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第二章 お菓子外交と国際品評会編
第12話 キラキラ王都と、カチコチギルド長
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数日間の快適な(アルト様の周到な準備と、フローラの船酔い知らずの元気さのおかげだ)船旅を経て、私たちの船はついに隣国アストリア王国の王都ルミナスへと入港した。
「うっわぁあああ! マティルド様、見てください! でっっっかい! きっれーーい!」
私の隣で、フローラが目を皿のようにして叫んでいる。無理もない。港から見える王都の姿は、私たちのディルフィアとは比べ物にならないほど壮麗だったのだ。白い石造りの建物が整然と立ち並び、運河には優雅なゴンドラが行き交い、空には色とりどりの旗がはためいている。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだみたいだ。
「ほんと…すごいわね。ディルフィアも素敵だけど、また違った魅力があるわ」
「ですです! それに、なんかいい匂いしません? あっちの角のお店、絶対美味しいお菓子売ってますよ! ね、アルト様!」
「…フローラ、今は公務中です。個人的な食料探索は後ほどにしてください」
相変わらず冷静なアルト様は、周囲の華やかさにも一切動じることなく、既に手にした地図と街並みを見比べ、情報収集を開始している。さすがだ。
タラップを降りると、そこには…いた。満面の、それはもう満面の笑みを浮かべたレオニード王太子殿下が、きらびやかな衣装の側近たちを引き連れて、私たちを待っていたのだ。
「マティルド嬢! よくぞ、本当によくぞ来てくれた!」
公式な挨拶もそこそこに、彼は私の手を取り(!)ぶんぶんと上下に振る。うわ、近い近い!
「君のタルトがない日々は、まるで夜空から星が消えたようだった! 君がいないディルフィアなんて、クリープを入れないコーヒー…いや、それは違うか。とにかく、君が来てくれて、アストリアの未来は明るい!」
「で、殿下、その、恐縮です…」
あまりの熱烈歓迎ぶりに、私の顔はきっとリンゴみたいに赤くなっているだろう。助けを求めるようにアルト様を見ると、彼は深いため息をつきながら、レオニード殿下の肩をそっと叩いた。
「殿下。公式な歓迎のご挨拶をお願いいたします。各国の使節団もご覧になっておりますぞ」
「おっと、そうだったな。ごほん」
レオニード殿下は慌てて咳払いをすると、王太子としての威厳を取り繕い、改めて私たちを歓迎する言葉を述べた。…まあ、その言葉の端々にも、いかにマティルド嬢の菓子が素晴らしいか、という熱弁が漏れ出ていたのは、ご愛嬌ということにしておこう。
王宮で催された歓迎式典は、それはもう盛大なものだった。見たこともないような豪華な料理(フローラは目を輝かせて片っ端から味見していた)、美しい音楽、そして集まったアストリアの貴族たち。私は背筋を伸ばし、「聖女スイーツ令嬢」の名に恥じぬよう、精一杯の笑顔で挨拶をこなした。けれど、きらびやかなドレスや宝飾品に身を包んだ貴婦人たちの中には、明らかに私を値踏みするような、冷ややかな視線を送ってくる者もいる。…ふふ、望むところだわ。美味しいお菓子で、そのツンとしたお顔をデレさせてみせますからね!
そんな式典の喧騒の中、レオニード殿下が「ぜひ紹介したい方がいる」と、一人の老人を私の元へ連れてきた。真っ白な髭を蓄え、背筋をピンと伸ばし、いかにも「職人」といった風情の、厳格そうな顔つきの老人だ。
「マティルド嬢、こちらがアストリア菓子ギルド長の、オーギュスト卿だ。我が国の菓子文化の、まさに生き字引のようなお方だよ」
「マティルド・フォン・グリュースと申します。オーギュスト卿、お目にかかれて光栄ですわ」
私が淑女の礼をとると、オーギュスト卿は私を上から下までじろりと眺め、そして、ふん、と一つ鼻を鳴らした。…え、それだけ?
