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甘い罠と、外交官は嘘をつく
第21話 カーテンの裏の攻防と、踊る妖精のインク
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「――そこに、誰かいるのか?」
レオニード王子の静かな声が、まるで鋭利なガラスの破片のように、部屋の張り詰めた空気を切り裂いた。心臓が、肋骨の檻を突き破らんばかりに激しく跳ねる。分厚いビロードのカーテンの裏、闇に溶け込むように息を殺す私のすぐそばまで、彼の磨き上げられた革靴のつま先が見えた。
(まずいわ…! 気づかれた…!?)
冷や汗が背中を伝う。この距離では、どんな小さな物音も、呼吸の乱れさえも命取りになる。観劇帰りだというのに、彼の纏う空気には一切の緩みがなかった。むしろ、獲物を前にした狩人のような、冷たい緊張感が漂っている。
王子はゆっくりと、カーテンに手を伸ばそうとした。万事休すか。私が懐の短剣に手をかけ、最悪の事態――戦闘と強行突破――を覚悟した、その瞬間。私は咄嗟に、もう片方の手で懐からミラベル特製の『超小型☆盗聴魔導器・てんとう虫型』を取り出し、カーテンの隙間から、音を立てずにバルコニーの外へと放った。
てんとう虫は、プログラムされた通り、カサカサと微かな音を立ててバルコニーの壁を這い始める。
「…殿下、バルコニーの方で物音が」
いち早く気づいた側近の一人が、警戒の声を上げた。
王子の動きが止まる。彼はカーテンから手を離し、静かにバルコニーの方へ視線を向けた。
「…ネズミか。見苦しい。始末しておけ」
吐き捨てるような、冷たい声。それは、夜会で見せた穏やかな王子のものとは似ても似つかない、底冷えのする響きだった。
側近がバルコニーの様子を確かめに出ていく。王子の注意が逸れた、ほんの数秒の隙。私はその好機を逃さなかった。まるで影が床を滑るように、音もなくカーテンの裏から移動し、部屋の反対側にある大きな観葉植物の茂みへと身を隠す。
幸い、王子は側近からの「どうやら、虫か何かのようであります」という報告を聞くと、それ以上気にする様子もなく、書斎机の方へと向かった。
私は観葉植物の葉の隙間から、彼の背中を見つめる。彼は机の上の本を手に取り、隠し場所を確認すると、安堵したように息をついた。…やはり、あの本が彼の急所だったのね。
王子と残りの側近たちが、何やら小声で打ち合わせを始めた隙を突き、私は再び壁際の影を伝い、開いたままになっていた扉から、音もなく廊下へと抜け出した。
屋根の上まで戻り、冷たい夜風に身を晒した時、ようやく私は、止めていた息を大きく吐き出した。
(…寿命が、百年は縮んだわ…!)
全身が汗でじっとりと濡れている。だが、手の中には、王子の秘密を写し取った水晶板が、確かな重みを持っていた。私は遠ざかる迎賓館を振り返り、不敵な笑みを浮かべた。
(必ず、あなたの仮面を剥がしてあげるわ、レオニード殿下)
隠れ家に戻ると、ミラベルがフラスコを片手にうたた寝をしていた。私が持ち帰った証拠(瞬間記憶カメラ)を見ると、彼女は飛び起きて、すぐに分析に取り掛かってくれた。
『ミラクル☆プロジェクター(ポータブル版・映像がたまに波打つ!)』で壁に証拠を投影する。ミラベルは目を輝かせ、古代語と現代語がちゃんぽんになったような独り言を呟きながら、暗号の解読と設計図の分析を始めた。
「花季様、これは…エスターニア王家の古い暗号形式です! ですが、一部に現代の錬金術師が使う符丁が混じっています…! そしてこの設計図は…間違いありません、王宮の『中央魔導炉』のものです!」
数時間後、ミラベルは興奮気味に結論を告げた。
「解読できました! 『月蝕の夜、神の心臓を止める』と…!」
神の心臓…王都の全機能を支える、魔導炉の比喩に違いないわ。
「そしてこの設計図…古いものですが、魔力の流れを逆流させることで、炉心を暴走させるための、致命的な欠陥箇所がはっきりと記されています! ここを正確に突かれたら、魔導炉は…大爆発を起こします!」
ミラベルの言葉に、私は息を呑んだ。ただの機能停止ではない。王都そのものを破壊しかねない、大規模なテロ計画…!
