヴォルフガング中佐が待っていた。
国王陛下は、玉座から穏やかな眼差しで私を見つめた。
「面を上げよ、リアナ・ヴィルヘルム。この度の働き、誠に見事であった」
その言葉に、私は深く頭を下げた。
「そなたの追放処分は、〇〇侯爵のでっち上げであったことが明白となった。よって、ヴィルhelm公爵家の名誉は完全に回復され、追放処分も正式に撤回する」
国王の宣言に、私は静かに目をつむり、こみ上げるものを感じた。長かった戦いが、ようやく報われた瞬間だった。
ふと、国王陛下が楽しげに付け加えた。「それにしても、あの会議で見たネズミのワルツ…あれはなかなかの傑作であったな。芸術とは奥深いものよ」
隣でジャルジェ公爵が「は、はぁ…」と困惑した顔をしている。…陛下、あれは事故なんです!
そして、国王は私に、新たな役目を与えた。
「その類稀なる情報収集能力と行動力、眠らせておくのは惜しい。王都のために役立ててはくれぬか?」
それは、王家直属の特命職。「王都情報調査官」。紅灯区を含む、王都の裏社会の動向を監視し、直接国王に報告する、いわば“裏の目付”だ。これ以上ない、私にぴったりの役職だった。
後日、私の復権を知ったかつての友人(だったはず)の伯爵令嬢たちが、青い顔をして謝罪に訪れた。私は彼女たちを、屋敷の玄関先で、にこやかな笑顔のまま一蹴してやった。
「あら、ごきげんよう。でも、どなたでしたかしら? 私、存じ上げない方とはお話ししない主義ですの」
これ以上ない、完璧な「ざまぁ」だった。
仲間たちの未来にも、光が差していた。
ミラベルは、そのユニークすぎる才能を国王に(ネズミのワルツ込みで)気に入られ、王宮の錬金術研究所への推薦を受けた。もちろん、彼女は「花季様のお側が一番です!」と最初はごねたが、「王宮にいれば、もっとすごい発明品が作れるわよ」と説得し、今は私たちの「紅灯区支部」と王宮研究所を行き来している。
リナは、艶楼の新しい主人(ジャルジェ公爵派のまともな貴族になった)から、これまでの苦労を労われ、妹さんの高価な薬代と長期休暇を与えられた。今は故郷で、家族水入らずの時を過ごしているという。
そして、私は。
公爵令嬢としての華やかな生活が戻ってきた。昼間は優雅にお茶会に参加し、貴族たちの噂話に耳を傾ける。しかし、夜になれば、私は令嬢のドレスを脱ぎ捨て、再び"花季"の姿で紅灯区の路地裏へと向かう。ミラベルの隠れ家は、今や「王都情報調査室・紅灯区支部」という立派な(?)看板が掲げられている。
カレルの行方は、まだ分からない。彼が残した「俺の"借り"は、まだ少し残ってる」という言葉の真意も。でも、きっとまた、ひょっこりと姿を現すだろう。その時、彼が敵なのか、味方なのか…それは、また別の物語。
昼は麗しの公爵令嬢として、王都の表の情報を集め、夜は王都情報調査官"花季"として、闇に潜む悪を監視する。
私は、私だけの居場所を見つけたのだ。
赤黒い月が去った王都の空に、今宵もまた、美しい月が昇る。
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