場所を移し、王宮の一室でオーギュスト卿と正式に面会することになった。重厚な調度品に囲まれた部屋で、彼はアストリア菓子の輝かしい歴史と、その伝統を守ることの重要性について、延々と、それはもう延々と語り始めた。その言葉の端々には、「ディルフィアから来た若輩者の小娘に、この神聖な領域を掻き回されては迷惑だ」という本音が、透けて見えまくっている。
「…というわけで、マティルド嬢。貴殿の評判は聞き及んではおりますが、アストリアのやり方は、ディルフィアのそれとは根本的に異なるのです。軽々しく改革などとお考えにならぬよう、お願いしたい」
「まあ、オーギュスト卿。その素晴らしい伝統、ぜひ私にも学ばせていただきたいですわ。もちろん、伝統を軽んじるつもりなど毛頭ございません。ただ、ほんの少し、ディルフィアで培ったささやかな知恵も、何か皆様のお役に立てるかもしれませんでしょう?」
私は、にっこりと満面の笑みを浮かべて応じた。内心(うわー、絵に描いたような頑固ジジ…いえ、職人気質の御方だわ。これは手強い。攻略難易度、星5つね。まずは、胃袋から…いえ、信頼を得るところから始めないと)。
「ははは、オーギュスト卿もマティルド嬢も、実に熱心だな! きっと素晴らしい協力ができるに違いない! ねえ、マティルド嬢、今度卿に、例の、あの絶品のタルトを…」
また始まった、とばかりにアルト様がレオニード殿下の背後から無言の咳払いを発射する。殿下は「おっと」と口をつぐんだ。まったく、この王太子様は…。
「むー! あのジイさん、絶対マティルド様のお菓子の美味しさを知らないんですよ! 許せません! 今度、あたしがこっそり新作を食べさせてギャフンと言わせてやりましょうか!」
私の後ろで、フローラが小さな声で(でもはっきりと)息巻いている。その隣では、アルト様がこめかみを押さえながら、「…要注意人物です、マティルド様。オーギュスト卿の影響力はギルド内で絶大。迂闊な言動は控え、まずは信頼を得ることに専念しましょう。焦りは禁物です」と、冷静に(しかし、どこか疲れた声で)進言してくれた。
華やかな歓迎の裏で、早速見え隠れする厄介な壁。アストリアでの任務は、思った以上に前途多難かもしれない。でも、まあ、いいか。どんなに頑固な人だって、美味しいお菓子を前にしたら、きっと少しは態度が和らぐはずだもの。
「ふふ、腕が鳴るわね」
私は、これから始まるであろう新たな挑戦と、そしてアストリアの未知なるスイーツとの出会いに、胸を高鳴らせるのだった。…アルト様が、そっと懐から小さな小瓶を取り出して何か飲んでいるのが見えたけれど。うん、きっと気のせいだ。絶対に。
「うっわぁあああ! マティルド様、見てください! でっっっかい! きっれーーい!」
私の隣で、フローラが目を皿のようにして叫んでいる。無理もない。港から見える王都の姿は、私たちのディルフィアとは比べ物にならないほど壮麗だったのだ。白い石造りの建物が整然と立ち並び、運河には優雅なゴンドラが行き交い、空には色とりどりの旗がはためいている。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだみたいだ。
「ほんと…すごいわね。ディルフィアも素敵だけど、また違った魅力があるわ」
「ですです! それに、なんかいい匂いしません? あっちの角のお店、絶対美味しいお菓子売ってますよ! ね、アルト様!」
「…フローラ、今は公務中です。個人的な食料探索は後ほどにしてください」
相変わらず冷静なアルト様は、周囲の華やかさにも一切動じることなく、既に手にした地図と街並みを見比べ、情報収集を開始している。さすがだ。
タラップを降りると、そこには…いた。満面の、それはもう満面の笑みを浮かべたレオニード王太子殿下が、きらびやかな衣装の側近たちを引き連れて、私たちを待っていたのだ。
「マティルド嬢! よくぞ、本当によくぞ来てくれた!」
公式な挨拶もそこそこに、彼は私の手を取り(!)ぶんぶんと上下に振る。うわ、近い近い!