事態の深刻さを悟った私は、翌日、ヴォルフガング中佐に極秘の接触を試みた。例の『踊る妖精のインク』で書いた手紙は、無事に彼の元へ届いたらしい。手紙の文字は、約束通り、奇妙なダンスを踊り始めて、元の筆跡は完全に消えていたという。(ミラベル曰く、手紙を受け取った中佐は、踊る文字を見て五分ほど固まっていたらしい。…ごめんなさい、中佐)
守備隊の詰所で、私は変装したまま、彼に全ての情報を伝えた。しかし、ヴォルフガング中佐の反応は、予想通り厳しいものだった。
「…信じがたい話だ。だが、君の情報には無視できないものがある。しかし"花季"、相手は和平の使者だ。その水晶板の映像とやらも、君が捏造したと言われればそれまでだ。確たる物証…犯行の瞬間でも押さえなければ、我々は動けん。下手に動けば、エスターニアに戦争の口実を与えるだけだ」
彼の言うことは、正論だった。正論すぎて、腹立たしいくらいに。国の規則と、目の前の危機。その間で葛藤する彼の苦悩が、その硬い表情からも見て取れた。
調査が行き詰まり、私が苛立ちを募らせていた、その夜。
まるで私の心を読んでいたかのように、紅灯区の路地裏で、あの男が待っていた。
「よう、麗しの令嬢スパイ。難しい顔してるじゃねぇか。外交問題ってやつは、規則に縛られたカタブツ軍人には荷が重くて、かなわねぇよな」
情報屋カレル。彼はどこからか、私の行動を全て見抜いていた。
「…何か知っているなら、教えなさい」
「おっと、怖いねぇ。まあ、安い情報だが、ヒントをやろうか?」
カレルはニヤリと笑い、私の耳元で囁いた。
「あの王子サマ、十年前の戦争で、目の前で母親と妹を、カルデアの魔導兵器で焼き殺されてる。それから、今回の大使団の中にはな、王子の息のかかった、腕利きの過激派錬金術師が紛れ込んでるらしいぜ。そいつが、『神の心臓』とやらを止めたがってるんじゃないのか?」
レオニード王子の動機――血塗られた過去に根差す、深い憎悪。
そして、陰謀の実行役となる、専門家の存在。
カレルの言葉で、これまでぼんやりとしていた敵の輪郭が、一気に鮮明になった。
「…貸しにしとくわ」
私はそれだけ言うと、カレルに背を向けた。
(厄介なこと、この上ないわね。でも…面白くなってきたじゃない)
私の唇に、獰猛な笑みが浮かぶ。敵の正体が見えたのなら、あとはその尻尾を掴んで、白日の下に引きずり出すだけだ。
私は次なる一手について思考を巡らせながら、紅灯区の夜の闇へと溶けていった。
レオニード王子の静かな声が、まるで鋭利なガラスの破片のように、部屋の張り詰めた空気を切り裂いた。心臓が、肋骨の檻を突き破らんばかりに激しく跳ねる。分厚いビロードのカーテンの裏、闇に溶け込むように息を殺す私のすぐそばまで、彼の磨き上げられた革靴のつま先が見えた。
(まずいわ…! 気づかれた…!?)
冷や汗が背中を伝う。この距離では、どんな小さな物音も、呼吸の乱れさえも命取りになる。観劇帰りだというのに、彼の纏う空気には一切の緩みがなかった。むしろ、獲物を前にした狩人のような、冷たい緊張感が漂っている。
王子はゆっくりと、カーテンに手を伸ばそうとした。万事休すか。私が懐の短剣に手をかけ、最悪の事態――戦闘と強行突破――を覚悟した、その瞬間。私は咄嗟に、もう片方の手で懐からミラベル特製の『超小型☆盗聴魔導器・てんとう虫型』を取り出し、カーテンの隙間から、音を立てずにバルコニーの外へと放った。
てんとう虫は、プログラムされた通り、カサカサと微かな音を立ててバルコニーの壁を這い始める。
「…殿下、バルコニーの方で物音が」
いち早く気づいた側近の一人が、警戒の声を上げた。
王子の動きが止まる。彼はカーテンから手を離し、静かにバルコニーの方へ視線を向けた。
「…ネズミか。見苦しい。始末しておけ」
吐き捨てるような、冷たい声。それは、夜会で見せた穏やかな王子のものとは似ても似つかない、底冷えのする響きだった。
側近がバルコニーの様子を確かめに出ていく。王子の注意が逸れた、ほんの数秒の隙。私はその好機を逃さなかった。まるで影が床を滑るように、音もなくカーテンの裏から移動し、部屋の反対側にある大きな観葉植物の茂みへと身を隠す。
幸い、王子は側近からの「どうやら、虫か何かのようであります」という報告を聞くと、それ以上気にする様子もなく、書斎机の方へと向かった。
私は観葉植物の葉の隙間から、彼の背中を見つめる。彼は机の上の本を手に取り、隠し場所を確認すると、安堵したように息をついた。…やはり、あの本が彼の急所だったのね。
王子と残りの側近たちが、何やら小声で打ち合わせを始めた隙を突き、私は再び壁際の影を伝い、開いたままになっていた扉から、音もなく廊下へと抜け出した。
屋根の上まで戻り、冷たい夜風に身を晒した時、ようやく私は、止めていた息を大きく吐き出した。
(…寿命が、百年は縮んだわ…!)
全身が汗でじっとりと濡れている。だが、手の中には、王子の秘密を写し取った水晶板が、確かな重みを持っていた。私は遠ざかる迎賓館を振り返り、不敵な笑みを浮かべた。
(必ず、あなたの仮面を剥がしてあげるわ、レオニード殿下)
隠れ家に戻ると、ミラベルがフラスコを片手にうたた寝をしていた。私が持ち帰った証拠(瞬間記憶カメラ)を見ると、彼女は飛び起きて、すぐに分析に取り掛かってくれた。
『ミラクル☆プロジェクター(ポータブル版・映像がたまに波打つ!)』で壁に証拠を投影する。ミラベルは目を輝かせ、古代語と現代語がちゃんぽんになったような独り言を呟きながら、暗号の解読と設計図の分析を始めた。
「花季様、これは…エスターニア王家の古い暗号形式です! ですが、一部に現代の錬金術師が使う符丁が混じっています…! そしてこの設計図は…間違いありません、王宮の『中央魔導炉』のものです!」
数時間後、ミラベルは興奮気味に結論を告げた。
「解読できました! 『月蝕の夜、神の心臓を止める』と…!」
神の心臓…王都の全機能を支える、魔導炉の比喩に違いないわ。
「そしてこの設計図…古いものですが、魔力の流れを逆流させることで、炉心を暴走させるための、致命的な欠陥箇所がはっきりと記されています! ここを正確に突かれたら、魔導炉は…大爆発を起こします!」
ミラベルの言葉に、私は息を呑んだ。ただの機能停止ではない。王都そのものを破壊しかねない、大規模なテロ計画…!
事態の深刻さを悟った私は、翌日、ヴォルフガング中佐に極秘の接触を試みた。例の『踊る妖精のインク』で書いた手紙は、無事に彼の元へ届いたらしい。手紙の文字は、約束通り、奇妙なダンスを踊り始めて、元の筆跡は完全に消えていたという。(ミラベル曰く、手紙を受け取った中佐は、踊る文字を見て五分ほど固まっていたらしい。…ごめんなさい、中佐)
守備隊の詰所で、私は変装したまま、彼に全ての情報を伝えた。しかし、ヴォルフガング中佐の反応は、予想通り厳しいものだった。
「…信じがたい話だ。だが、君の情報には無視できないものがある。しかし"花季"、相手は和平の使者だ。その水晶板の映像とやらも、君が捏造したと言われればそれまでだ。確たる物証…犯行の瞬間でも押さえなければ、我々は動けん。下手に動けば、エスターニアに戦争の口実を与えるだけだ」
彼の言うことは、正論だった。正論すぎて、腹立たしいくらいに。国の規則と、目の前の危機。その間で葛藤する彼の苦悩が、その硬い表情からも見て取れた。
調査が行き詰まり、私が苛立ちを募らせていた、その夜。
まるで私の心を読んでいたかのように、紅灯区の路地裏で、あの男が待っていた。
「よう、麗しの令嬢スパイ。難しい顔してるじゃねぇか。外交問題ってやつは、規則に縛られたカタブツ軍人には荷が重くて、かなわねぇよな」
情報屋カレル。彼はどこからか、私の行動を全て見抜いていた。
「…何か知っているなら、教えなさい」
「おっと、怖いねぇ。まあ、安い情報だが、ヒントをやろうか?」
カレルはニヤリと笑い、私の耳元で囁いた。
「あの王子サマ、十年前の戦争で、目の前で母親と妹を、カルデアの魔導兵器で焼き殺されてる。それから、今回の大使団の中にはな、王子の息のかかった、腕利きの過激派錬金術師が紛れ込んでるらしいぜ。そいつが、『神の心臓』とやらを止めたがってるんじゃないのか?」
レオニード王子の動機――血塗られた過去に根差す、深い憎悪。
そして、陰謀の実行役となる、専門家の存在。
カレルの言葉で、これまでぼんやりとしていた敵の輪郭が、一気に鮮明になった。
「…貸しにしとくわ」
私はそれだけ言うと、カレルに背を向けた。
(厄介なこと、この上ないわね。でも…面白くなってきたじゃない)
私の唇に、獰猛な笑みが浮かぶ。敵の正体が見えたのなら、あとはその尻尾を掴んで、白日の下に引きずり出すだけだ。
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