「君のタルトがない日々は、まるで夜空から星が消えたようだった! 君がいないディルフィアなんて、クリープを入れないコーヒー…いや、それは違うか。とにかく、君が来てくれて、アストリアの未来は明るい!」
「で、殿下、その、恐縮です…」
あまりの熱烈歓迎ぶりに、私の顔はきっとリンゴみたいに赤くなっているだろう。助けを求めるようにアルト様を見ると、彼は深いため息をつきながら、レオニード殿下の肩をそっと叩いた。
「殿下。公式な歓迎のご挨拶をお願いいたします。各国の使節団もご覧になっておりますぞ」
「おっと、そうだったな。ごほん」
レオニード殿下は慌てて咳払いをすると、王太子としての威厳を取り繕い、改めて私たちを歓迎する言葉を述べた。…まあ、その言葉の端々にも、いかにマティルド嬢の菓子が素晴らしいか、という熱弁が漏れ出ていたのは、ご愛嬌ということにしておこう。
王宮で催された歓迎式典は、それはもう盛大なものだった。見たこともないような豪華な料理(フローラは目を輝かせて片っ端から味見していた)、美しい音楽、そして集まったアストリアの貴族たち。私は背筋を伸ばし、「聖女スイーツ令嬢」の名に恥じぬよう、精一杯の笑顔で挨拶をこなした。けれど、きらびやかなドレスや宝飾品に身を包んだ貴婦人たちの中には、明らかに私を値踏みするような、冷ややかな視線を送ってくる者もいる。…ふふ、望むところだわ。美味しいお菓子で、そのツンとしたお顔をデレさせてみせますからね!
そんな式典の喧騒の中、レオニード殿下が「ぜひ紹介したい方がいる」と、一人の老人を私の元へ連れてきた。真っ白な髭を蓄え、背筋をピンと伸ばし、いかにも「職人」といった風情の、厳格そうな顔つきの老人だ。
「マティルド嬢、こちらがアストリア菓子ギルド長の、オーギュスト卿だ。我が国の菓子文化の、まさに生き字引のようなお方だよ」
「マティルド・フォン・グリュースと申します。オーギュスト卿、お目にかかれて光栄ですわ」
私が淑女の礼をとると、オーギュスト卿は私を上から下までじろりと眺め、そして、ふん、と一つ鼻を鳴らした。…え、それだけ?
場所を移し、王宮の一室でオーギュスト卿と正式に面会することになった。重厚な調度品に囲まれた部屋で、彼はアストリア菓子の輝かしい歴史と、その伝統を守ることの重要性について、延々と、それはもう延々と語り始めた。その言葉の端々には、「ディルフィアから来た若輩者の小娘に、この神聖な領域を掻き回されては迷惑だ」という本音が、透けて見えまくっている。
「…というわけで、マティルド嬢。貴殿の評判は聞き及んではおりますが、アストリアのやり方は、ディルフィアのそれとは根本的に異なるのです。軽々しく改革などとお考えにならぬよう、お願いしたい」
「まあ、オーギュスト卿。その素晴らしい伝統、ぜひ私にも学ばせていただきたいですわ。もちろん、伝統を軽んじるつもりなど毛頭ございません。ただ、ほんの少し、ディルフィアで培ったささやかな知恵も、何か皆様のお役に立てるかもしれませんでしょう?」
私は、にっこりと満面の笑みを浮かべて応じた。内心(うわー、絵に描いたような頑固ジジ…いえ、職人気質の御方だわ。これは手強い。攻略難易度、星5つね。まずは、胃袋から…いえ、信頼を得るところから始めないと)。
「ははは、オーギュスト卿もマティルド嬢も、実に熱心だな! きっと素晴らしい協力ができるに違いない! ねえ、マティルド嬢、今度卿に、例の、あの絶品のタルトを…」
また始まった、とばかりにアルト様がレオニード殿下の背後から無言の咳払いを発射する。殿下は「おっと」と口をつぐんだ。まったく、この王太子様は…。
「むー! あのジイさん、絶対マティルド様のお菓子の美味しさを知らないんですよ! 許せません! 今度、あたしがこっそり新作を食べさせてギャフンと言わせてやりましょうか!」
私の後ろで、フローラが小さな声で(でもはっきりと)息巻いている。その隣では、アルト様がこめかみを押さえながら、「…要注意人物です、マティルド様。オーギュスト卿の影響力はギルド内で絶大。迂闊な言動は控え、まずは信頼を得ることに専念しましょう。焦りは禁物です」と、冷静に(しかし、どこか疲れた声で)進言してくれた。
華やかな歓迎の裏で、早速見え隠れする厄介な壁。アストリアでの任務は、思った以上に前途多難かもしれない。でも、まあ、いいか。どんなに頑固な人だって、美味しいお菓子を前にしたら、きっと少しは態度が和らぐはずだもの。
「ふふ、腕が鳴るわね」
私は、これから始まるであろう新たな挑戦と、そしてアストリアの未知なるスイーツとの出会いに、胸を高鳴らせるのだった。…アルト様が、そっと懐から小さな小瓶を取り出して何か飲んでいるのが見えたけれど。うん、きっと気のせいだ。絶対に。
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